くらげほのぼの日和

もうすこし更新がんばります!

亡国のイージス(上)(下)

2011年09月03日 04時06分25秒 |  -本

上巻552ページ、下巻559ページの超大作です。
ひさびさに読み応えのある大作を読んだというのが感想でしょうか。

冒頭に登場人物のバックグラウンドも説明されています。
そして難解な専門用語に数多い登場人物。
まずそこが最大の難関で難問であり最初に挫折しそうになるポイントです。

そこを抜け、事件がおこりだすと次から次へとおきるスピーディな展開に読むことを中断することをはばかられます。

普段機密情報につつまれているからなのか、意識的に遠ざけようとしているのか、知ろうとしらない大切なことについて次々と設問をなげかけてきます。

理屈もなにもなく平和は正義だとおもっているけど、だけど日本人はあまりにも平和ボケをしすぎていて、個々人がちゃんと平和のことや国防について考えることなく世界からみて幼稚な議論をしているってところは同意してしまいます。

事件解決のために多くの人が犠牲になっても自分の権力を守ろうとする政治家や官僚は現実の世界を彷彿させます。
実際にこんなことおきたら、今の政治家や官僚たちはもっと何もできないんじゃないだろうかと、指導力の欠如や決断力の欠如が平時からかけていることを憂います。

大作なだけあって、ほんといろいろなことを考えさせられます。
そういう難しい硬い話から、親子愛や人間の限界、孤独。
わたしの言葉だけでは表現できないいろいろなことをいろいろ考えさせてくれる作品です。

映画化されてるけど、映画は正直あんまり面白くなかった。
だって2時間くらいじゃ、この作品の本質を語れない。
ドラマくらいのコンテンツ量がいると思うけど、
制作費にお金かかりそうー
じゃアニメでもいいんだけどねー

自衛艦をかっこいいと騒ぎ立てるだけではなくもう少し知識をもって国防に興味をもっていきたいと思ったのです。


  
コメント

「夢はヴァイオリンの調べ」 著者/訳者名:松本薫

2010年01月06日 19時44分45秒 |  -本
今回、山陰のほうに旅行するので地名のみで楽天で検索したらでてきた本です。
なので、一切の予備知識なく読み出した本です。

本自体は、大きめな文字と広い文字間わかりやすい言葉で、主人公が中学生なのでとても読みやすい本でした。
中学生の少女が、夏休みに「鷲見 三郎」という米子市出身のバイオリン指揮者のことを調べることになったという話です。
そうやって、いろいろな人に出会いながら、「鷲見 三郎」という人を知りつつ、自分も成長していくっていう話で、ただ単に、鷲見三郎没25周年ということだけで書かれた本より読みやすいです。
普通に年表とか書かれてもねぇ・・・・
伝記にされてもねぇ。そういう意味でこの構成はかなりいいなと思いました。

わたしはあまり音楽にくわしくないので、当然、鷲見三郎という人は今回はじめて知りましたが、「日本の著名バイオリニストのほとんどが鷲見の門下生」といわれるほど、傑出したバイオリン指導者だったらしいです。
千住真理子、佐藤陽子、澤和樹とかを育てたらしいです。
ほかの人は知りませんが、千住真理子はわたしでさえ聞いたことがあります。
そういう知ったことのある名前をきくと親近感もすこしわきます。

物語の主人公も、どうして、鷲見 三郎が元々奏者だったのに、指導者に転向したのかを疑問にもつわけですが、そういう主人公の疑問にこちらも沿うように興味がひきだされていくかんじなのもこの手の本にしたらうまい作りだと思います。
読みやすいので、こちら方面へいかれるときには読まれてもいいかと思います。


コメント

ゲームの名は誘拐

2009年12月20日 08時26分12秒 |  -本
東野圭吾の作品ばかり読み漁っているわけですが、そのうちの一冊です。

元々、東野圭吾のことをよく知る前から、「g@me」という映画のことは知っていて、確か、まだ映像作品のほうはみていないのですが、丁度藤木直人が好きだった時期にこの作品のプロモーションをみて、なんて面白そうな作品なんだろ!と思ったのが興味のわいたきっかけでした。

