****お知らせ*****
30日(土)臨時休業
31日(日)定休日
4月1日(月)通常営業:11:00 - 18:00
4月2日(火)定休日
4月3日(水)臨時休業
4月4日(木)通常営業:11:00 - 18:00
4月5日(金)通常営業:11:00 - 18:00
4月6日(土)通常営業:11:00 - 18:00
4月7日(日)大江戸骨董市出展予定
ラファエロ展開催中@国立西洋美術館 上野の森 3/2 - 6/10店頭にてラファエロ展の割引券・チラシを差し上げております♪
(数に限りがございますので、予めご了承ください。)
営業時間:月曜日・水曜日~土曜日 11:00-18:00
(毎週日曜・火曜は定休日となっております。)
にほんブログ村⇒応援クリックを宜しくお願い致します!!
**********************************************************
アクセサリーなどにあまり頓着しないわたしですが、仕事柄なるべく正確に事実を説明する事は重要です。
ですので、今日は品質について。
アクセサリーが好きな人にはごくごく常識的な話になるとお思いますので、スキップして頂いて結構です♪
金製品などには、『K24』だとか『K18』などの記載(刻印)を見ることができますが、これは金の含有率を表記したもので、どのくらい含まれているかということ。
何故か金の場合、24分率というのを用いるのかは不明ですが、K18とあれば、18/24x100=75%と言う事になります。
同様に銀やプラチナの場合は、含有率を表記する際に1000分率を使用するので、『Pt900』とか『Silver925』などと表記され、それぞれの合有率は、90%と92.5%ということになります。
海外でアンティークを見ていると、このような刻印の他に、『Stering Silver』とあるものがありますが、こちらはいわゆる純銀として扱われているようですが、92.5%以上の含有率が満たされれば良いようです。
日本製品などの場合、『純銀』としっかりカッコよく刻印されているものもあります!
ここまでは、いわゆる塗装ではなくキチンと金なり銀なりからできているものなのですが、紛らわしいのが上記以外のいわゆる表面のみ塗装されたもの。
『Silver Plated』のようにPlatedと説明が記載されているものはいわゆる『銀メッキ』となるのですが、中には、『Gold Wash(ゴールド・ウォッシュ)』と言うものもあります。
なにやら金属製品の表面処理方法のひとつとしてのメッキを掘り下げてゆくと大変複雑なのですが、ウォッシュはメッキより更に薄い処理のようなのですが、もっと調べてみる必要がありそうです。
以前、とある銀色をしたアンティーク小物を手にとって見てみると、側面の『German Silver』との記載(刻印)が小さくありま
した。
わざわざ、ご丁寧に小さく刻印がしてあるくらいだから、まさかメッキと言う事は無いだろうなぁーなどと煩悩が渦巻きます(笑)
これって銀製品?それともメッキかな?と思い、後で調べてみると、なんと『銅と亜鉛、ニッケルから構成される合金』だそうで・・・日本語では、『洋白』『洋銀』などと言うそうで・・・ややこしい!
なんでGermanなの???
さて、こちらはれっきとしたドイツ製。ブライダル・カップとかウェイジャー・カップと呼ばれ、日本でいう『契りの盃』のようなもの?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2f/b1e2c947548d95d67a46616edd70bfad.jpg)
元来、このカップの歴史は、1565年から17世紀頃までドイツで使用されていた純銀製の器で、長いスカートをはいた若い女性が、頭上のカップを支えているようなデザインで、結婚披露宴などでワインを飲む際に使われていたもの。
一旦は、その歴史は閉じたようですが、19世紀後半になり、主にイギリスやアメリカなどへの輸出向けに製造が再開されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a4/886752ce403e37328cbc453920c01e64.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/34/d3a0ddbef1d6b86eb185892eedb36be5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/57/177ebdfce89ff89ea27a346056bb82b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/7a/647ce1932439d114f8fdbd946b3fd76f.jpg)
こちらは、残念ながら純銀製ではありませんし、16-17世紀のものでもございませんので、悪しからず!
ちなみに、こちらは、外側はシルバープレート(銀メッキ)で、内側はゴールド・ウォッシュ(電気的な金メッキよりコーティングが薄い)を吹いています。
詳しくは、こちらから。。。
Copyright 2006-2013 COZY CORPORATION 無断の利用・転載は固くお断りいたします。
にほんブログ村⇒応援クリックを宜しくお願い致します!!
