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鳥取・出雲殺人ルート (光文社文庫): 西村 京太郎

2009年12月03日 12時26分12秒 |  -本
西村京太郎といえば、電車の時刻表のトリックとかいうイメージが強かったのですが、これはそういうかんじではちょっとありません。
でも、トラベルミステリーらしく、山陰の有名な観光名所の名称がでてきます。
松江城、宍道湖、鳥取砂丘、出雲大社・・・どこもいったことのある土地なのでそこの情景がうかんできて、これこそ旅の道中にぴったりな本でした。

わたしは推理小説のなかでは、社会派なものがすきなんですけど、これもその分野にはいるのかなぁ。
実際におきたこととかと連動して書かれてあるともっとリアリティがあってすきなんだけどなぁ。
それでも、社会の問題点とかが挙げられていて興味をもつ作品でした。

実際に鳥取砂丘に溜まった、水のなかから死体がでてきたら嫌だけど、とても美しい碧さをたたえてるらしいので、それはちょっと見てみたいなぁ。




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