今日は:
飛鳥新社からでている「夢をかなえるゾウ」というのを友人から薦められて読みました。
わたしも、成功本とか自己啓発本とか読みますが、結局同じかんじ。っていうイメージがあるんですよね。
それは、そういうのを読んだところですぐ成功するわけでも、自分が成長できるわけでもなくって、それはなぜかというと、感銘をうけても自分が実行しないから!読んだだけで、自分もおなじようなことができるような気になっちゃってそこで満足するからなのですね・・・・・でもって読んだすぐそばからすぐ内容は忘れる。記憶の中からこぼれおちる・・・・・だからまた新しい同じ類の本を読む→繰り返し、で結局同じような内容だと印象をうける→タイトルをみただけで中身が詳細に思い出せるわけではない というのを繰り返すわけです。
そんなことを繰り返してたりをわたしを含めて多くの人がしていると思うのですが、この本は面白い!ちゃんと記憶にも印象にも残りそうです。
というのも、これ小説になってるんですよ。
しかもでてくる登場人物がゾウ!名前はガネーシャ。インドの神様ということになってますが、「ヒンドゥー教の体系の中では、シヴァとパールヴァティーの間に生まれた子供である。」とあったからヒンドゥー教の神様じゃないの?ぃや、このへん宗教的なことには疎いので、間違ってる可能性大。間違ってたらごめんっ。
余談つづきですが、昔友達が「3×3eyes」っていう漫画にはまってて、一緒に便乗してたんだけど、そこにもでてくるのよね・・・・・
なので、ちょっとこのゾウには親近感あり。
なのに、このゾウ、関西弁を話しますねん。
かなりコテコテの関西弁使いやから、他の地域の人はちょっと読みにくくかんじるところもあるかもしれませんが、関西人にとっては問題なし。関西人でもそこまでこてこてな言い回しせんよ~とか思うこともありますが、それをインドの神様が話してるっていうのが、くすっと笑いを誘うポイントです。
しかも性格は結構むちゃむちゃの人を巻き込む系。そしてあんみつがすきだったり、朝食の目玉焼きにベーコンがはいってなかったら怒るという、神様らしくない神様です。
でも空飛べたり、変身できたり、やっぱりそのあたりは神様のようです。
ストーリーとしては、ウダツのあがらない青年のところに舞い降りたガネーシャが毎日ひとつひとつ課題をあたえていき、半信半疑で従っていくうちに(従わされる)成長していくっていうストーリーです。
啓蒙本とか自己啓発本とか成功本にありがちなマニュアル臭さがなくって、単純に楽な小説くらいで読めます。
結局、これも読んでやらなきゃ、意味ない系だとは思うのですが、で、わたしがやってるわけでもないんですが・・・・ほかのものより心に残りやすいので、すこしづつできるようになれば何かがかわるかもしれません。
それに、ガネーシャだしていた指示の裏にある理由をかんがえることで、成長できるかもしれません。
それよりもなによりも、最後はこの本泣きます
もー、ガネーシャ最高!!
ただの啓蒙本じゃないですよ。これ。オススメです。
そして、読め。といった友人が、ガネーシャが教えてくれなかったものを教えてくれるというので、それも楽しみです。