気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

現代子ども観

2008-03-26 20:08:18 | Weblog
今の学校に赴任して2年がたつ。
それまで、田舎の小さな学校で、平和でのんびり働いていた。
子どもたちも昭和の子どものように純朴そのもの、素直で子供らしい子達だった。保護者も教師にため口で話しかけてくるざっくばらんな人が多かった。

今の学校は、新興住宅地にあり、核家族がほとんどだ。
若い夫婦と子ども、あるいは、母子家庭、父子家庭。
家庭環境とは言えないが、何となく、自己中心的な子ども、精神的に弱い子どもが多い気がする。
優しい子、思いやりのある子が少ない気がする。
こういう心は、大人が手本を示さないと覚えないと思う。
そして、善悪の判断力も弱いので、イソップ童話をがんがんに読み聞かせ、
勧善懲悪、自業自得という人間としての倫理観を植え付けた方が良いと思う。
のびのび主義で、あるがままの子どもを良しとする親が多いからだ。

教師として、保護者と連携して子どもを良くしたいと思う。
保護者を敵にまわしては、よい教育効果は生まれないからだ。
お互いに信頼しあわないと。