気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

リフレイン

2013-09-27 22:12:37 | Weblog
昨日の自閉症の子とは別の自閉症の子の話。

今日は、その子に3時間目マンツーマンでかかわった。

その子は、物語の「怪傑ゾロリ」が大好きだ。

いつもは、トランポリンや巨大なバランスボールで遊ぶのだが、

今日は、ずうっとずっと、そのゾロリの話でしゃべり続けていた。

特にお気に入りのページがあるようで、私に「読んで、ここ読んで。」という。

私もその要求にこたえようと、声色を変えたり、抑揚をつけたりして音読をする。

すると、途中でその子は、「でんきやのおやじは、なんで、ギャーって言ったの?」とか

「モンスターたちは、なんで、ゲームの世界に帰れないの?」などと

質問攻めにする。

私も通読してあるわけではないので、ザーッと読んで適当にこたえる。

すると、また、そのおやじが卒倒しているペーじを開けて、同じ質問をする。

本人の中で、気になるシーンが頭の中でぐるぐる回っているかのようだ。

自問自答しているようにも見えるし、私を相手に独り言を言っているようにも見える。

自閉症の子は、こだわりが強いとか同じ繰り返しを好むという。

昨日の子といい、想像の世界に入りやすい。

というより、現実と想像の世界の区別がないようにも見える。

空想好き、子どもらしい、夢見がち・・・・。

飽きるということがないのだろうか。