森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ウスキツバメエダシャク

2007年07月31日 | Weblog
シャクガ科の「ウスキツバメエダシャク」
です。
羽の下に黒い目のような斑点が
あります。
暖簾のような縦の筋も面白いです。
これは、砂金採集に行った丹沢湖の
上流で見つけました。
ここは、戦後、鎌田金山があったところです。
金の埋蔵量が50g/1000kgできわめて大きい
金山だったようです。
今は採り尽して閉山しています。
普通の金山は、3-5g/1000kgだそうです。
日本一は北海道の金山で150g/1000kgという
のもあるそうです。
パンニング皿で4時間程、腰が痛くなるほど
頑張りましたが六角形の雲母しか
採れませんでした。
採れたらこのブログに砂金の写真を
載せる予定でしたが残念でした。
又の機会に載せましょう。
しかし、炎天下、渓流に手を浸すと言う
気持ちよさを満喫しました。

パンニング 川の流れの すずしさよ(遊仙)

近くでは、林間学校の子供たちが
水遊びをしていました。
日本の夏の風物詩です。
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ニイニイゼミ

2007年07月31日 | Weblog
夏になると最初に鳴くのが
このニイニイゼミです。
カナカナゼミ(ヒグラシ)も速いです。
ヒグラシは朝方と夕方に鳴きます。
アブラゼミ、ミンミンゼミ
クマゼミ(ワシワシ)が続き、
夏が終わる頃にツクツクボウシが
鳴き出します。この頃は、
海水も冷たくなりくらげが出てきて
海水浴には適しません。

蝉鳴くや 林間に声 ひろがりぬ(遊仙)

暑い中蝉がやかましく鳴いても
うるさく感じないのも不思議なものです。
音色が人の身体と調和しているのでしょうか。
心地よい響きでさえあるのです。
因みに、とまっている穴だらけの葉っぱは
イノコヅチです。
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ヨツモンマエジロアオシャク

2007年07月30日 | Weblog
シャクガ科の「ヨツモンマエジロアオシャク」です。
ずいぶん長い名前です。
緑色の蛾です。
この仲間は沢山います。
緑色の羽にいろいろな模様がついています。
これは、シンプルな模様です。
この名前にたどり着くまで
いろんなものを調査しました。

すだれ越し つくづくと蛾を 眺めたり(遊仙)

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キバナアキギリ

2007年07月30日 | Weblog
シソ科の「キバナアキギリ」です。
公園でみつけました。
黄色花の咲く秋桐の意味です。
葉っぱの形が矛(ほこ)に似ています。
色は濃い緑色です。
花の形状も面白いです。

涼しさや キバナアキギリ 濃きみどり(遊仙)
 
暗紫色の雄しべは長く飛び出していて、
先端は二つに分かれています。
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タマゴタケ

2007年07月29日 | Weblog
テングタケ科の「タマゴタケ」です。
色が鮮やかですが、食用だそうです。
ちょっと食べる気がおきません。
山道を歩いていると鮮やかな赤が
目に付き、容易に発見できます。

梅雨晴間 山路を灯す タマゴタケ(遊仙)

タマゴタケの子供です。

一晩経つとこのように傘が開きます。

前日の午後の状態です。
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サフランモドキ

2007年07月27日 | Weblog
ヒガンバナ科の「サフランモドキ」です。
最近、路傍でよく見かけます。
なんでも、江戸時代には既に
日本に来ていたとか。
どこに書いてあるのでしょうか。
やはり、牧野富太郎の図鑑でしょうか。
ちょっとひ弱なゆりのようです。

緑陰に サフランモドキ 美貌かな(遊仙)

なんとなく、壊れそうな美しさを醸しています。
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ツバメの子

2007年07月26日 | Weblog
夏鳥のツバメの子供です。
親ツバメが餌を運んでくると
いっせいに口をあけます。
この光景は、昔から同じです。
口の大きさが頭ほどあります。
この季節の日本の風物詩です。

驚きの 帰巣本能 ツバメかな(遊仙)

懸命に 大口開ける ツバメの子(遊仙)

毎年、近くの新聞販売所の軒下に
巣を作ります。
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フウセンカズラ

2007年07月25日 | Weblog
ムクロジ科の「フウセンカズラ」です。
紙風船のようなのは果実です。
この袋には毛はありません。
ガガイモ科の「フウセントウワタ」の
袋には毛が生えています。
似ていますが科が異なります。
紙風船のような袋に縫い目の
ようなものがあるのが面白い。

片陰の フウセンカズラ やわらかき(遊仙)

夏の暑い日射しを避けて片陰を選んで歩きます。

この袋の中に種があります。
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ヒメクロオトシブミ

2007年07月24日 | Weblog
オトシブミ科の「ヒメクロオトシブミ」です。
真っ黒な虫です。
大きさは5mm位です。
山椒バラの葉っぱを食べていました。
バラの葉が好きなようです。
これは黒いですが、脚が褐色のものは
関西にいるそうです。
生息地域で色が異なるそうです。
これは、関東の神奈川県逗子産です。
落とし文とはなかなか洒落た名前です。
落とし文とは、路上に落とした
匿名の手紙とか。なにやら意味ありげです。

文月や 誰に拾わる オトシブミ(遊仙)

虫の名に手紙をかけてみました。

後ろ向きのオトシブミです。

こんなに小さい虫をよく見つけました。


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フサアカシア

2007年07月23日 | Weblog
マメ科の「フサアカシア」です。
「ミモザ」ともいいます。
このほうが一般的かなと思います。
またまた、オーストラリア原産だそうです。
これも南半球の植物です。
これは、横浜駅の東口に植えてありました。
ボール状の雄花を咲かせています。
雌花は異なる形です。
葉っぱは、ねむの木に似ています。
こんなにかわいい花とは、今日始めて
気がつきました。
いつも遠くから眺めていました。
空中に咲く、黄色い「まりも」の
ようです。

金色の まりもの如き ミモザかな(遊仙)

自然界の造詣は、どこまで覗いても
調和の採れた美しさがあります。
数学的に言うと固有値があると言うことでしょうか。
枯れていくときにも美しさがあります。
物質循環の粋(最高水準)です。


これから花が咲きます。
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