2014.09.30(火)、四国の旅の二日目、この日の最後の訪問先は桂浜だ。
この四国周遊の旅を最初に計画した時のメインテーマ(?)は、ここ桂浜と四万十川であったが、四万十川に行くには、高速道路のまだ開通してない部分があるために、車で走るばかりの旅になり、効率が極めて低く、体力の衰えた今は無理としたので、今回の旅はここ桂浜がメインとなったのである。
高知には現役時代にセメント工場に出張できて、高知市内で一泊して翌朝帰ったことがあり、これが唯一の訪問だったので、もう一度来てみたかったし、それよりも何よりも、坂本龍馬に会いたかったのだが、ようやく実現することになったので、ここに来る意味は大きいと思っている。
桂浜公園の駐車場 駐車料:¥400

「坂本龍馬像」 (背面)
遠くを見つめる像の高さは5.25m、台座8m、総高15m 台地の高さは15m程度であるから、海面からは30mほどになる、思ったより大きな像であった。

懐に入れた手は、ピストルに手をかけているのであろうか?。この像はよく目にする竜馬の写真をもとに作られたそうであるが、決定的に違うのは足の状態である。写真では組んでいるように見えるが、この像はしっかりと大地を踏みしめているようだ。

江戸時代には勝浦浜村という村があったようで、カツウラがいつしかカツラと転化し、月の名所であることから、月に生えると言われる「桂」の字が当てられ「桂浜」となったとか。土佐藩主の命名との説もありとか。
”月の名所”と歌にもある桂浜のだ!。 この浜は波が荒く大波が来たり、大きく引いたりするので、遊泳禁止の立札が立てられている。知らない観光客が浜辺に降りると、すぐに危険だから波打ち際から離れるようアナウンスが流れる。

「海津見(わたつみ)神社」 別名:龍王宮

波打ち際では時として、高く波しぶきが上がる。

「坂本龍馬記念館」
入館料 ¥500

展示品は書簡がほとんどであるが、刀やピストルもあるが、館内はすべて撮影禁止であった。

「咸臨丸」ではないと思うが、名前を調べてくるのを忘れた!。

四国の旅、二日目のお泊まりは高知市内。今日はこんぴらさんで体力を消耗したので、17時丁度にホテルにチェックイン。・・・は言い訳で、実のところは、”鰹のタタキ”で早く一杯やりたかったのだ。
ホテルを出たすぐのところがはりまや橋。

近くの商店街にある「ねぼけ」と言う、土佐料理の店に入り、”鰹たたき(¥1200/4きれ)”と”焼き鯖すし(¥850/4貫)”が夕食であったが、十数年以上久々の鰹、しかも本場中の本場、美味くないはずはなかった。
はりまや橋の袂では、かんざしを売っていたが、”坊さん”が買うのは見られなかった。

川はこの先の道路で行き止まりになっており、今は川でなく池であった。

はりまや橋を中心とした、広い道路を挟んで細長く東西に延びる「はりまや公園」。しかし、ダンボールを持ち込んでここを”ねぐら”とする人を見せられて、若干気落ちするのはやむを得ないことであった。

鰹の味を思い出す間もなく、”ばたんきゅー”で眠りについた。今日の走行距離は190Kmであったが、歩行数は11000を超えていた。お蔭で夢をも見ずにひたすら眠った!。ここまでの車の走行距離607Km.
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