ストーリーとしては、エリート広告クリエイターの主人公の佐久間が、仕事で屈辱を味わわされた広告主・葛城の娘・樹理が家出するのを偶然目撃し、樹理に自分を人質として父親から3億円の身代金を奪うという狂言誘拐を持ちかける。というストーリー。
ただし、計画を実行していくうちに、二人は恋に落ちていく・・・・ってここまででも十分気になるかんじだったんですけど、これだけじゃ東野圭吾はおわりません。
まーさかそんなどんでん返しが待っているとは・・・・・
さすがだなぁ、と思います。

最初は、主人公の人物像があまりにも最低だったので、全くもって共感できませんでしたが、あのどんでん返しを目の前にしたときの主人公の動揺ぶりをかんがえるとちょっと同情してしまいます。
それにしてもなかなか守備周到な主人公で、現実の世界ではなく小説の世界だからそこまでご都合よかったかもしれないとはいえ、頭のかしこさには脱帽です。
頭のいい人っていいですよねー
なるほどねぇ、と思うところも多くありました。
最後に主人公が切りふだにだしたくだり、わたしには一瞬なにが切り札なのかわからなかったのですが、そういうコメントもほかにもあるみたいです。
よく考えれば、一応わかります。それがそこにあるということはどういうことなのか。
ただし消されたりしたら意味ないんですけどね・・・・・・・
どれくらいの効力がそれで得られるのか。そこは疑問です。

改めて映像作品のほうも見たくなりました。
コメント

鳥取・出雲殺人ルート (光文社文庫): 西村 京太郎

2009年12月03日 12時26分12秒 |  -本
西村京太郎といえば、電車の時刻表のトリックとかいうイメージが強かったのですが、これはそういうかんじではちょっとありません。
でも、トラベルミステリーらしく、山陰の有名な観光名所の名称がでてきます。
松江城、宍道湖、鳥取砂丘、出雲大社・・・どこもいったことのある土地なのでそこの情景がうかんできて、これこそ旅の道中にぴったりな本でした。

わたしは推理小説のなかでは、社会派なものがすきなんですけど、これもその分野にはいるのかなぁ。
実際におきたこととかと連動して書かれてあるともっとリアリティがあってすきなんだけどなぁ。
それでも、社会の問題点とかが挙げられていて興味をもつ作品でした。

実際に鳥取砂丘に溜まった、水のなかから死体がでてきたら嫌だけど、とても美しい碧さをたたえてるらしいので、それはちょっと見てみたいなぁ。



コメント

「手紙」東野圭吾

2009年11月08日 20時50分19秒 |  -本
そういえば、前、映画みたなぁ・・・・・そのレビュー(http://blog.goo.ne.jp/mizukikurage/e/aeb84487bea67070b392aa50fc17b7a8)書いたなぁ。と途中で思い出しました。
やぁ、やっぱり映像あかんわぁ~
自分の書いたレビューみて情景とか思い出したんやけど、それまで見たことさえ忘れてたもん。
なんかどっかで記憶あるんやけどなぁ・・・・あれ?みたいになってた。
映画じたいもすごいい作品でいろいろ思うことや感動することもあったのに記憶と感動が薄れてました。
やっぱり本のほうが自分で想像しながら読むから記憶の定着度高いのかなぁ・・・・・



さて、そういうわけで、まるで初めてふれた作品かのような気もちで読み始めたのです。
原作は、結構読み応えのある本ですが、一気に読みたくなる引き込まれるかんじのする本です。
何かほかのことをしながら読んでたらいけない気もする本です。

刑務所とか、主人公のおかれている立場の世界は、もちろん行ったことのない世界なんだけど、そういう情景描写もしっかり書かれてます。
小説のなかの世界ではなくリアリティがしっかり伝わってくる分、多くのことを考えさせられます。

弟を大学に進学させるために窃盗にはいった家で、家人にみつかってしまい犯罪を犯してしまった兄のせいで、弟も差別を受け、努力をしてがんばっても人生の小さな幸せもあきらめていかないといけない主人公の話ですが、「犯罪者の家族も被害者なんだから差別をしてはいけない」といった道徳的なきれいごとで話はかかれていません。
主人公を取り巻く周りの人は、あからさまな差別をするわけではないけど、深く関わっていきたくないと思い、深く関わりそうになるとたとえ差別とよばれても関わらない道を選びます。
一見、ひどいことのように思うかもしれないけど、それが現実であり、わたしもそういうふうに一定の距離をおいて接してしまうと思う。
そういう現実がきれいごと抜きで書かれています。

