今日は:
わたしここ結構すきなんですよ。
家からそこそこ(車要)近所で、3回くらいいったことがあります。
でも最近、1年以内に存廃を含めその在り方について検討を行うことになったらしい。
そりゃそうでしょうねぇ・・・・・
3回とも休日にいったんですが、閑古鳥ないてましたもん。
来ている人よりも、職員・スタッフのほうが多いし、敷地も広くレイアウトも余裕をもって配置されているから、あれをみて税金の無駄遣いと思わないほうが確かにおかしい。
というのも、車がないと不便なところにあるっていう立地条件も大きいとおもう。
場所的には、大阪府・京都府・奈良県にまたがる関西文化学術研究都市内。
車なら、京奈和自動車道精華学研IC下車すぐ。
電車でいくなら、JR学研都市線祝園駅、近鉄京都線新祝園駅から奈良交通バスに乗り換えて「私のしごと館」までいかなければならない。
絶対、遠いって。不便やって。近くに国会図書館があるけど、最近それらの施設のおかげ(?)でちょっと食べ物やさんとかが並びだしたけど、そもそも山の中のど田舎な場所。
だからこそ、こんだけ馬鹿でかい施設をつくれたんだろうけど、誰がこんなところまで来るんだ・・・・・?
中学生や高校生が、その年齢のときから仕事というものに親しみを持つことができるよう、また、いろいろな職業を体験することができるようにという意図でつくられたなら、このコたちがもっと行きやすいような場所につくるべきだったと思うんだけど・・・・・・・
で、施設ですが、展示、いろいろな職業体験、適性・適職検査 、などなどなど・・・・・結構マニアックな仕事も体験できるので、体験したがりのわたしにとっては、結構おもしろい。
だって、新聞記者・美容師・建築家・プログラマー・消防官・TVスタジオの仕事・栄養士・宇宙開発・雑誌編集になれたり、こんな仕事あるんだぁ・・・・っていういろいろな体験ができます。工芸的なものを仕事にかんがえる人もいるだろうし、そういういろいろな体験ができたりもします。
なので、体験物がすきなわたしとしては、結構たのしいスポット!
だけど、本来の「職業総合情報拠点として、失業予防のための若年者への職業意識啓発(職業教育、キャリア教育)を目的とする」っていうのであれば、確かにしょぼい。
もっと小さいころに、こういう仕事があるんだぁ・・・・・って思わせたり、大人になっていろいろ童心にかえって楽しむ分にはいいと思うけど、ちょっとしんどいやろうなぁ・・・・・
何度もくりかえすけど、そもそも立地場所も悪いし、無駄に広大だからスタッフの数のほうが多いし、無駄な展示も多いし、たぶん告知もそんなされてないんじゃないかなぁ。と思う。
なので、わたしも、今の「私の仕事館」のあり方を見直すのは賛成。
廃館にしてしまうのは、今の設備がそれこそ無駄になるし、あの広大な建物の後をどうするねん!っていうのも無駄だと思う。
ただ、行政でやるのも限界があると思う。もうちょっと民間が参入できるようなことはできないのかな、と思う。
たとえば、体験でできることに、民芸品(京くみひも、、西陣織、京版画 等)、をつくったり、お料理をつくったり、いろいろなことができるけど、それをカルチャースクール的な扱いにするのもひとつだと思う。
確かに、場所が不便な分、定期的に通うっていうのは難しいとは思うけど、一日にいろいろ学べる形にするのはありかな。って。
収入さえはいればそれはすべて職業なのでほんとういろいろ企画はたてれると思う。
それこそ、ミニコンサートとアマ的な人に協力してもらうっていうのもありだと思う。
そういうふうに、せっかくいろいろ体験できる施設はいかしたまま次のことをかんがえてもらえたらいいと思う。
展示とかも、人によってはほとんど興味のないものだと思うので、今みたいに広範囲に分散させずに、もうすこし見せ方を工夫して(レイアウト配置がえくらいの)集約させて、今の設備は活用して、空いたエリアでなにかかんがえたらいいと思う。
たぶんそれでかなりのエリアあくと思うんですけど・・・・・・
で、そのあいたエリアで何してほしいかというと、企業の広報的な部門を誘致してほしいんですよね。企業も自社をアピールできるんだったらいいイメージ戦略にもなるだろうし。
たとえばね、中では、りかちゃん人形制作とかができます。
300円くらいだっけかな?で一体つくれるんだけど、そういうことって滅多に体験できるようなことじゃないし、ビデオとかもみるから、タカラがどういう企業意識でりかちゃんを作っているかとかどういうところに工夫をしているかっていうことがわかる。
それって、使い手には伝わっていなかった努力とか思いとかを乗せることができてたと思うし、好感度もあがりました。
そういうような場にしてもらうっていうのっていいと思うんだよなー。
だって、雑誌でも「工場見学」とかが特集くまれてたり、旅行のツアーとかでも「工場見学」ってあるわけで、ひそかなブームなのですよ。
確かに、工場設備をそのままもっていくっていうのは無理だと思うけど、プチ見学。プチ体験(ただしDVDみせるだけとかはだめ)っていうのを各企業にやってもらえたら、その企業の好感度ってあがると思う。いかがでございますでしょ????
ほかには、ちゃんと国家事業のひとつとして、ハローワークの出先機関としてや、中・高校生対象の相談相手になれるような機関も一部あったらいいと思うし、もともとの目標から離れずに活用するほうほうはまだまだあると思うのよね・・・・・・
そうそう、東京都江東区の豊洲にキッズ対象の、メキシコの体験型職業テーマパーク「キッザニア」があって、こちらは結構評判がいいみたいなので、おなじようなかんじで生き残れないかっていうのも議論としてあがってきそうな気がする。
わたしが上で思った、企業誘致をして・・・・の考えは、「キッザニア」に近いものがあって、収益を入場料だけでなく出展各企業に設備費や運営費等を負担させて広告宣伝の場を提供するという形態なのはかなりの大賛成。
なんだけど、ひとつひっかかるのは、「キッザニア」だったら年齢制限があるってこと。。。。
一部そういう年齢制限があるエリアにして子供だけの国にするのもありだけど、基本的に大人とも共存させてほしい。
当然、一緒のプログラムでお互いが満足できるようにっていうのは難しいとは思うけど、時間制で交代制にするとかやりようはあるとはおもうのよね。
いいとこは学びながら、でもまったく同じことをする必要はないと思う。
あとは、「ノベーションキューブ」として一部開放するのもありと思うんだよね~
ベンチャーとしても多くの人が集まる場は、広報としても役立たせれる可能性はあると思うし、実企業がはいっているっていうのは、職業を知るっていう意味ではリアルにいいと思うし、いろいろやり方はあると思います。
今のままでおいておくことは、賛成しないけど、いいところはいいところで残しておいて、もっと緩急つけた内容と企画で発展してほしいなと思います。