気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

息子が学校へ行った

2007-12-05 19:50:17 | Weblog
1年あまり中学校を不登校していた次男が、今日、学校へ行った。

奇跡のようだ。

朝、起こしに部屋に入ったら、すっと何にも入れてなかったナップサックが

ぱんぱんに膨らんでいた。

もしかして、学校に行く気になったのかと思い、

学生服を用意しようと、下の和室に行ったら、なかった。

クリーニングに出して、ボタンも外したままだったから、着けようとしたがそのボタンもなかった。

ということは、自分で用意したのだろう。

私から声を掛けずにいたら、

「母さん、来て。」と言うので、

「何?」と、2階に行ったら、

息子が学生服を着て、

「見て、きつきつで、入らない。」と。

学生服も、ズボンもはまらないのだ。

この1年間で彼はずいぶん成長?肥大化?していたのだ。

とりあえず、ジャージで行くよう話した。

私も、ごく普通にふるまうようにした。

出勤途中の車の中で、涙が出てきた。

折しも、今日は、彼の14回目の誕生日だったのだ。

仕事帰りにケーキ屋さんに寄って、ケーキを買う。

帰宅したら、まだ帰ってなかった。

中学に電話したら、担任も、晴れ晴れした声で「よかったですね。」と。

しばらくして、帰って来た。

友達とだべっていたのだろうか。

夕食の後、学生服を新調するために、洋品屋さんに注文しに行った。

まずは、よかった。

これまでの悶々とした日々が嘘のように、彼は、いつ、学校に行くことを決心した

のか。

聞かなくてもいいのだろう。

行けたという事実さえあれば。