本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

生きるコント

2010-05-16 06:53:34 | Weblog
■本
38 生きるコント/大宮 エリー
39 「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本/竹下 さくら
40 ネオ・デジタルネイティブの誕生/橋元 良明

38 大宮エリーさんの映像作品はスピッツのPVぐらいしか観たことがなかったのですが、以前に見た「めざましテレビ」でのインタビューで、興味深い人だと思ったので読みました。ここ数年読んだエッセイの中で一番おもしろかったです。こんな風に人をポジティブな気分にさせる、クリエイティビティを持っている人が本当にうらやましいです。僕はネガティブな気分にさせるクリエイティビティはかなりのものだと自負しているのですが、そこからは何も生まれませんし。大宮さんの才能に嫉妬してしまうかもしれませんが、男女を問わずお勧めです。

39 引き続き家購入に向けて勉強中です。出版年が新しいことと、物件選びから資金計画まで網羅的に書かれてそうなので選びました。住宅ローン減税などの最近の情報も含めてわかりやすく書かれているので、目的は達成できました。タイトルに嘘はないいい本だと思います。

40 非常に乱暴に議論を単純化すると、ものごころがついたときにパソコンが身近にある世代(76世代)はパソコンを、ケータイが身近にある世代(86世代)はケータイを、動画再生可能で通信機能のある高機能携帯ゲーム機が身近にある世代(96世代)は携帯ゲーム機や動画の持ち運びを、ごく当たり前のように使いこなす、ということを各種調査結果に基づき考察した本です。「若い人はパソコンを自由に使いこなす」と思いがちですが、「86世代以降は実はパソコンにあまり習熟していない人が多い」という言われてみれば納得感はありますが、ちょっとイメージと違う考察も提示されています。ビジネス上有用な知見もあり、大学と一般企業の共同研究としてはまあ成功している内容ではないでしょうか? ネオ・デジタルネイティブはテキストではなく映像でものごとを理解するように脳の構成が変わりつつある、うんぬんの考察はかなり眉唾な気がしました。
コメント
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