「 私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。
見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。」
第二コリント 4章 18節
さて、「星の王子さま」と言えば、フランスの作家サン・テクジュベリーの書いた有名な童話ですが。
その童話の終わりに近いところで、キツネが、王子さまに秘密を贈り物として、次のように言う所があります。
「なに、何でもないことだよ。心で見えなくちゃ、物事はよく見えないってことさ。肝心なことは、
目に見えないんだよ。」すると王子さまは、この狐の言葉を忘れないようにするため「肝心なことは目に見えない」
と何回も繰り返すのです。確かにこの狐が言うように肝心なことは目に見えません。しかも、大抵の場合、
目に見えるものはお金で買えますが、目に見えないものは、お金では買えません。
やがて消えていくこの世の一時の感覚的なものではなく、霊的な永遠の神の国に目を留めるべきです。
なぜなら、神の契約や神の恵みには、時間的制約がない。どうしてかて言うと、神は時間を超えた存在だからです。
毎日あくせくと、目に見えるもののみ追い求めるのではなく、目に見えないものに目を注ぐ、心のゆとりが欲しいものです。
聖書から
「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。」 エレミヤ 31:3
「もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐をもって熱心に待ちます。」 ロマ 8:25
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