みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ペットボトルのトラップでオオスズメバチ捕獲作戦/日本蜜蜂の巣箱を襲撃されススメバチとの攻防はじまる。

2011-09-23 07:11:54 | ニホンミツバチ
春にやってきた日本ミツバチは、
熱い夏を無事越して、強い群に育っているようです。

夏の間、暑さよけにすだれをかけていたのですが、
9月になって台風が立て続けにやってくるので、

すだれをはずして大風対策。
ふと見ると、ミツバチたちが、ビピッビビッと一斉に羽をふるわせています。
近づいてみると、スズメメハチが飛び回っていて、
ミツバチたちがスズメバチにびっしりボールのように取りついて、
「熱殺」しています。

羽を一斉にふるわせるのは、警戒音だったようです。
この日やってきたのは、調べたらキイロスズメバチだったようで、
日本ミツバチたちが、ぶじ撃退しました。

台風15号が近付いている夕方、ともちゃんが呼ぶ声で巣箱を見に行くと、
蜜蜂たちが一匹も外にいなくて、前より一回り大きなスズメバチが
2匹巣箱の下にもぐりこんでいます。
巣箱の下には、ミツバチが10匹ほど死んでいます。
今度はオオスズメバチのようで、
「熱殺」作戦は通用しないので、巣箱に籠ってしまったのでしょうか。
気配を消してシンとした巣箱から、ミツバチたちの恐怖が伝わってくるようです。

オオスズメバチはわたしも怖いので、
ともちゃんが完全防備で、タモを持って捕獲作戦。
2匹を捕まえたのですが、あとから3匹も来ました。



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大変だぁ、といそいで、「ハチ激とれ」をしかけました。

スズメハチの好む匂いで誘って、溺れさせる仕掛けです。

翌日のために、ペットボトルのトラップの作り方を調べて、
ハチを誘因する液もいろいろ試すことにしました。

ペットボトルの上部を切って逆さにする、という形が
簡単そうなので、いくつか作ってみました。
  

この日は日没近くだったのですが、1時間足らずで、
トラップにスズメバチが入りました。
小さめのオオスズメバチのようです。


大小いろんなタイプのトラップもつくってみました。
  

入口をHにきって折り曲げたトラップには、
大きなオオスズメバチが入っていました。




参考までに、ペットボトルのトラップの作り方です。
  ペットボトルを利用した「ハチ捕り器」の作り方と注意事項(郡山市)

身近な材料による簡単な「ハチ捕り器」の作り方を紹介します。
1 準備する材料および道具
(1)ハチ捕り器本体
①ペットボトル(大きさは1~1.5 リットルで、形はなめらかな円筒状のもの)
②カッターナイフ
③ひも(ビニル製等 長さは設置箇所に合わせること)
(2)誘引剤(ハチをおびき寄せる匂いの元。以下、1.5 リットル分の量)
①砂糖(100g)
②酒(日本酒を220mL)
③酢(70mL)
2 作り方
(1)ハチ捕り器本体
①カッターナイフを使い、入口と
なる の左、右及び上辺の
3箇所を切り、下辺 をビ
ンの内側へ直角に折り曲げます。
(ビンの反対側も同じにします)
②キャップ首に、ひもを結びつけ
ます。
ひもの長さは、ハチ捕り器の設
置箇所に合わせて変えるので、
初めは余裕をもたせておきます。
※穴は四角形で、1辺の長さは
(2)誘引剤(ハチをおびき寄せる匂いの元)
適度な長さのひも
穴の1辺の
長さは
1.6~2cm
誘引剤の深さ:
約7cm
下辺をビンの内側へ折り返します。
1.6~2cm
ハチ捕り器の完成図(例)
(2)誘引剤
1で準備した砂糖、酒、酢を大きめの容器の中で混ぜあわせます。
砂糖が十分溶けて、液が透明になれば大丈夫。
※この中に、少し傷みかけたブドウを1粒いれると発酵が進み、効果が増します。
(3)できあがった誘引剤を、ハチ捕り器本体に注ぎ込みます。
(4)ハチ捕り器本体を木陰等にひもでつるします。
※取り付け位置は下記を参照してください。
3 ハチ捕り器の管理方法
ハチ捕り器は、その原理上、誘引剤の匂いに引かれたハチが集まってきます。
一度に捕殺できるハチの数も多くありません。餌を捜しにたまたま立ち寄ったハチを駆
除対象としています。
従いまして、使用にあたって、以下のことに十分注意してください。
(1)取り付け場所はよく選んでください。
①ハチの巣の5m以内では、使用・設置をしないでください。ハチが集まりすぎて、
危険な場合があります。
②普段から人が通行・作業する場所を避け、そういった場所から3 メートル以上離
して設置してください。
③子どもがイタズラできないような高さ(2m以上)に設置してください。
④直射日光の当たらない場所(木陰等)に設置してください。
(2)誘引剤の補給や交換
①ハチが行動する日中を避け、「夜から明け方」の時間帯に、付近をハチが飛び回っ
ていないことを確認したうえで行ってください。
②誘引剤が蒸発して残り4~5cm 以下になったとき、もしくは、スズメバチや他の
昆虫でペットボトル内が満たされ、液面が見えなくなったときには、誘引剤の交
換あるいは補給を行ってください。
4 注意事項
①自宅等の近くに、巨大なハチの巣を見つけ、多数のハチが飛び回っているようで
したら、ハチ捕り器による安全な使用限界を超えています。早急に専門駆除業者
に依頼して対処してください。
②人の生活に支障のない場所に巣がある場合には、そっとしておきましょう。
スズメバチは、植物等にとっての害虫を食べる「益虫」でもあるからです。
どのように優れた道具であっても、使用法を誤れば事故につながることをお忘れなく!
-お問合せ-
保健福祉部 保健所生活衛生課
TEL 024-924-2157 FAX 024-934-2860 


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