主人公は確かにかわいそうなんだけど、大切な弟をそういう状況においてしまった兄は、そこまで予想すべきだったのです。
犯罪をおかすと自分と被害者の周辺の人の生活を無茶苦茶にしただけでなく、自分が大切に思っている人の人生まで無茶苦茶にするということまで考えを及ばすべきなんです。
きっとそれを考えることができたら、世の中もうすこし犯罪を犯す人は減るんじゃないのかなぁ。
そういう意味で、いろんな人に読んでほしい作品です。

主人公の弟も自分は悪くないと、思いながら、差別や苦境に負けず努力をし、自分で人生を切りひらいていこうとしながらもいざ幸せをつかもうとするときに、兄の件で幸せを失います。
そのなかでいろいろな葛藤、諦め、哀憐、寂寥のなかの超えていき許していく弟の心の動きは立派だと思います。
また、一番近くにいてくれる人の存在も大きく、そういう存在がいてくれたからこそ弟は足をふみはずさなかったのだと思います。
だけど、やっぱりそこの部分って、作品としてのせめてものの情けの部分であって、現実的にこういう人が現れるかどうかなんかわかんないことだし、やっぱり、罪を犯す人間は、現実社会にのこされた肉親のことを考えておかないといけないのです。
それを強く、痛くかんじさせる話でした。

ちなみに、最後の5ミリくらいのところで、電車にのってしまったので、そのまま電車の中で読んでしまおうと思って読んでたら、涙が止まらなくなりました。
だーって。
電車とかで読む場合、ちょっと注意です。
コメント

容疑者Xの献身

2009年07月03日 23時05分27秒 |  -本
映画を先にみていまさらながらの原作です。
ほぼ映画が原作どうりに忠実だったことがよかったです。
ただ原作の石神と映画での石神のイメージ(=堤真一)がちょっと違いすぎかなぁーとか思いますが、映画をみていてちょっとわかりづらかったところを補足しながら理解したかんじで楽しめました。

最後どうなるのかって、映画をみてわかってるんですけどやっぱり号泣してしまいますよね。。。
最初映画でこのタイトルをみたときに、洒落てるだけだと思っていましたが、これに尽きるという作品です。
こんなに人って愛せるんでしょうかね・・・・こんなに人に愛されるんでしょうかね・・・・
あぁぁぁと沈みこみそうになるような作品ですが、とてもいい本だと思います。






コメント

夜盗 なかにし礼

2009年06月10日 01時48分02秒 |  -本

ひさびさに推理小説読みました。
母に「なんか面白いのんない?」ってきいたときに、ほぃって差し出されたもの。←直前まで読んでいたらしい

なかにし礼ってよくきいたことあるからてっきり、タレントさんかと思っていましたがそうではないんですねぇ。
作詞家さん、小説家さんなんだ。わたしははじめて作品を読みました。
このエントリーを書くために、wikipediaで一同人となりをしらべたんですが、ご本人が戦後、本土へ引き上げてこれてたらしく、そのような経験が今回の作品に影響をしているようです。
なので舞台は、いまよりもちょっと古い。
1970年代くらいが舞台かしら???
でも時代的にそのあたりの興味の強いわたしとしては、十分興味をひかれました。

歴史の授業で戦後のこととかあんまり教えてもらってなかったりするわけですが、
敗戦したんだもん。負けたんだもん・・・ってかんじの、そのころの世の中の苦労とかがわかるわけです。
そうだよね、戦争孤児もいっぱいいただろうし。ちゃんと教えられてないから知らない、気がつかないふりをしていた?歴史の一部がこういうのとかであらわにされるわけです。
こういうこともちゃんと知っておかないとあかんよね・・・・・
そう思うわけなんです。
なので、そういう混乱や激動の舞台のなかで、そうしないと生きていけなかった辛さと悲しさとたくましさに心うばわれます。
まぁ、そういうわけでわたしは途中で犯人がわかってしまったわけですが、その行動とかにちょっと無理のあるものや、登場人物の心理描写に若干理解のできない箇所とかがでてくるのですが、それでもただの推理小説以上で面白かったです。




コメント

『天使の耳』東野圭吾

2009年06月02日 00時01分17秒 |  -本
実は、東野圭吾の本を小説で読むのははじめてです。
ガリレオとかドラマみてて、よく考えられてるよなぁ・・・・と思ってたんで、興味津々。
たまたま家にあった本ですが面白かったです。

交通事故という身近な出来事が題材にとりあげられている短編集です。
交通事故といってもいろいろな状況、立場とかもあるだろうし、それによる被害者の人の状況や心情もあるとがあると思うのですが、それでも共通しているところはあると思うのですが、その条件下でこれだけの似ていないストーリーを書かれたのはやっぱりすごいなぁと思いました。
短編のあつまりなので、キリのいいとこまで読むと、一作品が読めるので、細切れの時間に読んでたんですが、ほんとうにどういうどんでん返しがくるのか気になって次から次へとページをめくってしまう作品でした。

しかし、この作品を読んで思ったんですが、車の事故だけじゃなく交通に対するマナー等、ちゃんと認識した行動をとらないといけないな、と改めて考えさせられる大人の交通教本だと思います。




コメント   トラックバック (2)

御堂筋殺人事件 /内田康夫

2009年06月01日 23時59分40秒 |  -本
我が大阪人にとって身近な地名がいっぱいでてくる作品です。
時代背景としては、花博のころなので、もうかなり古いわけです。御堂筋パレードとかもうないもんなぁ、小さいとき連れて行ってもらった光景とかでてきて懐かしい。
でもほかの部分はそんなに大きくかわっていないかんじはします。
でももしかしたら、大阪にいる企業がもっと元気だったころじゃないのかなぁ、今ではほとんどの会社の本社機能が東京にいっちゃったもんね。
なんかそんなことを思いながら読ませてもらいました。

話としては、テレビとかでもお馴染みの浅見さんがでてきます。
でもなぞを解いていくのに、ご都合よく浅見さん主体で話がすすんでいくので、っていわば王道な推理小説なんですけど、わたしはあんまり好きじゃないかもしれません。
しかも、この作品の終わり方が(ネタバレ注意)犯人の自白って。そーんな推理小説の終わりかたってありますかぃな。(と思わず大阪弁)
ちょっとなぁ・・・・ってかんじでした。




コメント

高熱隧道 新潮文庫 著者: 吉村昭

2009年04月09日 21時43分19秒 |  -本
知り合いに薦められて読んだ本です。黒部川水系に幾つか建設された発電所の導水路トンネルで、史実に沿ったドキュメンタリータッチで記述されています。

わたしね、若干自分でも「鉄子」の血をかんじるのと、この時代の労働問題とか人権問題とか、興味あるんですよね・・・・・。
なので、絶対興味ある!!っていうキーワードがいっぱいある、知り合いの感想文にイチコロ。
たぶん読みたい、たぶんはまるみたいな。で、即効その日に購入。
最近、新刊で小説とか読み物系買わないから、これかなりのすごいことなんですよ。

まぁ、もともとなんて読むのか読み方がわからなかったんですが、「こうねつずいどう」と読むことが判明


ちなみに、紅白歌合戦で中島みゆきが歌ったのは、黒四のほうで、こちらは黒三のほうのはなし。

こちら内容は、戦前・戦中を通して開発された黒部第三発電所の仙人谷ダム建設の話。(黒部第三発電所-昭和11年8月着工、昭和15年11月完工)
そこは、地質学者の予想を遙かに超える岩盤最高温度165度の温泉湧出地帯を貫く難工事が行われた。165度って、水なんかとっくに沸騰しているわけです。黒部川からポンプアップした冷水をホースで岩盤にかけながら掘削したが、水は瞬時に熱湯となり作業員に襲いかかったという。

作業を行うにしても宇宙服や、消防服のような服もなく、黒部を流れる水を体にかけながらの作業が行われていたのです。高熱隧道の最先端の切羽で作業する坑夫を冷やすため、水を掛ける人がおり、水掛け人に水を掛ける人、さらにその人に水を掛ける人と延々十数人の水掛け人を配置しながらの作業だったという。
また折角の水も坑内の熱によって40度以上になり、人夫たちは熱いお湯に浸かりながらの作業となっていたのでした。
それでも、彼らの中には人夫としてのプライドや下手をすると命との引き換えとなる破格の報酬のために、凄まじい環境の中でも工事は進められていきます。

また、隧道を掘るのにしても、今のような大型の機械はなく、ほとんどが人夫による手作業。ダイナマイトを使って少しずつは掘り進めてはいくものの、ダイナマイトの火薬類取締法規で定められた使用制限温度は摂氏40度。
当然のことながら自然発火による事故を招くこととなる。
現場が、あまりにも高温で役人が近づけないのを逆手に取り、制限温度を無視した工事が続けられていたこと故の結果ではあるが、そのときの事故の様子、使う側と使われる側の様子、使う側の使われる側をうまく支配するための悲惨な状況下での恐ろしいくらいに冷静な行動とかが書かれてあります。

