1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

ロシア・ヤクート共和国で記録的な寒さ

2008-12-19 | ラジオ
18日、ロシアのヤクート共和国では、強い寒気が広大な領土に広がり
気象観測所ではマイナス58℃という気温を記録した。
また酷寒の地といわれる(?)ではマイナス57℃を記録している。

この寒気により学校は閉鎖し、病院には強い凍傷のために多くの人々
が駈け込み、医師らが懸命な手当てを行っている。

また強い寒気に襲われた地域では、集中暖房の温水を流すパイプが故
障し、住宅に暖房を(?)するため暖房施設を早急に修理する方策が承認
されている。

(?)は聴き取れず

ロシアおいしい味めぐり

小町 文雄
勉誠出版


このアイテムの詳細を見る

12月18日放送 ロシアの声・ニュース

ロシア人24人が犠牲となったイスラエルでのバス事故

2008-12-19 | ラジオ
サンクトペテルブルクに或るロシアの5つの旅行会社の、代表者たちにと
って紅海に望むイスラエルの保養地エラートの視察旅行は、悲劇的な結
末になってしまった。
飛行場から保養地へと向かっていたバスのうち1台が、山道で断崖へと転
落し24人が亡くなり21人が重軽傷を負っている。
とは言えこの被害者の数はまだ最終的なものではない。
イスラエル警察は事故の調査を続けているが、亡くなった方また怪我をし
た方のリストが完全には出来ていない。

これまでに入った情報によると事故の原因は、運転手の職務怠慢によるも
のということだが、イスラエルの運輸大臣は2台のバスの運転手が、どちら
が先ず最初に目的地に着くのか、そうした口論を始めたことが原因で競争
が始まり、それが悲劇へと繋がったと述べている。
一方警察の発表のほうはより控えめで、事故の原因として運転の過ち道路
あるいはバスそのものに欠陥があったこと、こうした3つの説を挙げている。

事故発生後直ちにこの事故に付いて、メドヴェージェフ大統領に報告がなさ
れ、大統領は亡くなった方々の遺族にお悔やみの言葉をおくると共に、外務
省と非常事態省に対して被害者達に対し必要な援助を行うよう指示した。
一方イスラエル側は被害達に対して出来る限りの援助を与え、亡くなった方
々の遺族を迎える用意のあることを明らかにしている。

これはメドヴェージェフ大統領との電話会談で、イスラエルのペレス大統領が
述べたものだ。
ロシア非常事態省はすでにイスラエルに向け、サンクトペテルブルクから特
別機を派遣したが、さらにもう一機派遣する用意があるとしている。

非常事態省サンクトペテルブルク管理局長は、インタビューの中で次の様に
述べている。
「派遣する予定のあるもう一機の特別機には、心理学者や医師そして被災者
の親族に対応し、現地での問題処理に対応する非常事態省の機動部隊も乗
り込んでいる。
今日にも非常事態省は被害者の遺体の搬送に付いて、結果を出すと考える」
非常事態省サンクトペテルブルク管理局長は、この様に述べている。

イスラエルでは今回の事故に付いて、この国の交通事故の歴史において最大
級のものであったと捕らえている。
犠牲者となったのはペテルブルクの5つの旅行会社の代表者たちだったが、イ
スラエルの招きでロシアの観光客にとって、比較的新しい保養地であるエラー
トを視察するため、今回招待さされたものでロシア観光同盟のスポークスマンに
よると、旅行は観光業者達が何処へ客を連れて行ったらいいのか、どんな条件
が整っているのかを事前に知り、把握するため組織されたものだったとしている。
「モスクワの旅行業者はすでにイスラエル行きの、自分達が予約している多くの
飛行機を使って、被災者の親族を現地に送ってはどうかと提案してくれている。
特別本部が設けられ24時間体制で働いており、保険会社は誰に一体どんな援
助が求められているとかといった情報を集めるために、私達に協力してくれてい
る。
今回の件は完全に保険が適用される。あらゆる治療で保険が利くし遺体の搬送
に付いてもそれが適応される」
ロシア観光同盟のスポークスマンは、この様に述べている。

イスラエルは観光地として、ロシア人にとって今のところ余り知られていない。
数々の聖地以外にも沢山の名所旧跡が存在している。
そうした場所を広く紹介しようとした人々の視察旅行が、今回こうした悲劇となっ
てしまい全く持って残念でならない。

12月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル