コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

50’sランプの魅力~その1

2007-11-08 14:18:34 | 買い付け
おはようございます…!!

今日はMid-Century全盛の50年代の照明(ランプ)のお話です。

日本では、まだまだ間接照明やナイトテーブルに置いたランプなどは主流ではなく、やっぱりシーリングの蛍光灯などが一般的だと思います。
(あくまでも私の感想で、もっとお洒落にインテリアをコーディネートされている方も多くいらっしゃると思いますが・・・。)

アメリカでは(私のアパートメントも)、その逆に、蛍光灯などはキッチンだけで、あとはすべてランプです。一つだと暗いので、幾つか併用して部屋を明るくするのですが、蛍光灯と違って、電球の明かりはとても暖かみがあります。そういった間接照明を幾つか使うと、独特の落ち着いたムードになってきますよネ。

特に、50年代のランプに流行した特長が幾つかあるのですが、まずはランプ・シェード。パーチメントやファイバーグラスといった素材が使われ、幾何学的な模様やアトミック、スターバースト、蝶や花の模様などいろいろあります。形状は、1Tierから2Tier、3Tierなどといろいろありますが、やはり1Tier(1段式)が主流かもしれません。2Tierや3Tier(画像は、3Tierのランプ)のシェードのランプはとても貴重で、デザインやコンディション(シェードに裂け目もなく、止めている紐に切れ目や擦れがない等)の共に良いものになると、とても高価になってきます。

まあ、いくらお金を払ってもいい・・・ということになっても、なかなか見つからないのが現状です。シェード付のランプは無論、シェード単体でも高価な取引がされているほどです。それだけ、ランプにおけるシェードの役割が大きいのだと思います。ランプを見たときに、まず、シェードに目が行きますものネ!!

で、ランプ本体はというと、Ceramic陶器や真鍮ブラス、木材などが使われて、カラーに黒や金色、草緑色や薄いピンク色等が用いられていることもよくあります。これも、特徴のひとつでしょうネ。本体は、Scratch擦れやChip欠けがあったら、コンディションとしてはもちろん良くありません。

こういった本体・シェード共にコンディションが良く、デザイン的にも良いものは、これからどんどん減ってしまって、見かけることが無くなってしまうかもしれません・・・。特に、程度の良いシェードを探すのはだんだん難しくなってきていて、シェード単品だけでも高価で取引される事は珍しくありません。
アメリカ人も、そのあたりの事情を良く知っているので、見かけたら「即買い」がお勧めです。(笑)まだ数は少ないのですが、最近では、シェードのReproduction復刻品を作る専門メーカーも出てきているほど・・・。

Price Less。是非暖かいランプの光と共に、50年代の世界へタイムトリップしてみてはいかがでしょうか…。

このブログのブックマークから、私のサイトにリンクしていますので、是非ごらんになってくださいネ~。それでは・・・。

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