また隧道の外では、6階建ての鉄筋の建物がひと山越えた600メートル先まで泡雪崩といった、爆風を伴う雪崩によって吹き飛ばされといった黒部の自然の恐ろしさによって、犠牲者は増加の一途を辿ります。、厳冬期ともなれば凄まじい雪が降り続け、地元の猟師ですらも山へ行くのを拒むほどです。

そんな難工事の犠牲者は300余名を数え、富山県による度々の工事中止要請も、戦争の背景もあって、中央省庁は強硬に工事を推し進めていったのでした。

使うものと使われるもの、そして家族や村の人、どちらの立場にたって読むかで、受けるものが違うだろうと思われるくらいに、人間としてのぎりぎりの様子がかかれています。
いや、人間ここまでできるものなのか?と驚愕さえしてしまいます。


現代では考えられない劣悪な労働環境のなかでの、難題の乗り越える創意工夫。
そして、それでも太刀打ちできない自然の脅威。
人知を超えた自然の脅威の中での工事は人柱のうえに成り立っていた。

そうとしかいえない難工事の上に、今のわたしたちの便利さは成り立っているのです。


現在では導水管などの敷設により平均で40度と、工事のときの温度よりは下がってはいるが、それでも相当の高熱にかわりはなく、十数年に1回程度は異常高温となり導水管が水蒸気となり運行中止になる場合があるらしい。

見学会が抽選であるらしく、いくつか写真もみかけましたが、ここでそんなことがおこなわれていたのかと思うと畏怖と敬意を表さずにいられません。



コメント

NANA19

2008年05月24日 22時13分04秒 |  -本


1~16巻セット

今日は:

もういいかなぁーと思いながらも続きは気になるけど、そのあと何回も読まないしリユースでもいいかなぁーと思うのですが、書店にでちゃうと、即効気になっちゃって、しばらく待てずに買ってしまっちゃう本です・・・・・
ということで購入。
なんかいつもより薄くない?

ていうか、相変わらず進行が遅い。最近遅い。これってドラゴンボール現象?
一週間が何冊かかるねん!みたいなことになっています。
でもって相変わらず人間関係ぐちゃぐちゃです。
ぜーったぃ現実で、こんなに人間関係ぐちゃぐちゃ・・・・しかも全部恋愛がらみで矢印があっちいったりこっちいったり、両方からでてたり、両方にむかったりとか混乱してたりとか、絶対いややわ。
節操なくない?貞操観念ないのか?っていう・・・まぁ、そういう話か、これ。

今回もやってくれてます。あんまり書くとネタばれにしかなりませんが、複数の人に対して気持ちがあるのは当たり前。しかもそれが両方とも「ほんとう」だと言うからたちが悪い。
わたし、複数になかなか気持ちがむかないのである意味こんな両立うらやましいくらいに、要領よく映ります。
あまりにもほとんどの登場人物がこんなんで、共感できるものもできなくなってきています・・・・・
これが、現実社会の言い分だったら、はっきりいってわたしそういう人とたぶん価値観が相容れない。
いくら、本当に悩んで苦しんでいる姿をみていたとしても、どうしても共感できないし、価値観的にも理解できないので、たぶん人間的にムリ。
実際、そう思った人いるしなー。
あんまり合わない人っていなくって、よっぽどですが、わたしのなかでは、結構よっぽどのラインぎりぎりにいている登場人物たちです。

ところで、蓮って死ぬんですかねー。なんかそんな予感・・・・
私的には、ただ、どういう収まりをするのかが知りたいだけなので、そろそろ終わってほしーねんけどなー。
けど、新刊がでるたびに専用のコーナがでたり釣り広告になったりするあたり、もうしばらく終わらないかもしれない・・・・
いや・・・・そろそろ終わってくれぃ。



コメント

「お金をかけずに繁盛店に変える本」講演会あり

2008年05月15日 23時17分27秒 |  -本
今日は:

