気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

母の命日

2014-01-05 18:08:13 | Weblog
今日は、5年前、胆管がんで亡くなった母の命日。

実家に行き、父とお墓参りをする。

実家の目の前にお寺があるので、歩いて行く。

家のお墓の向かいに、生垣をはさんでアパートがある。

いつも、お墓参りをするとそのアパートから、洋楽が流れている。

きっと外国人が住んでいるのだろう。

なんとなくだけど、日本人ではない気がする。

ずっと、洋楽をかけ続けるっというのが。

実家に戻り、父とこたつに座る。

そのうちに、父が、過去を振り返り、自分の生い立ち、私の今の境遇に話が及び、

「感謝しないとだめだ。」とか、私の嫁ぎ先について意見を言ったり。

ほとんど、独り言に近い。

私は、ずっと、またその話かと耐えていた。

それでも、2時間も独演会を聞いていたので、腰を上げて退散した。

苦労してきた父の考え方は、あまりに、実直、堅実で、ついていけないことがある。

私は、口にこそ出して言わないが、生前、母は、父の亭主関白ぶりを嘆いて私に愚痴っていたのだ。

母の命日に、ふと、自分の両親の夫婦としてのあり方を想像した。