少欲知足

新聞のコラムに、少欲知足について、仏教家が書いたエッセイが載っていた。

意味は、「不足の心を持たず、満足する心を持つことが大切である」と。

とかく、生きていると、欲の塊になっている自分がいる。

「もっと・・・」「・・・・が欲しい」

今の自分にとって、何が必要なのか、落ち着いて考えて選択していくことが大事。

そのエッセイに、引用されていた話として、

女優の樹希樹林さんに、「余命が短く、亡くなる前に何を食べたいか」と質問されたとき、

彼女は、「もう死ぬのですから、何も食べたくはないです。お腹を空っぽにして死にたいです。」と

答えたとか。

その考え方は、死ぬことを受け入れ、覚悟が感じられる。

反面、生きると言うことは、欲にかられている煩悩の状態なのだろう。