みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

アジサイ七変化、色色せいぞろい。

2007-05-30 21:03:35 | 花/美しいもの
毎年、夏になると草ボウボウになる道の下の
用水路のそばにアジサイを植えよう、と思いつき、
花が終わって安くなったアジサイを買うことにしました。

アピタで見つけたのは、定価980円が一鉢100円。
花が終わったら切って、梅雨入りしたら地植えする予定。


アジサイは挿し木をすれば簡単に増えるんだけど、
変わった品種の花のほうが、やっぱり楽しい。
と思っていたら、安いアジサイがお店で目に付き、
300円~680円の処分品を色色かいこんできてしまった。


青系は、マリンブルーと色変わりと、
  
ピンクはハイランドジア・カメレオンとがくアジサイ。
  

ピンクの八重咲きは「十二単」、半額でも1480円なんだけど、
一目見たときから欲しくて、迷った末に買って帰りました。

背が高いし花が持ちそうなので、玄関に置きました。
  
今日は一日雨だったのですが、
軒先がパッとあかるくなりました。


庭には、大好きなヤマアジサイが咲きはじめています。


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「謎の自殺」遂げた松岡農水相 安倍内閣が抱える「闇」の正体/立花隆の「メディアソシオ-ポリティクス」

2007-05-30 07:59:58 | ほん/新聞/ニュース


一昨日の松岡農相の自殺に続いて、昨日、
独立行政法人「緑資源機構」の前身、旧森林開発公団の元理事が自殺した。
緑資源機構の官製談合事件をめぐって、東京地検特捜部に
29日午後も聴取を受ける予定だったそうだ。

「緑機構」前身の元理事自殺 マンション飛び降り 
地検、連日聴取(2007.5.29産経新聞)


松岡農水相については、わたしも記事をアップしたが、

「政治とカネ」の幕を引くな/疑惑に自ら封印/首相「責任を感じている」
/松岡農相の自殺を巡って(5/29)

10日ほど前にも、松岡農相の関係者(地元秘書?)が謎の自殺をしている。

なにか大きな事件が起きると、鍵を握る関係者が自殺してしまって、
「死者にムチ打たない」風潮に助けられて、
首がつながってホッとする人たちがいるものだ。
石原都知事も「死んでお詫びをするとは彼はサムライだった」といったとか。

なんともやりきれない思いだ。

と思ってwebを検索していたら、韓国の中央日報で、
<取材日記> 自殺すれば‘サムライ’?
を見つけた。

・・・・・・・・・・・・ (略) ・・・・・・・・・
 石原慎太郎東京都知事は「彼はサムライだった」と語った。 松岡氏の故郷である熊本県の市民はテレビで「最後の瞬間、彼は男だった」と話した。
 自殺を見る日本社会の反応はこのように特異だ。 「政治献金スキャンダルは糾明されなければならない」という反応が依然として優勢だが、松岡氏の死を美化するような反応も少なくない. 日本にはこうした類の自殺が多い。その背景に「死で不名誉をすすぐ」というサムライ式の思考がある。
 日本には「死ねば仏」という言葉がある。 どんなに大きな罪を犯した人でも死んでしまえばそれ以上は咎めないというものだ。 サムライが自ら名誉を汚したと判断したり、主君に累を及ぼしたと考えれば、切腹して自ら命を絶った。 日本社会はこれを美徳としてきた。 男らしいと考えるのだ。
・・・・・・・・・・・・ (略) ・・・・・・・・・・・・・・
 こうした点で、今回の松岡氏の自殺事件以後、彼の死の原因になった問題がどう扱われるかに関心が集まる。世論がどう形成され、政治献金問題がどんな結末になるのかが注目される。それは日本社会がグローバルスタンダードに進んでいるかどうかをはかる物差しにもなるはずだ。
金玄基(キム・ヒョンギ)東京特派員
(中央日報2007.05.29)
 


ところで、
28日の松岡農相の自殺を受けて、日経BPnetの連載に、
立花隆さんが、「謎の自殺」遂げた松岡農水相 安倍内閣が抱える「闇」の正体、
と題して、とても興味深いコラムを書いている。、

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連載・コラム 立花隆の「メディアソシオ-ポリティクス」
第108回 「謎の自殺」遂げた松岡農水相 安倍内閣が抱える「闇」の正体
日経BPnet 2007.5.28

 毎日新聞の世論調査と日本経済新聞の世論調査で、「安倍内閣の支持率が急落」(──日経新聞では41%に、毎日新聞では実に32%にと劇的な急落)という記事を読んでいるところに、「松岡農水相が首吊り自殺」という衝撃的なニュースが入ってきた。

 松岡農水相を巡る黒いウワサ
 ニュースの速報的特別番組では、例の光熱水道費問題(ウソ報告とボトル1本5000円のナントカ還元水の問題)などをとりあげていたが、もちろん松岡農水相はそんなことで自殺するようなタマではない。
 そんなことで自殺するくらい気弱な男なら、とっくの昔に農水大臣を辞職するなりなんなりして、最近急激に風圧を増していた世論の批判をやりすごしていただろう。
 ニュースを聞いて、すぐピンときたのは、つい先だって検察庁特捜部の手入れを受けた農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件とのかかわりだ。
 とりあえず、官製談合事件で問題とされたのは「緑資源機構」の発注工事(林道工事)を請け負っていた14業者が、松岡農水相の政治資金団体に多額の献金をしていたといった程度である。
 しかし、実はかなり前から松岡農水相はアブナイというウワサが政界、マスコミ界のウラでは流れていた。今度の自殺を、「あ、やっぱり」という感じで受け止めた人が少なくなかったのである。