前にも書きましたが、友達が出した本です

正直、前回の日記のときには、まだ読んでなかったので、あらためまして感想です。
いや、あれからすぐに読んでて、実はすでに1ヶ月くらいたつんだけどね、どう感想書こうかなぁ、とか本人にこのブログ検索されたらちょっと微妙だしな・・・・とか思ってたりとかしてたりなんかして、いやぁ、やばいことは何一つ・・・・ない・・・はず・・・・
ですが、ほらドラマとかの毒舌感想書いてたり、お菓子ばっかーな時期があったりするしね
毎日、知り合いが読んでくれてるのはいいんだけど、まとめて読まれるとブログをはじめてからの4年もなんか責任もてへんし・・・・っていうか、本人も細かいとこまで記憶ないし・・・・とかとかとか

で、本題ですが、
正直わたしは店舗経営者でも、個人事業主でもないので、この本の内容が直接自分にかかわることではないのですが、去年やってみた「一日カフェ」に置き換えてみたり、ひいては人生(おおげさ?)におきかえてみてもなかなか面白い本でした。
ページ数でみると結構ボリュームがありますが、紙が薄めなので、見た目はそれほどまでに多い印象はありません。また、そのおかげで、紙がめくりやすくさくさく進めます。

それほど難しい単語や言い回しがでてくるわけでもないので、読みやすく、またわかりやすい言葉で書いてあるのと、わたしたちの生活の身近な「店舗」という単位で書かれているので、自分が店舗経営者でなく、お客さんの立場でしかみたことがなくても、十分楽しめる本です。

なるほど、そういうことを考えてこういう広告やPOPをだしてるんだーとか、こういう接客だったらだめだよぉーっていうような、これからはただのお客さんという視点だけじゃなく、ぷちスーパーバイザーごっこが楽しめるようにもなるかもしれません

最初は、「ふぅん、こういうのん書いたんだぁ・・・・」っていうお付き合いなかんじで読んでましたが、だんだんそれがふむふむなるほどに変わり、最後はスタバでペンとノートだして読んでたからね、わたし。
かなりまじめに読ませてもらいました。

そして、このまえ出版記念講演が大阪でありました。
もちろん、今まで本の著者と知り合いだった経験はないので、こういう出版記念講演というものに、参加するのははじめてだったのですが、ただの一般人にとっては(経営者ではないという意味)決して安くはない値段にかかわらず、大変盛況でした。
内容は、本の内容の改めての落とし込みや、著者のいろいろな人生模様をカミングアウトされたりという、いち方向からの講演だけではなく、わたしたちのワークの時間もあって、実際考えさせられたり、学べることのできた時間でした。

本を読んでたときも思ったのですが、改めて講演で聞いて思ったのは、「経営理念」ってだいじなんだなぁってこと。
勤め人の立場からは、「経営理念」なんて直接自分のこととして捉えてないから、自分が勤めている会社の経営理念なんかさえも知らないし、懇意にしているお店の経営理念なんかもしらないけど、自分が個人店舗を構えるならそりゃ、かなり必要な気がしました。
小さければ、小さいほど、経営者の思いって店舗に現れるから、「経営理念」がちゃんとしていると、それが実行され雰囲気として表れ、わたしたち客の立場でも感じることのできる、目の見えない付加価値として差別化になりますもんね。

で、本を読んでたときにも、それって「個人」に落とし込んでも、結構大切なことなんじゃないかなぁーって思いながら読んでたわけですよ。
実際、講演会のなかで、ワークとして考えてみよう!な時間もあったので、わたしの捉え方は著者のいいたかったことと離れてなかったんだ。と安心したのですが、個人なので、「経営」じゃなくって、「人生理念」?
硬いかんじはしますけど、いい大人になって、自分の人格とか生き方とか環境とか責任もって選べれるようになってる年齢にきているんだから、そういう「理念」っていうのが自分のなかにあってもいいんじゃないのかな、って思いました。

そーいうわたしですが、ひとこと、っていうか一文であらわすのはむつかしーな、と思っているところです。
でも自分の長期的な人生においての「理念」が表現できたらいいなと思っています。

さて、ひとつ告知。
ぎりぎり今週日曜の話ですが、東京でも講演されます。
気さくな人柄にふれられたい方はこちらまで↓↓↓


詳しくはこちら
⇒ http://www.achievement-s.com/seminar/index.html



コメント   トラックバック (1)

「一人っ子長女」のための本 多湖 輝著

2008年05月03日 00時30分24秒 |  -本
今日は:

