なでしこ科の一年草です。
春の代表的な草です。
春の七草
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろの
「はこべら」が「はこべ」のことです。
花弁は5枚ですが、一枚が2裂していますので
10枚に見えます。
めしべは3本出ています。
2枚目の写真の真ん中の
ベンツのマークです。
鍋蓋の形にも似ています。
島崎藤村の千曲川旅情の歌に
「はこべ」がでてきます。
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす「はこべ」は萌えず
若草も籍(し)くによしなし・・・
28歳の藤村が、青春がまさに
終わらんとしている憂愁をうたっています。
この詩は、ことごとく否定形の言葉で書かれています。
110年も前の今も変わらない青春の詩です。
はこべらは はびこりめむら 変化して(遊仙)
「はびこりめむら」は蔓延芽叢と書きます。
「はこべ」の語源は、「はびこりめむら」だそうです。
道端の最もポピュラーな雑草です。
はこべの花
春の代表的な草です。
春の七草
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろの
「はこべら」が「はこべ」のことです。
花弁は5枚ですが、一枚が2裂していますので
10枚に見えます。
めしべは3本出ています。
2枚目の写真の真ん中の
ベンツのマークです。
鍋蓋の形にも似ています。
島崎藤村の千曲川旅情の歌に
「はこべ」がでてきます。
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす「はこべ」は萌えず
若草も籍(し)くによしなし・・・
28歳の藤村が、青春がまさに
終わらんとしている憂愁をうたっています。
この詩は、ことごとく否定形の言葉で書かれています。
110年も前の今も変わらない青春の詩です。
はこべらは はびこりめむら 変化して(遊仙)
「はびこりめむら」は蔓延芽叢と書きます。
「はこべ」の語源は、「はびこりめむら」だそうです。
道端の最もポピュラーな雑草です。
はこべの花