銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

休むより辞めよ

2009-09-23 18:01:41 | 大相撲観測日誌
 平成二十一年九月(秋)場所(於・國技館)は十一日目。

  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・三段目
 男女ノ里(西3)は照東に敗れて負け越し、幕下昇進は夢と消えた。横綱の連勝を分けて欲しい…。


・幕下
 旭秀鵬(東55)が5勝目。
 三段目全勝の水口を破って、魁聖6連勝。
 李(西40)が勝ち越し、また上位を狙う。
 全勝対決は、十枚目経験のある大雷童(西22)を臥牙丸が下して6連勝。そして十枚目に王手。
 仲の国(西6)が隆の山(西4)を一気に押し倒し、先に勝ち越し。隆の山は五分になったが、関取は遠そう。
 駿河司(東4)が中西を寄り切って5勝目。
 華王錦(西3)を寄り切って、宮本(西2)が勝ち越し。昇進枠は…?
 動き回って上林(東2)を突き落とし、蒼国来(西筆頭)が五分に踏み止まった。まずは勝ち越さなければお話にならない。上林は負け越して、関取復帰はならず。
 武甲(西5)を押し出し、琴禮(東筆頭)も五分で残った。昇進争いは、今場所も厳しい戦いである。

☆6戦全勝
 臥牙丸(東10)・魁聖(西46)


・十枚目(十両)
 十文字に一方的に敗れ、若天狼黒星先行。
 光龍が一気に押し出し、5勝目。新十枚目の徳真鵬(西12)負け越し。
 白馬の上手投げに屈し、隠岐の海勝ち越しならず。
 新十枚目の星風は霧の若を寄り切り、4勝目。
 琴春日の掬い投げに敗れ、豊桜3敗。
 部屋の大関に続き、千代白鵬も休場で負け越し。休場明けの旭南海が不戦勝で、1場所に■と□が付く椿事。
 土佐ノ海をうまく送り出して、山本山7勝目。
 白乃波も休場で、戦わずして玉鷲が2敗を守る。
 今日から復帰の春日錦、瀬川に寄り倒されて危ない負け方。再出場や途中休場が混在して、良く分からない状態であるが、何より今日は関取以上の不戦が3番もあるとは…。

☆2敗
 玉鷲(東筆頭)
☆3敗
 豊桜(東13)
☆4敗
 山本山(西2)・安壮富士(東8)・大翔湖(西13)・境澤(東14)・隠岐の海(西14)


 今日も庄之助親方は休場。西・朝青龍の土俵入りは、三役行司の庄三郎さんが先導。誰よりも緊張しそうであるが、観客は横綱に注目するのが救い? かも。


・幕内
 栃乃洋を押し出して、若の里勝ち越し。栃乃洋の退潮傾向が気になるが…(西12で9敗目)。
 春日王の蹴手繰りで、普天王バッタリ7敗目。
 垣添が突っかけて、2回目も早いが成立。将司を押し出し、11日目で勝ち越し。
 栃煌山が攻めるが、苦しい体勢。案の定武州山に突き落とされて、勝ち越しはお預け。
 黒海が真っ直ぐ寄り切って5勝目。霜鳳負け越し。
 北勝力を寄り切って、高見盛は白星先行。
 玉飛鳥が出るところ、体を入れ替えて寄る豊真将。玉飛鳥のうっちゃりが決まったが、物言い。団扇の通りで、豊真将はまた黒星先行。
 逃げる阿覧を押し出し、嘉風7勝目。
 土佐豊をがっちり寄り倒し、豪栄道白星先行。

 後半戦に初登場の猛虎浪。豊ノ島に転がされて、7敗目。
 雅山が出るところ、安美錦が引き落して4勝目。
 大関・横綱には連敗したが、稀勢の里を堂々と寄り切り。これで勝ち越し、敢闘賞が見えた?

 千代大海が休場し、琴光喜は労せず9勝目。大海本人としては、もう引退に気持ちは傾いているのだろう…が、それは“大横綱”が許さない。「大関の名を汚さぬよう」精進するのは、本人だけではないはずだが? ここまで生きながらえていて、「汚さぬ」とは、とても思えない。
 ノッポと巨人の対戦。琴欧洲をガバッと叩き込み、欧洲はあっけなく3敗目。把瑠都が9勝2敗で、これは今後に向けての足掛かりか?

 日馬富士と朝青龍。力のこもった一戦だが、そこは横綱。上手投げで力を見せつけ、11連勝とした。これは、優勝だけでなく、全勝も狙える?
 魁皇を寄り切って、白鵬は1敗で続く。

☆全勝
 朝青龍(横綱)
☆1敗
 白鵬(横綱)

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最後の二日間

2009-09-23 01:11:05 | めいたんていコナン…など
 9月19日放送の『名探偵コナン』は、第547話「犯人との二日間 (一日目)」が放送された。時間移動後、初めてリアルタイムで観た。

 名探偵コナン公式バナーよみうりテレビの公式ページ

 小学館の公式ページ

 東京ムービーの『コナン』ページ


「犯人との二日間 (一日目)」
 放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。

 夜の公園でソフト開発会社の社長、恩田和美(おんだかずみ)にお金を要求する大嶺良介(おおみねりょうすけ)。大嶺は恩田が人気ゲームで大儲けしたにも拘わらず、友人である開発者、金山誠一(かなやませいいち)への報奨金が僅かだった事に激怒していた。大嶺は断られると拳銃を撃って恩田を殺害する。
 蘭、園子とショッピングモールにやってきたコナンは事件に遭遇。拳銃を持った犯人が5歳の結城佳代子(ゆうきかよこ)を誘拐したのだ。コナンは駐車場で佳代子を救出するが、犯人の大嶺は代わりにコナンを車に乗せて逃走。コナンはラジオのニュースで大嶺が殺人犯である事を知る。目暮警部らは大嶺が殺人犯だと小五郎らに報告。大嶺の犯行は公園の監視カメラが捉えていたのだ。
 大嶺にビルの機械室へと連れてこられたコナン。コナンはさりげなく大嶺に抱きついて拳銃を持っていない事を確認すると隙を突いて逃げ出す。そしてコナンが廊下に飛び出すと突然電気が消えて暗闇に。その直後、サイレンサーの鈍い銃声が響き、コナンを床に押しつけて庇った大嶺が銃で撃たれる。
この後、大嶺はコナンを連れて一室に逃げ込んだ後、窓から外に脱出する。コナンは大嶺に携帯を借りて着信履歴を確認。一番新しい履歴が上宮桃子(うえみやももこ)、その前が金山だった。この後、コナンは阿笠に連絡を入れる。 その頃、小五郎は大嶺と中学の同級生だった金山を訪ねる。金山が恩田の悪口を言いまくったため、大嶺は犯行に及んだという。
 小五郎が話を聞いているとPCのチャットが開き、画面に桃子が映し出される。金山は秘書の桃子も大嶺の共犯かも知れないと証言。桃子は恩田から金を引っ張っていたという。さらに金山は副社長の神田智(かんださとし)の共犯の可能性も示唆。神田は恩田からパワハラを受けていたというのだ。小五郎は金山も怪しいと金山自身に言い放ってその場を後に。その頃、コナンと大嶺は…。


 サブタイトルが「(前編)」・「(後編)」ではなく、初の試みとして「(一日目)」などとなっているが、実質的には前後編である。

 園子の陰謀(笑)によって連れられて来たコナン。ここで刑事たちを目撃したのが運の尽き。見事にコナンが巻き込まれてしまった。まあ、それによって解決が早まるのであれば、まあ良いか、と。

 大嶺が誤って恩田を撃つ。ここがポイントなのだろう。監視カメラには、確かに大嶺が撃ったように見える。

 一方の小五郎。蘭から状況を聞いて、原因を作った金山を探り当てる。
 それにしても、いくら同級生だったとはいえ、まったく他人である金山のために恩田に談判し…というのは、不自然である。自分のために殺人を犯したというのに、金山は知らん顔。新キャラも出て来た。

