「 私は、全き道に心を留めます。いつ、あなたは私のところに来てくださいますか。
私は、正しい心で、自分の家の中を歩みます。」
詩編 101編 2節
人は自分の家の中でどのように歩むかが大切です。よく 「内面」 と 「外面」 と言いますが、
私自身も含めて、外面は大変良いけれども内面の悪い人が多いのです。( あんたには言われたくないよ。と言われそうですが )
外では明るく優しくにこにこし、謙遜で礼儀正しく思いやりもあるのに、
家の中では我が儘で自分勝手で、ありがとうもおはようも、ごめんなさいの言葉もないと言うことがあるのではないでしょうか。
( 家の中にこそ、本心が出るところはありません)
聖書に出てくるノアはいろいろ欠点もあったと思いますが、いつも感心させられる点があります。
神は罪に汚れた世界を大水をもって滅ぼすことをノアの告げ、そして神に信頼する人を助けるために
大きな箱舟をつくらせました。しかし誰一人として悔い改めてその箱舟に入る者はいませんでしたが、
ノアとその妻、三人の息子とその嫁の合計八人は神の命じられたとおり、箱船に入りました。
ノアと言う人が、自分の家の中でどのように歩んできたかがわかります。
家庭にこそ安心と信頼とがあり、それによって築かれるのではないでしょうか。
家庭での生活が満足して居れば、二枚舌、二つの顔を持って悩むことがなくなるのではないでしょうか。