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ロシアの学者、ガンの早期診断用機器を開発

2013-02-25 | ラジオ
ロシアの研究者たちは最近、ガンとの闘いにおいて大きな進歩を成し遂げた。研究者たちは初期の段階の非常に小さな腫瘍を発見し、その治療において成果を表すことのできる機器を開発した。
研究者グループは、スイスにある世界最大規模の高エネルギー物理学実験施設で作業に取り組んだ。現在、新たな機器を用いた診断テストが行われている。

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ロシアの研究者たちによって製造された検出器は、ガンの外科治療における最新成果だ。この検出器を用いることで、5ミリ以下の腫瘍を発見することが可能だという。新たな治療法では、特別な放射性同位元素を用いて腫瘍に印がつけられ、腫瘍に放射性薬剤が(???)される。すると腫瘍は振動を始める。手術では機器が放射をとらえ、外科医が腫瘍を残さずに全て摘出するのを助けるということだ。
開発された機器は、すでに実際の外科手術で使用された。新たな検出器は他の機器とは異なり、非常にたくさんの種類の腫瘍の発見を可能とするほか、その感度でも類を見ないということだ。
なぜなら新たに開発された検出器では、ハドロン衝突型加速器のセンサーで、数年後に使用される予定の技術が使われているからだ。 
なお
ロシアの研究者たちが開発した検出器の価格は、例えばアメリカの機器と比較した場合、非常に安くなっている。新たな検出器は、使い捨てにできるほど安価だということだ。

なお検出器は現在、スイスの実験施設で、研究者たちによって手作業で組み立てられている。ですが将来的には、ロシアで製造されることに期待されている。これについては最近開かれた、国際対ガンデーの会議で発表されたということだ。

(???)は若い女性アナウンサーの声が出ていないため聴き取れず

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2月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル