みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

プルトニウム漏れ調べる土壌調査開始 第一原発敷地内/時はめぐり、春です。

2011-03-27 20:55:18 | 地震・原発・災害
東北関東大地震がおきた11日から、あわただしい毎日を送っているにもかかわらず、
時が止まってしまったような不思議な感じがしていましたが、
花たちは昨年と同じように咲いています。

季節はかくじつにめぐり、名古屋市ではソメイヨシノの開花宣言、
わが家の庭にも春がやってきました。

昨年植えた、早咲きの河津桜が咲きました。
    
暖地サクランボの花も。
  
かれんなニオイウチワノキ。
 

キバナミツマタ   沈丁花   サンシュユ   
  
  スミレ    ヒヤシンス  ムラサキハナナ
  
ネコヤナギの花はおわり。
  

膨らみ始めたハクモクレンとサラサモクレン。
     

政治活動用の宣伝カーを作りました。


午後から試運転をかねて、市内をまのあけみさんに作ってもらった
テーマソングを流しながら、連れ合いの街頭演説とセットでまわってきました。
久しぶりにマイクを持ったので、つかれましたぁ。

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明るいうちは、宣伝カーを走らせていたので、
お風呂に入って、夕ご飯を食べたら、夜になっていました。

きょうはきれいなお花をアップしたので、
原発の話題は書かないようにしようと思っていたのですが・・・、
テレビを見るたびに、福島第一原発の状況は悪くなっていて、
それに慣れてしまうのが怖い気がします。

プルトニウムの土壌調査を、やっとするようです。
ときすでに遅し、という気もしますが、きっともう隠し切れないほど悪い状況なのでしょう。

福島第一原発40周年迎える 海水に濃い放射能はどこから?
(2011年03月27日 朝日新聞)


プルトニウム漏れ調べる土壌調査開始 第一原発敷地内
 
2011年3月27日19時27分 朝日新聞

 枝野幸男官房長官は27日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発敷地内の土壌に極めて毒性が強い放射性物質のプルトニウムが含まれていないか、調査を始めたことを明らかにした。
 福島第一原発の3号機では地震発生当時、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使ったプルサーマル発電を行っていたため、プルトニウム漏れを懸念する声が出ている。
 枝野氏は会見で「プルトニウムについて、発電所内の土壌調査にすでに着手しているという報告を受けている」と説明。その上で「周辺の土壌に拡散していない状況なら、一定の安全性が確保できる。出ていれば、それに応じた対応をしなければならない」と述べた。  


東電 プルトニウム分析を依頼 
 3月27日 20時40分 NHKニュース

福島第一原子力発電所の事故で、外部に放出される放射性物質の中に毒性の強いプルトニウムが含まれていないか、東京電力は外部の専門機関に分析を依頼しました。数日中に結果が判明する見通しです。
 福島第一原発の事故では、外部への放射性物質の放出が続いていて、これらの中に、原子炉で核燃料を燃やす際に出来る毒性の強いプルトニウムが含まれる可能性があります。東京電力は、これまでの方法ではプルトニウムが検出できなかったことから、21日から22日にかけて、発電所内の敷地で土壌を採取し、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構や千葉市の日本分析センターに分析を依頼しました。プルトニウムは、通常のウラン燃料を使った原子力発電でも生成されますが、福島第一原発の場合、MOX燃料と呼ばれるプルトニウムを含む燃料を3号機で使用しています。プルトニウムが出す放射線は皮膚や紙1枚で遮蔽することが可能ですが、肺などの臓器に取り込まれると長い間とどまり、がんなどを引き起こす可能性があります。東京電力では、今後も週2回、プルトニウムの調査を行う予定で、今回の結果は数日中に判明する見通しです。 


  【茨城】想定外は「根拠なき過信」 福島第一原発事故 東海村村長に聞く 
2011年3月27日 東京新聞

 一九九九年に核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故を経験した東海村の村上達也村長(68)に、今回の福島第一原発事故について聞いた。 (近藤統義)

 -「想定外」の地震と言われたが、国や東京電力の対応は
 原子力事故に特有だけど、全体の知識がないと(どんな情報を与えられても)奥歯に物が挟まったような感じがする。専門家だけの世界になってしまう。世界で四番目の大地震だから、しょうがなかったとはならない。
 原子炉冷却を含め、非常用電源がすべて使えなくなることを想定していないというのは「根拠無き過信」と言うしかない。こういうときに重要な役割を果たさねばならない原子力安全委員会の姿が見えない。なぜか。一方、米国は原子力規制委員会(NRC)が出てきて、福島第一原発の半径八十キロ以内に住む米国民に避難勧告を出した。

 -日本原子力発電の東海第二原発も(東日本大震災の津波で)非常用発電機が一基使えなくなった
 原発というのは、外部電力で支えられている。その周辺機器は本体部分と同じように重要だ。村も三基のうち一基は津波で機能しなかったから(福島第一原発のような事故は)十分あり得る。それを想定しないというのは、まさに科学的精神の欠落だ。背景には二〇〇七年の新潟県中越沖地震での柏崎刈羽原発事故で関心はすべて断層型地震に行ってしまい、海溝型地震への対処がなされなかったという事情がある。これはおかしい。村も津波への対策を強めなければならない。

 -日本は電力需要の約三割を原子力に頼っている
 日本は自分の体以上に大きな経済力を持ちすぎたと思う。目先の経済効率で言ったら自然エネルギーなんて話にもならない。しかし、原発に依存したがために今こういうことになっている。

 -これからの原発政策はどうなる
 ルネサンスと浮かれて、原発ビジネスに血眼になっていた。JCOは限られた地域だけど、今回は全国レベル。避難者の悲惨な様子を見てたら想像を絶する。国民に原発へのアレルギーは出るだろう。

 -村が進める原子力センター構想の先行きは
 原発は必要という前提に立つならば技術、安全基盤を世界的に確立していかなければならない。
 そのために村が蓄積した技術や研究成果で協力していこうと進めている矢先だった。われわれの原子力技術は世界に貢献できるという前提で進んできたけど見直すことが必要かもしれない。残念だ。
 村上達也(むらかみ・たつや) 1943年、東海村生まれ。一橋大卒。97年に東海村村長に就任し、現在4期目。全国原子力発電所所在市町村協議会の副会長を務める。村が進める「原子力センター構想」は、関連施設が集まった村の特色を生かし、原子力の安全や技術基盤の確立、人材育成などを進め、原子力と地域社会が調和したまちを目指そうという考え。昨年9月、原子力センターの具体的な在り方を検討する有識者懇談会を初めて開いた。 



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2 コメント

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Unknown (さち)
2011-03-28 11:17:03
テーマソングの反応はいかがでしたか?
気になるので・・・。
返信する
Unknown (るな)
2011-03-28 15:53:21
みどりさん
ぼちぼち復活しようと思っています。
まだ首がまわらないので、のんびりと。

寺町さんの活動、期待しています。

3.11以降、目に写るものが変わってしまいました。
こんなときこそしっかり自分の考えを
しっかり持たないといけないのに
おろおろするばかり。
みどりさんのブログ、頼りにしています。
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