 松岡農水相のカゲ背負う秘書も自殺
 「あ、やっぱり」とはどういうことかというと、検察が松岡農水相摘発へ向けてかなり前から本格的に動いているらしいというウワサがあった。だから緑資源機構の談合事件摘発の第一報で、各社とも松岡農水相関連の記事を大々的に書いたのだ。
 その捜査の手が松岡農水相の身辺近くまで伸びていることを具体的に知った松岡農水相が、ここまでつかまれたら逃げきれるものではないと判断して、これ以上の責任追及の嵐が、松岡農水相の上(つまり安倍総理大臣ということ)に及ぶのを避けるために、自らの命を絶ったというストーリーを多くの人が瞬間的に考えたということである。
 私も、真相はそのあたりだろうと思っている。
 実は10日ほど前に、松岡農水相の地元(熊本)関係者の有力者(地元秘書ともいわれ、選挙違反・買収容疑で逮捕されたこともある)が、謎の自殺をとげている。
 死んだ理由はよくわからないが、もともと黒いウワサが山のようにあった松岡農水相のカゲの部分を最もよく知る男といわれた男である。
 その男については、「あの男の周辺を洗ってみろ。松岡農水相のボロが次々に出てくるはず」というタレ込みがマスコミなどにも流れてきていた。
 当然、検察筋にもタレ込みが行っていたはず。検察がウワサ通り、松岡農水相の身辺調査をはじめていたとしたら、当然その手はこの男まで及んでいたはずである。

 検察を追っていた事案の本体とは
 検察が追っていた事案の本体が何であったかはよくわからない。しかし、いずれにしても、それは「ナントカ還元水」のレベルの話ではなく、「林道(緑資源機構)の談合事件」のレベルの話でもなく、もっと大きな何ものかだったのではないか。
 そのもっと大きな事件の真相を守るために、松岡農水相の地元秘書が自らの命を絶ち、また松岡農水相自身も自らの命を絶ったというのが真相ではないだろうか。
 松岡農水相が死んだ今となっては、それが何であったのかすら、当分の間わからないだろう。
 松岡農水相が死んだ今、最大の責任が追及されるべきなのは、安倍首相の政治責任だろう。
 もともと松岡農水相は、北海道開発局の発注工事絡みの受託収賄事件で摘発を受けた鈴木宗男代議士の朋友であり、「疑惑のデパート」といわれた同代議士の黒いウワサには必ずといっていいほど、松岡農水相も関与をウワサされていた。

 安倍首相はなぜ松岡農水相を擁護したのか
 安倍内閣で松岡議員が農水相に選ばれたときも、「なぜあんな男が」と、多くのマスコミ人、政界人が絶句した。「安倍内閣がスキャンダルでつぶれるときは、あそこからだ」とまでウワサされてきた。
 だから、事務所の水道光熱費の不正申告問題(ナントカ還元水問題)が吹き出たときも、「それみたことか」の反応が政界マスコミ界では多く、同情する人などゼロだったといってよい。
 国会で追及を受ける松岡農水相をムキになって何度も何度も擁護しつづける安倍首相の姿を、自民党の代議士ですら、唖然となって見ていた。
 安倍首相があんなに擁護するのは、松岡農水相の首が飛んだら、その任命責任を問われて、安倍首相自身の首が飛びかねないからだといわれた。
 冷静になって考えれば、松岡農水相の「ナントカ還元水」問題の国会答弁には、一片の合理性もない。
 安倍首相はそれをただ「妥当な処理をなさっていると思う」「法律上適切である」というだけの強弁に強弁を重ねるだけだった。

 さらなる支持率低下は必至
 問題解決の指導性を全く発揮できなかった安倍首相は、それだけでも総理大臣適格者とはとても思えない姿をさらしつづけてきたといえる。
 松岡農水相の自殺以前に、支持率が暴落していた安倍内閣は、これでいっそう支持率が落ち込むことは間違いあるまい。
 これに加えて、年金問題での柳沢厚労大臣に対する不信任問題などが重なると、支持率が30%台どころか、20%台に落ちてしまうことすら考えられる。
 そうなると参院選敗北が必至となり、参院選後のポスト安倍を見越した動きすら間もなく出てくるのではないか。
(日経BPnet 2007.5.28)
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「もっと大きな事件の真相を守るために、松岡農水相の地元秘書が自らの命を絶ち、
また松岡農水相自身も自らの命を絶ったというのが真相ではないだろうか。」
という立花隆さんの考察は衝撃的だ。

もしそうであるなら、
首がつながったのは安倍首相ということになる。
いずれにしても、
閣僚から自殺者を出した安倍首相の政治責任は重大である。

政治の問題を、政治の場で解決できないなら、
議会制民主主義はなんのために存在するのだろう。


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長良公園のクスノキとナンジモンジャ
  

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