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東中国になりかねない北朝鮮(2)

2013-02-03 | ラジオ
アメリカが地上戦では犠牲が大きすぎると判断し、犠牲を少なくするため空中戦を展開した場合、まず標的とされうるのは北朝鮮のミサイル発射装置と長距離砲だ。その前に北朝鮮は韓国だけではなく、日本も、また日本にあるアメリカ軍の関連施設にも手痛い打撃を与えようとするだろう。それを行えば北朝鮮の現体制は、もちろん終焉を迎える。
ですが、これは中国にとっては由々しき事態だ。イヴァノフ氏はこの理由から、他のパターンが展開する可能性も十分にあるとして、次のように語っている。
「あるとき韓国で韓国の専門家の口から、中国は北朝鮮の有事の際に備えた、かなり入念なプランを有していると聞かされたことがある。
つまり北の体制崩壊の危機か、あるいは如何なる形にせよ外国の軍事介入が行われた場合などに、北朝鮮の兄弟救済にはせ参じるために、その領内に叱るべく武装したかなりの数の、いわゆる中国義勇団が投じられるというのだ。このアクションは北朝鮮の抵抗を生むことはない。
ですから中国はアメリカや韓国よりも、ずっと迅速に北朝鮮に統制をしくことが出来る。このようにして中国は南北朝鮮の統一を阻もうとするだろう」
専門家は、このように発言している。

イヴァノフ氏は、統一を心から望んでいないのは韓国も同じだと指摘(???)。なぜなら北朝鮮を吸収した場合、韓国は統一した国家のなかで社会的、政治的生活をなんとかやりくりせざるを得なくなるからだ。おびただしい数の北朝鮮の職業軍人や特務員、党職員に職を提供し、さらに選挙権を与えなければならなくなるからだ。

(???)は若い女性アナウンサーの声が出ていないため聴こえない

中国が予測する“北朝鮮崩壊の日” (文春新書)
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文藝春秋

1月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル