6月4日、東京オペラ・シテイホールに出かけました。
ハンガリー女性コーラス・プロムジカの公演を聴きに行ったのです。
カミサンが職場の旧友から紹介を受けてチケットを購入しました。
15年くらい前に「ハンガリー少女コーラス」の公演を聴きましたが、その流れを汲んだ合唱団です。
いまや立派な女性であって、もちろんのこと少女などでは在りません。(笑い)でも、40名ちかい構成ですが、10代から30代ぐらいの集団で美人ぞろいです。
民族衣装ありセレブな宮廷衣装っぽいものありで、観ているだけで壮観です。
指揮者のサボー・デーネシュ氏はユーモラスなジェスチャーたっぷりの会話を使いながら精力的に幾つものコーラスを指揮・披露してくれました。
81歳という御年には到底みえない若さを保持しているのも立派です。
曲目はハンガリーの音楽家・民族学者のコダーイ作曲のものも多く唱われました。
若い女性たちの集団的な肉声を聴いていると、「生」と「性」について、去りつつある郷愁を感じ、元気が貰えるような感慨も湧いてきました。
やはり、もう歳なのですかね…(淋笑い)
日本の歌も譜面なしで唱いました。「会津磐梯山」のコーラスは絶品です。
心憎いことにラス前に、東北震災復興の歌とも言える「花は咲く」を唱ってくれました。
国境を越えた人類の連帯に涙した聴衆はイワン・アサノヴィッチだけではなかったでしょう。
指揮者:サボー・デーネシュ氏
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