イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

孫娘・志穂は、リケ女 

2016-03-29 22:22:52 | 日記
 
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 このところ省略言葉が流行っています。
その数は氾濫するほどですが結構と言い得て妙なる省略言葉もあります。
爆問(バクモン)とはお笑いコンビのネーミング「爆笑問題」の省略言葉。
学生たちの就職活動をして「就活」。しかし中高年労働者の「就活」となれば穏やかではありませんね。
イカシタ男はイケメン。さしずめイワン・アサノヴィッチは自称「イケメンジイ」とでも名乗ってみましようか。(笑ったりしないでください・・)

次男の嫁は大学で電子情報学を専攻してIT企業のシステムエンジニアとして勤めています。次男とは職場結婚をしました。そんな嫁はまさに”リケ女(理系の女子)”であります。本人も「私は差し詰めリケ女なんです」とみとめています。

孫娘の志穂は本ブログでも記述しましたが・・「女の子にしておくのは勿体ないくらいアグレッシブな子だね」 とイワン・アサノヴィッチがほくそ笑むほど理系の匂いを感じさせる孫なのです。
孫娘・志穂の知的好奇心の旺盛・活発なところがカワイイのです。
先日も台所の収納棚にランダムに積んであったジュース缶を眺めていたのですが、少し気に入らなかったみたいです、ジュース缶を積みなおしていました。(写真)

すなわち、きちんと積めば収納面積が節約できる筈だ・・と言うのが志穂の考えなのでしょう。
棚の奥の方に横積みしてあったジュース缶を取り出し、三段重ねをすればいいと言うことなのですね。
僅か三歳の子がする作業ですから、見ていてもたどたどしいのですが、そこはリケ女です。黙々と飽きることなく“建築作業”をしていました。
後ろでみていたイワン・アサノヴィッチは、可笑しいやら可愛いやらで笑いをこらえています。

ママが「自分もリケ女です」と言った意味合は・・リケ女だけれど、決して女らしくないということではありません。と言う“宣言“なのかも知れません。
考えてみると、孫娘の志穂もリケ女とジイジは言うけれど“女の子”ですからね。というメッセージが込められているのかも知れませんね。

日記から 60年前の春うらら

2016-03-06 21:51:30 | 日記
 厚い雲はやや強めの南風に乗って流れて行く。
気温は終日15℃と暖かい。
イワン・アサノウィッチはいつものように縁台に腰掛けてタバコを吸う。ちいカップの珈琲とともに。
暖冬だったとは言え、やはり2月中は寒く、防寒着を着用しなくては縁台でタバコなぞ吸ってはいられない。

 イワン・アサノヴイッチ家では室内禁煙である。
8年前に家を建て替えてからのことである。 
雨が降ると困るが、そんな場合は玄関を出たポーチにある小さな庇(ひさし)の下でおとなしく喫煙するか、二階のベランダに出て吸うかの二択である。
だが大概は玄関ポーチである。

 今日は終日どんよりした曇りであったが、気温は高めで防寒着も要らなかった。
庭を吹く、やや強めの南風は、色んな匂いや香りを運んでくる。
湿気が多かったせいもあったのだろう。
土と緑と水をない交ぜにした春独特の匂いである。

 ハッとした。
60年も前の子どものころ、遊びに夢中になっていながらも確実に脳を刺激していた匂い・香りそのものが、いま鮮明に蘇ってきたのである。
全く不意に且つ突然にである。
心はノスタルジイとでも言うのだろうか、そんな気持ちに懐かしく覆われた。

 イワン・アサノウィッチは古希を迎えた。
そろそろ“終活”なのかな・・・と漠然とした気持ちで居た。
今年の年賀状には 『古希を迎えたので“終活”を考えていたら、70歳はまだ小僧といわれ、すこし感動しました。』 と書いたのである。

 それからと言うもの。
“死ぬまで元気”とか“今を生きる”という言葉が、身に染みるようになってきた。
単純に平易にで構わない、特筆するような生き方なぞ必要はないのかもしれない。

孫娘、ミユウの 『アバヨ!』

2016-01-18 15:35:20 | 日記
 イワン・アサノヴィッチには小学二年生の孫娘が居ます。
この子は初孫で、イワン・アサノヴィッチにとっては一入の思い入れがあります。
明るく、近所の子どもたちとの外遊びが好きな活発な子でもあります。

まだ五歳のころでしたが、公園に出かけた時のことです。
同じ年頃の知的障害をもった男の子が母親とおぼしき方と散歩をしていました。
ミユウは俯(うつむ)き加減に小さな声で『あの人は心の病気なんだよね。』 と言いました。
『そうだね。』 とイワン・アサノヴィッチは応えました。

そこには差別意識のない、子どもなりの同情の気持ちも在ったように思えました。
きっと心の優しい保育所の先生などから聞かされていたのでしょう。
世の中には、オリンピックで金メダルを獲る人もいれば、まるで運動音痴の人もいる、そして運動障害・知的障害を持った人もいます。
それで世の中が成り立っているのです。
ミユウの清々しい目を見てイワン・アサノヴィッチは安心しました。

つくづく思うことがあります、人は取り分け子どもは食物だけで成長するのではないのではないかと。
そうです、”愛”というものも吸収しながら成長していくものじゃないのかと…。
食べ物の五大栄養素にプラス”愛”という栄養素も必須なのでしょうね。

そんなミユウも小学二年生になりましたが、明るく活発な所は全然変わりありません。
先日の土曜日、ミユウ一家が我が家にやってきて、夕食を食べて行きました。
帰りしなの“ほっぺにチュー”の挨拶は、もうさせてくれません。
『今どき、ほっぺにチューなんてこと有り得へん!』 といとも簡単に拒否されてしまいました。
少女になりかけているミユウは早くもジイジ離れが始まっているようです。 (/_;)
『じゃあ、ミユウちゃんバイバイね。』 とハイタッチです。
ミユウの返事は奮っています。『アバヨ!』 の大きな一声だけです。
女の子の別れ際の挨拶としては甚だ素っ頓狂です。
ですが、ミユウらしくもあります。思い出す度に苦笑してしまいます。

警察、三歳女児の虐待死を未然に防げず

2016-01-14 23:43:42 | 日記
 20代の実母と同居する男が、三歳の女児の顔に熱湯をかける等の果てに虐待死させていた事件が報道された。
内縁関係のこの男女は、三歳女児の虐待方法を携帯電話で取り合っていたと言うから驚きを通り越して、絶望的な気持ちにさせられてしまう。

イワン・アサノヴィッチには二歳半の孫娘が居る。可愛い盛りである。
虐待死させられたA子ちゃんの顔がTVで放映された。黒目の大きな愛くるしい女の子であった。ご冥福を祈ります。
何でこんな愛くるしい子が、こともあろうに実母らから虐待死されなければならなかったのだろうかと考えるとイワン・アサノヴィッチは狂おしくなる。 

 ところが、事件が起きる前に隣近所の住民たちが幾度か警察に通報していた事実が判明した。
そして二度も警察が事件のあった家を訪問していたのである。
しかし、警察はその女児には虐待による傷跡など具体的な物証がなかったとして、漫然と引き返していたのである。
住民からの通報時にきちんと捜査していれば当然のことながら、虐待死という悲劇は起こらなかった筈である。

 イワン・アサノヴィッチは以前に読んだ「桶川ストーカー殺人事件(清水 潔著)」を思い出した。
カネさへあれば何でも出来るという錯誤・偏狭思考の男にストーカーされていた女子大生が、警察に被害届けを出し告訴状を提出していたのである。
にも拘わらず、警察の漫然とした「前例踏襲」と「横並び」思考でまともな捜査が行われず挙げ句の果てに女子大生が殺害された事件を扱ったドキュメントである。
被害者は殺害をほのめかすストーカー男との電話録音を警察に証拠として提出していたにも拘わらず、悲劇的な事件が起きてしまったのである。

この二つの事件の共通点は、間接的に警察が二人の命を奪ったと言っても過言ではないのである。
警察という超閉鎖社会ではベテラン警察官ほど、「前例踏襲」と「横並び」思考とマンネリによる「予談・先入観」捜査に陥り易いのである。 

可愛い子リスちゃんの隣で、 ……!?

2015-11-12 23:13:41 | 日記

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先日、イワン・アサノヴィッチの誕生日に長男一家と次男一家が我が家に集まりました。
二家族で総勢三人の孫も勢揃いで、やって来ました。
孫たちは何と言っても食べる事が一番です。
小学二年生の美結♡は食が細くあまり食欲旺盛とはいえません。
それにひき替え、弟のヒナタ君は食欲旺盛で好き嫌いもなく、何でも旺盛に食べます。
まだ三歳ですが、お姉ちゃんよりも食べます。
オヤツのお菓子でも、口いっぱいに頬張り、まだ噛み切れて居ないにも拘わらず次のお菓子を食べてしまうのです。
そんな時は大概、喉を詰まらせてしまいます。
もう家族・親戚は十分に承知していまして、ヒナタ君が喉を詰まらせ『オエーッツ、オエーッツ』と始めても全然驚きません。
『あっ、ヒナタがまたやってる。』 ぐらいにしか思いません。

食事会も終わりました。
孫たちはアイスのデザートです。その前に、バアバからお口汚しで薄焼きのお煎餅が手渡されました。
ポリポリと軽やかな音をたてて、大人もみんな一緒に食べています。
なにかしら、日本情緒がフト漂う一時でもありました。

二歳になる一番末っ子の孫の志穂ちゃんも熱心に食べています。
志穂ちゃんは…、ママの前では余り大きな声では言えませんが、”女の子にしておくのは勿体ないくらいアグレッシブ”な女の子なのです。
小さな両手を薄焼き煎餅に添えて、これまた小さな口でポリっと咬んでいます。
そして、モグモグモグと生えきっていない歯でかみ砕いてはお腹に送り込んでいます。
その様子はまるで森の子リスがドングリの実を大事そうに両手で押さえ、一口食べてはモグモグモグとかみ砕いて、お腹に送り込んでいる…、そんな感じでした。
皆さんも動画でそんな可愛い様子をご覧になったと思います。
今の志穂ちゃんは、まるで森の子リスちゃんみたいなのです。やはり女の子なんですね。

ところで、隣のヒナタ君はと言えばどうでしょうか?
煎餅を喉に詰まらせ、案の定 『オエーッツ、オエーッツ』とやっていました。  (=_=)