1010 Radio

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ロシアの声の主催の下で開かれる、国際ラジオ放送代表者会議の開催に関連して

2008-12-11 | ラジオ
国際放送ロシアの声の社長は、国際ラジオ放送代表者会議を控え、ロ
シアの声には大変重要な挑戦が控えていると、ロシアの声の戦略的
課題を特徴付けて述べた。
尚、この国際ラジオ放送代表者会議は、ロシアの声の主催により水曜
日モスクワで開かれる予定になっている。
この話題に関しロシアの声の社長は次の様にインタビューに答えている。

社長は現代のラジオはジャンルの幅広い多様性と、様々なラジオ放送
局のスタイルのために、リスナーを細分化していると考えている。
こうした事情がロシアの声がジャンルの多様性を実現する、普遍的なメ
ディアの中心になることを目標にさせてるのだろうか。

これに関してロシアの声の社長は、次の様に述べている。
「私達ロシアの声の課題は世界の情報の舞台に参加できる、現代的でマ
ルチメディア的なマスコミになることだ。
つまり世界の経済的、文化的、社会的な緊急課題に如何に影響を与え、
如何にその問題を検討し、如何に論的の発言を交わし如何に論争に参
加するかといことだ。
一般的に人々は一度に全てのテーマを検討せず、一定のテーマをまとめ
て検討する。
一方でリスナーによってテーマのまとめかたは様々だ。
この意味において私は、ロシアの声のリスナーは多彩であると考える。
このことからかなり変化にとんだジャンルの、様々なプログラムを作ること
がロシアの声の課題となる。
このことはロシアの声の放送を例えば西側ヨーロッパや、アメリカの政治的
エリート層に聴いて欲しいならば重要だ。
西ヨーロッパや、アメリカの政治的エリート層にとっては、同じ論理、同じ緊
急課題、同じ問題そして同じ放送体系だからだ。

一方、中国とインドへの放送は全く別の問題である。
というのも私達はより大きな関心を、中国とインドの独特な特徴に祓わなけ
ればならず、かつ少し違った形でロシアを表現しなければならないからだ。
つまりラジオ放送を行っている、全ての人々に特にロシアの声の前に控えて
いる知的な挑戦は、大変重要で大変大きなものであることを、ここで強調し
たいと思っている。

私達の放送の構造を改善するに当たり、個別のリスナーに合わせて如何な
る放送を作らなければならないのかを、私達は理解しなければならない。
そうすることによって私達は状況に適応することが出来るだろう」
ロシアの声の社長は、この様に述べている。

今回のモスクワでの会議で、ロシアの声の外国のパートナー放送局との討論
が行われるが、現代社会におけるラジオの役割に関する総括はどの様なもの
になるのだろうか。
この総括は意見交換に付いての合意となるのだろうか。それとも何らかの行
動規範を作成するということだろうか。

この質問に対し社長は次の様に述べている。
「理想としてはこの会議の総括は、次のようなものになる筈だ。
私達全員が陥っていった状況、そして私達が有していた放送システムを、より
良く、より正確に理解する筈だ。
仮に会議終了後、私達がこれをより良く理解するならば、必要な成果は得られ
たことになるだろう。
私はこの種の会議を議定書に、何らかの署名を行う形で締めくくらなければな
らないとは思わない。
もちろんもしかしたら私達が、非常に実り多い話し合いを行い、どの様に(?)する
必要があるか(?)の決定をするかも知れない。
私は行動規範に付いては、私達の放送界において放送関係者の圧倒的大多
数が多少とも分別のある行動をとっていると思う。
全ての放送局は自分たちの具体的な政治状況の中で活動し、ジャーナリスト
らも具体的な政治状況とは無縁ではいられない。
放送局もジャーナリストらも、それぞれの民族的な利益、宗派的な利益その他
もろもろの利益を(?)している。
これは極めて正常なことだ。一方協力関係に付いて言えば、例えばロシアの声
は他のロシアの放送局と同様に、ヨーロッパ放送連盟に入っていると言う事が、
協力が行われていることを示している。
そして今回の会議は、一つの要素ではあるが、この協力の対話において大変重
要な要素となるものだ」

(?)は電波が弱く聴き取れず

現代ジャーナリズムを学ぶ人のために


世界思想社

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12月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル