みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

オオナンバンギセルとアサギマダラ/伊吹山で出合った感動の花と蝶

2008-08-10 20:35:38 | 花/美しいもの
8月になったら伊吹山のお花畑に行こうと思っていたのですが、
あいにくの夕立続きでお天気がなかなか安定しません。

今日はふたりの日程が空いているラストチャンスなので、
朝一番で車を走らせて、伊吹山ドライブウェーで山頂を目指しました。

伊吹山山頂のアサギマダラ


 
いつものように西遊歩道からのぼり始めたのですが、
山頂のお花畑に着いたらガスがかかっていたのでちょっとだけ滞在して、
中央遊歩道をまっすぐに降りてきました。


いつもは東遊歩道から降りるのですが、時間がかかるのと、
雨が続いて道がぬかるんでいるかもしれないのでパス。

この時期、東遊歩道の最後にイブキトリカブトが咲いているので、
真ん中を降りてから、東遊歩道を少しだけ登りました。


予想どおりトリカブトは咲いていたのですが、ちょっと遠すぎて、
望遠でもきれいにとれません。
この一帯ではアサギマダラを見かけることが多いのですが、
今年はヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラを間近で見ました。


お花の画像はまだ整理できてないので、
アサギマダラが羽を広げた感動の瞬間を紹介します。

  

    

アサギマダラ(タテハチョウ科 マダラチョウ亜科)

日本国内の分布:日本全土。
ただし、越冬は温暖な地域でのみ可能。毎年、長距離移動する。
成虫の出現期:春~秋。
ただし、南西諸島や温暖な地域では夏はほとんど見られず、
逆に山地や北日本では主に夏に見られる。
これは本種が渡りをするためと考えられている。


全国アサギマダラマーキングスポット一覧

  








伊吹山3合目のオオナンバンギセル

伊吹山ドライブウェーを降りて滋賀県に入り、
お昼過ぎに伊吹山3合目にやってきました。

一通り歩いたのですが、今年は秋の訪れが遅くて、初夏の花が終わった後のようで、
いつもより花の種類がすくないような気がします。

とはいえ、3合目の看板を背にした一帯はユウスゲの原。 
  
夕方になると咲くユウスゲの花が開きはじめていました。


この野原にはススキやカリヤスもたくさん生えていますが、
昨年、お花畑の管理者のかたに、
このあたりで咲くオオナンバンギセルの花を見せてもらいました。

ユウスゲとオオナンバンギセルにであいました。
/伊吹山3合目のお花畑(2007.8.26)


で、最後にオオナンバンギセルを見つけようと
ユウスゲの花が咲いているあたりを探したのですが見当たらず・・・。

オオナンバンギセルはカリヤスやススキに寄生して咲く花なので、
地形を思い出しながら、草が生い茂っているところに移動すると、
草に隠れた株もとにいくつか見つけました。

昨年とおなじ付近に咲いていて、1年ぶりの再会です。
  

ともちゃんが咲いたばかりの花があると呼ぶので行ってみると、

草の間に、特大の花が咲いています。
  

コツが分かると次々に見つかって、
最後に見つけたのは、感動の大群落。


登山道から直角に入った横道に咲いていました。
みつけやすいように周りの草が刈ってありました。





  

オオナンバンギセルは、まだまだこれから咲くつぼみがたくさん。

伊吹山3合目は、頂上と比べると訪れる人も少ないのですが、
とっておきの出会いがある草原のお花畑です。


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