まぁ、そもそもこの本って、「ひとりっこ」以外は買わないだろうと思われる・・・(長女は買うかな?)な本ですが、ほんま「ひとりっこ」には読んでほしい本です。

泣きます!って泣くのはわたしだけ?
や、違うし!とか、我が家は違うかったし!って思うところもいっぱいあるし、どっちかいうとひとりっこ本人よりも、ひとりっこを育てている母親が読んだほうがいい本なのですが、随所随所に、ひとりっこの真髄にふれる部分があって、そこは、絶対自分がひとりっこではない、親や、友達にはわかり得ないっていう部分があって、心ゆさぶられてしまいます・・・・
わたしてきにはそこだけでも、この本読む価値ありー。
そこの数行だけでも、西梅田にはもっていかへんでー、手元においておくでーという気になる本です。

是非是非、ひとりっこ。
そして、自分は兄弟姉妹がいてるけど、ひとりっこをそだてることになっている特におかーさん。これ必読かなりおすすめです!!



コメント (2)

30代はオンナのベストシーズン

2008年04月21日 23時28分18秒 |  -本
今日は:

この手のタイトルの本は読むまいと心に決めてた時期もあったんだけどね・・・・
最近よんでますねぇ。この手。

たぶん、読むまいと思っていたころは、この年代に自分がなっていくってことにあがらう気持ちがどこかにあったのかも。
それが読めるようになってきたっていうことは、受け入れられるようになってきたってことでしょうか。

確かに同じ、啓蒙系の種類の本のなかでも、恋愛系とかイイ女になるためには系って、結構出つくした感があって、たまに発見があったり、違う観点でつっついてくれているものに対してはふむふむだけど、それほどあたりがないよなぁーとおもっていたので、新たな発見の多い違うジャンルといえば違うジャンルだったりします。

母親が30代のころから、歳をごまかしたがっていて、常に『20代!』みたいなごまかしをしていた人なのですが、わたしそういう気持ちは別にないのよねぇ・・・・・
年齢より上にみられるとへこむし、いちいち聞いてこなくても・・・・って思うシチュエーションもあったり、ていうか、自分の年齢が一瞬わからなくなることもあるんだけど、だからって、自分から歳をいわないといけない場面で、20うん才って言おうっていう気もあんまりない。
そこらへんが何かと複雑なかんじなんだけど、まぁしゃあないものはしゃぁないし、ありのままの自分の年齢で、楽しめたらいいのかな的なかんじなのかな。

だって変な無理をしたら寒い空気がながれるような微妙なお年頃やん?
でも、まだまだ20代の延長やし、努力しだいでまだどうにかなりそうな気もする。
当然40代からみたら、30代なんかまだまだ若いし、20代からみてもいつかは通る道。
それなら、いいな、ああいう30代♪って思えるようなチョイスをしていきたいなぁ・・・・っていうのが希望です。
で、その道を模索中。なかんじでしょうか?
たぶん、40代ってかなり個人差によるヒラキがでくるだろうからきっとここが踏ん張りどきなんでしょうねぇ・・・・・。そしてきっとあっという間なんだろうなぁ。
たぶんなんかぼーっとしてて手抜きをしている間にやってくるであろう40代のときに、後悔しないように読んでるわけですね。きっと。

コメント

女が30代にやっておきたいこと(下重暁子 著)

2008年04月12日 23時07分32秒 |  -本
今日は:

こういうのって読むたびに気恥ずかしさがあるんですけど、それでも最近手にとっちゃうのは、どこか指針のずれをかんじるからなのかもしれません。

いままでもこういう性別、年齢に特化した啓発系とかを読む事がありましたが、年齢のせいなのか、この本は、家族、親戚、親との関係に特に重点がおかれています。
たしかに、20代のころは10代の延長のつもりのままだったけど、親世代が現役を退いてくるようになると、そうもいってられなくなって、改めて親との関係性を考えるようになってきますもんね。
それて、10代の思春期のころの自分のアイデンティティをみつけるための反抗期をともなう親離れとちがった、親離れの準備の気配をかんじて、少々ブルーになるんですが、そういうふうに思うあたり、たぶんわたしが精神的に自立できてないんやろうなぁ・・・・とか思います。
年だけは重ねるけど、精神的にはまだ大人になりきれていないのかもしれません。

そういうのって、ほんとうの自立ってもっと大きく環境や構成がかわらないとできないかもしれないけど、自分と親とのポジショニングを見直す作業は必要かもしれませんね。

ただ、この本の残念なところは、もう子供がちょっと手がかからないようになった30代の女性が前提でかかれているので、そこがすでに参考にならん!!てとこもありますが・・・・・















コメント