ミソハギ科のサルスベリです。淡いピンクの花を咲かせています。真っ赤な花もあります。これは逗子の運動公園で撮りました。ミソハギ科とは知りませんでした。樹皮は滑らかです。材は硬いです。くすぐりの木とも言われ、幹を叩くと枝の先端が揺れます。剛性が高い(共振周波数が高い)木です。そろそろオリオン座が見える季節のようです。
モクレン科のコブシの実です。この実の形が拳に似ているからこの名前になりました。拳骨に似ています。白い花が咲き花の下に一枚葉があります。似ている花にタㇺシバがありますが、これには花の下に葉がありません。
トウダイグサ科のナンキンハゼです。雄花もなくなって実が生っています。葉柄に腺体があります。これから葉は赤、紫、黄色に色づきます。中国原産の樹木です。高さ10m以上になるそうです。街路樹として植栽されています。実からはハゼと同じように白い蝋がとれます。種は鳥に食べられ運ばれます。
タテハチョウ科のキタテハです。黄色い地に黒い斑点があります。これは秋型で越冬する個体のようです。大相撲は日馬富士の優勝で幕を下ろしました。
翡翠(かわせみ)の光る背中の走りけり(遊仙)
カワセミの太陽によって光ったコバルトブルーの背中があっという間に飛んで行きました。田越川の風景です。
トウダイグサ科のエノキグサです。葉がエノキの葉に似ていることからこの名前になったとか。別名アミガサソウと言います。網萱のような筋のある苞葉の中に雌花があり、苞葉の付け根から穂状の雄花が出ます。路傍に普通に生えています。「名を知りて見ればここにもエノキグサ」という訳です。大相撲秋場所は誰が優勝するのでしょうか。今日の千秋楽が楽しみです。