30日(土)臨時休業
31日(日)定休日
4月1日(月)通常営業:11:00 - 18:00
4月2日(火)定休日
4月3日(水)臨時休業
4月4日(木)通常営業:11:00 - 18:00
4月5日(金)通常営業:11:00 - 18:00
4月6日(土)通常営業:11:00 - 18:00
4月7日(日)大江戸骨董市出展予定
ラファエロ展開催中@国立西洋美術館 上野の森 3/2 - 6/10店頭にてラファエロ展の割引券・チラシを差し上げております♪
(数に限りがございますので、予めご了承ください。)
営業時間:月曜日・水曜日~土曜日 11:00-18:00
(毎週日曜・火曜は定休日となっております。)
![](http://www.cozyantique.com/JPEG/company banner50.jpg)
![にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ](http://interior.blogmura.com/interior_antique/img/interior_antique88_31.gif)
**********************************************************
アクセサリーなどにあまり頓着しないわたしですが、仕事柄なるべく正確に事実を説明する事は重要です。
ですので、今日は品質について。
アクセサリーが好きな人にはごくごく常識的な話になるとお思いますので、スキップして頂いて結構です♪
金製品などには、『K24』だとか『K18』などの記載(刻印)を見ることができますが、これは金の含有率を表記したもので、どのくらい含まれているかということ。
何故か金の場合、24分率というのを用いるのかは不明ですが、K18とあれば、18/24x100=75%と言う事になります。
同様に銀やプラチナの場合は、含有率を表記する際に1000分率を使用するので、『Pt900』とか『Silver925』などと表記され、それぞれの合有率は、90%と92.5%ということになります。
海外でアンティークを見ていると、このような刻印の他に、『Stering Silver』とあるものがありますが、こちらはいわゆる純銀として扱われているようですが、92.5%以上の含有率が満たされれば良いようです。
日本製品などの場合、『純銀』としっかりカッコよく刻印されているものもあります!
ここまでは、いわゆる塗装ではなくキチンと金なり銀なりからできているものなのですが、紛らわしいのが上記以外のいわゆる表面のみ塗装されたもの。
『Silver Plated』のようにPlatedと説明が記載されているものはいわゆる『銀メッキ』となるのですが、中には、『Gold Wash(ゴールド・ウォッシュ)』と言うものもあります。
なにやら金属製品の表面処理方法のひとつとしてのメッキを掘り下げてゆくと大変複雑なのですが、ウォッシュはメッキより更に薄い処理のようなのですが、もっと調べてみる必要がありそうです。
以前、とある銀色をしたアンティーク小物を手にとって見てみると、側面の『German Silver』との記載(刻印)が小さくありま
した。
わざわざ、ご丁寧に小さく刻印がしてあるくらいだから、まさかメッキと言う事は無いだろうなぁーなどと煩悩が渦巻きます(笑)
これって銀製品?それともメッキかな?と思い、後で調べてみると、なんと『銅と亜鉛、ニッケルから構成される合金』だそうで・・・日本語では、『洋白』『洋銀』などと言うそうで・・・ややこしい!
なんでGermanなの???
さて、こちらはれっきとしたドイツ製。ブライダル・カップとかウェイジャー・カップと呼ばれ、日本でいう『契りの盃』のようなもの?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2f/b1e2c947548d95d67a46616edd70bfad.jpg)
元来、このカップの歴史は、1565年から17世紀頃までドイツで使用されていた純銀製の器で、長いスカートをはいた若い女性が、頭上のカップを支えているようなデザインで、結婚披露宴などでワインを飲む際に使われていたもの。
一旦は、その歴史は閉じたようですが、19世紀後半になり、主にイギリスやアメリカなどへの輸出向けに製造が再開されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a4/886752ce403e37328cbc453920c01e64.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/34/d3a0ddbef1d6b86eb185892eedb36be5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/57/177ebdfce89ff89ea27a346056bb82b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/7a/647ce1932439d114f8fdbd946b3fd76f.jpg)
こちらは、残念ながら純銀製ではありませんし、16-17世紀のものでもございませんので、悪しからず!
ちなみに、こちらは、外側はシルバープレート(銀メッキ)で、内側はゴールド・ウォッシュ(電気的な金メッキよりコーティングが薄い)を吹いています。
詳しくは、こちらから。。。
Copyright 2006-2013 COZY CORPORATION 無断の利用・転載は固くお断りいたします。
![](http://www.cozyantique.com/JPEG/company banner50.jpg)
![にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ](http://interior.blogmura.com/interior_antique/img/interior_antique88_31.gif)