イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

冬山登山、あわや遭難?

2007-03-04 19:11:06 | 旅行記

 妻と久しぶりに登山旅行をした。それも冬山である。目指すは穂高連峰だ。

新穂高温泉から登り始め、標高差1000mにおよぶ西穂高口(2156m)を何なく制覇。

地元のひとから聴いていたとおり、雪はやや少なめであったが、連峰や槍・笠の頂上の、ガスの合間からの眺望はやはり格別だ。

シンとした冷気に触れながら、聳える孤高の峰々を見ていると、下界を離れた天空人へと変化していく自分に気が付く。

雪の深い尾根道を歩き始めると、疲れからだろうか妻が足を滑らし滑落しそうになった。私は咄嗟に手を差し伸べ、妻の右手首を捕まえ足を踏ん張った。遭難回避。

この時…、夫婦というよりも登山家同士の連帯感を、改めて深めあったことは言うまでもない。
 

温泉駅からロープウエイで一気に西穂高口に上り、頂上駅の回りに造られていた、観光客用の周遊の雪道を歩いていたところ、カミサンが途中の坂道で、『キャ!』とか言って滑ってしまった。

『あっ!』とか言って、傍らにいた私は為す術もなく傍観せざるを得なかった。起きあがった後には、カミサンの大きなお尻の型どりが出来ていた。

この辺が私たち夫婦の冬山登山の、ことの真相であるらしい…。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (nakamura)
2007-03-04 22:24:47
こんばんは。

夫婦で登山、それも雪山とはうらやましい限りです(笑い)。
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冬山とは恐れ入った。またまた意表を突かれた。山... (ペースメーカー)
2007-03-05 20:12:51
冬山とは恐れ入った。またまた意表を突かれた。山の澄んだ空気を吸って、心身ともに清めることはいいことだ。特にアサノヴィッチにとっては。
と書くと、まるで汚れているみたいだが、そんな深い意味はない。もっとも、完璧にきれいだとは言い難いが。
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nakamura様 (イワン・アサノヴィッチ)
2007-03-05 23:27:27
nakamura様
生真面目で責任感の強いnakamuraさんのことです。無理な提案かも知れませんが、パカッと休んで
冬山の地学や麓の花木の写真を見せて下さい。
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ペースメーカーさん (イワン・アサノヴィッチ)
2007-03-05 23:36:05
ペースメーカーさん
意表をつかれたからと言って、汚いだのそれほどでもないだの完璧でもないだのと、よくぞ並べてくださいました。(笑)
ブログ仲間に山のベテランが居るものだから、つい、向こうを張ってブログした、というところです。
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後藤久美子を背負って西穂高に登った映画 (房総の爺)
2007-03-07 17:29:51
後藤久美子を背負って西穂高に登った映画
ありましたね!
「キャ!」とか、なんかそんな雰囲気ですか?
独標までいったのですか?
雪いいですよね!もう女房と登る気はないけれど
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房総の爺 様 (イワン・アサノヴィッチ)
2007-03-07 22:36:20
房総の爺 様
ロープウエイの頂上駅周辺の雪道をウロチョロしただけです。
後藤久美子を背負ってなら、たとえエヴェレストにでも登ります。
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