 誘拐された女の子の代わり(?)に、“殺人犯”と同行し、閉じ込められることになったコナン。しかし、どうもおかしい。で、刑事から逃げるのを主導する。大嶺も、なぜか従っている。阿笠博士の助けで、まずは移動。

 さてさて、真相はどうなのか。


 それはともかく、当日視聴ながら、結局書くのが遅れてしまった原因がある。
 上記、YTVサイトより、全文転載(「『名探偵コナン』毛利小五郎役の声優・神谷明さん卒業のお知らせ」)。

 「名探偵コナン」は来年の1月で放送15年目を迎えます。多くのファンの皆様に支えられ、テレビも映画も変わらぬ人気を保っている、日本の数あるアニメーション作品の中でも極めて存在感のある番組に成長させていただきました。
 その立役者の一人、毛利小五郎役の声優・神谷明さんがこのたび9月26日(土)の放送を持ちまして、番組を卒業されることになりました。お互いにとってベストな選択をしようと何度も話し合いを重ねてきた結果、今回の結論に至りました。
 神谷さんといえば、普段の毛利小五郎と眠りの小五郎という、2つの人間性を見事に演じ分ける名演技を確立され、「オッホン!」から始まる、そのしゃがれた声は誰からも親しまれています。
 その役を後進に譲られ、ベテランとしてこの業界を支えていかれる神谷さんを、番組とスタッフ一同、温かく見送りたいと思っています。
なお後任の発表については、10月28日(水)発売の「週刊 少年サンデー」誌上にて行う予定です。
今後とも、「名探偵コナン」の応援、よろしくお願いします。



 それに先駆けて、神谷さんのブログ「神谷明の屁の突っ張りはいらんですよ!!」の、9月18日付の記事では、ご本人が次のように書いている(「起きてからでは遅いので。」より一部分。空白行は原文のまま)。

ファンの皆様にご報告いたします。


私神谷 明は、昨日をもって名探偵コナン の毛利小五郎役を解かれました。


理由などは、詳しくお伝えすることは出来ませんが、契約上の問題と、信・義・仁の問題とだけ申し述べたいと存じます。


ここでも以前申し上げましたとおり、今回の事に関しては、ひとえに私の不徳の致すところであります。


ファンの皆様にはそのご期待を裏切る結果となり、申し訳なさで一杯です。



 YTVは「卒業」、神谷さんは「解かれました」とある。まあ、YTVが金を出しているので、従わないから“では、さようなら”ということなのだろう。
 神谷さんの存在は、もはや『コナン』の小五郎だけではなく、主役を務められた『キン肉マン』や『シティーハンター』の印象も強く、日本のアニメ界にとって、なくてはならない存在と言える。「契約上の問題」で、切り捨てて良いわけがない。

 ただし、この記事によってあまりにもコメントが集まり、また、ネットのニュースサイトにも記事が上がってしまった。しかし、神谷さん自身、様々な意見が集まって(あるいは、集まったからこそ)、さっぱりと「卒業」されるように見受けられる。

 何だかんだ言ったところで、次回しか神谷さんの小五郎は聴けないので、何を置いても見逃すわけには行かない。

 神谷さんが“卒業”させられたとして、次は誰が“卒業”させられるのか。こういうことをしでかす作品が、このまま長く続くとは思えない。さて?


 9月26日は、第548話「犯人との二日間 (二日目)」の予定。あらすじは下記のとおり。
 コナンは大嶺が拳銃を捨てたビル敷地内を調べ、誰かが動き回った足跡に気付く。この後、コナンはビル屋上の全自動窓拭き機付近で大嶺の拳銃を発見。大嶺が投げ捨てた拳銃はビルの壁にぶつかった後、窓拭き機の強力な磁石に張り付いたのだ。阿笠は拳銃を調べ、全ての弾丸が空砲と判明。コナンは大嶺が空砲を撃った瞬間、真犯人が本物の拳銃を撃ち、恩田を殺害したと推理して…。

 わたしは、事実上の最終回だと思います。

10月3日は、第549話「回転寿司ミステリー (前編)」
10月10日は、第550話「回転寿司ミステリー (後編)」

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