1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

フィンランドは子供のいる家族にとって危険な国(1)

2012-10-20 | ラジオ
フィンランドは子供のいる外国人家族の生活にとって、危険な国であると発表するべきだ。
ロシアの児童権利問題全権代表のアスタホフ氏は、このような報告書をロシアのプーチン大統領に提出する意向だ。
最近フィンランドの福祉関係局が、フィンランドに住むロシア人のザヴゴロドナさんから4人の子供を奪ったことが明らかとなった。そのうちの一人は生後2週間も経過していない。
ザヴゴロドナさんの家族には、ロシア国籍の6歳の長女ヴェロニカちゃんが、父親からお尻を叩かれたと学校で話した後、家庭内暴力の容疑がかけられた。
ヴェロニカちゃんの担任教師は、福祉関係局に電話し、警察がヴェロニカちゃんと2歳になる双子二人を養護施設に入れた。

当時、ザヴゴロドナさんは妊娠中だった。ザヴゴロドナさんは、その1週間後に出産したが、数日後に産まれたばかりの赤ん坊を奪われた。
赤ん坊に母乳を与え、面倒を見ることが禁止された。ザヴゴロドナさんにも、そしてスーダン系フィンランド人のザヴゴロドナさんの夫にも、またロシアの領事館員にも、子供たちの様子は伝えられていない。

ロシアの児童権利問題全権代表のアスタホフ氏は、フィンランドが協力を拒否したのは、今回が初めてではないと指摘し、次のように語っている。
「私たちはフィンランドが、ロシアとフィンランドの相互メカニズムの構築に関する全ての政治的レベル、外交レベルでの提案を断固として拒否していることに対して、国家レベルで抗議を表明しなければならない。
家族から子供を奪い取った今回の出来事は、フィンランド政府が自国の環境を見直すことはなく、このネガティブな行為を継続する意向であることを物語っている。全ては、これが政治的問題に発展する方向に進んでいる」
代表は、このように発言している。

フィンランドは子供のいる家族にとって危険な国(2)へ続く

児童虐待―親子という絆、親子という鎖
クリエーター情報なし
教育出版

10月1日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル