1010 Radio

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衝突した衛星の破片が地球に到達するのは1万年後

2009-02-15 | ラジオ
今月10日に発生したロシアとアメリカの通信衛星が衝突すると言う事故に
関連して、モスクワ郊外にある飛行管制センターは、この衝突による破片の
一部が地球に届くのは、1万年後であるとの予測を発表した。

管制センターによれば、衝突によって破壊された衛星の破片の大部分は衝
突が起きた、上空800kmの場所に残っており、上空370mに位置する(370k
mの間違いでは!?)国際宇宙ステーションへの影響は殆ど無いとされている。

上がれ! 空き缶衛星
川島 レイ

新潮社

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2月14日放送 ロシアの声・ニュース

建設的な協力関係の展望が開けるロシアとアメリカ

2009-02-15 | ラジオ
アメリカの新政権はロシアと築いてきた関係を、ブッシュ前政権がとって
いたものに比べ、これをより建設的なものにする構えだ。
これはワシントンで行われた記者会見の場で、クリントン国務長官が明
らかにしたものだ。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
露米関係はこれから興味深く、実りの多い時代を迎えるだろうと予測され
ている。
露米はそれぞれ前向きな声明を行うポテンシャルを蓄えている。

先日ロシアのラブロフ外相、クリントン国務長官は電話会談を実施した中
で、露米とも両国の対話の中で前向きな話し合いを行っていくことで感心
を示した。
こうしたなかには戦略的、経済的相互関係の問題またアフガニスタンをは
じめとする、国際舞台での協力も含まれているものと思われている。
この電話会談を行われるまでの間には、新大統領に就任したオバマ氏に
メドヴェージェフ大統領も御祝いのメッセージを贈っており、また両首脳は
電話会談を実施した中で、両国関係を抜本的に改善してことに賛成の意
を表している。

(?)の言葉に始めに言葉があったという文言があるが、言葉かあったといこ
とは、もう事が始まった事を意味する。
だから今一番大事なのは、これから出される声明の意図を一歩一歩、具体
的な内容で満たしていくことだ。
露米関係に新たな議題を掲げる必要性があるという声も挙がっているし、
またロシア政府は新しいアイデアや、イニシアチブを行っていくことに前向き
だ。

しかしながら両国の間には、今までの懸案の問題もまだ残っており、その話
し合いを終えていない。
戦略核兵器削減条約も今年その期限が切れることから、その新たな法的義
務を構築することも後回しにしてはならない。
この点に付いてロシア政府は、現アメリカ政権と意見を同じくしている。
欧州におけるアメリカのミサイル防衛システム配備問題も、ロシアはこれを自
国の安全保障を脅かすものとして、完全に反対する姿勢を取っており、後回し
にしてはならないものだ。
この配備に関してはオバマ大統領は控えめな態度を取っており、相互に受け
入れ可能な妥協策を見つけることが出来るのではないかという、楽観的な見
方もなされている。

また(?)で物事を観た場合アメリカが、欧州通常兵器条約や核実験の全面的禁
止条約を批准するために、障害となるようなものは何も無いといえるのだ。
1974年から続くソ連からの輸入制限条項である、アメリカのジャクソン・パニッ
ク修正条項が取り除かれれば、両国の間には貿易、経済協力関係を拡大する
ための大きな空間が開ける筈だ。
これは言い換えれば露米関係を、より高いレベルに引き上げることの出来る突
破口が広く開けられるている事になる。

(?)は聴き取れず

2月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル