森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ナギの芽

2005年07月31日 | Weblog
実生からのナギの芽です。
種子はお寺のナギの樹から落ちた実です。
種は2004年12月23日に播きました。
全部で8個芽が出ました。
いづれも、写真のように湾曲しています。
いわゆるナギの葉っぱが出てくるのを楽しみにしています。
これから、成長を記録してみたいと思います。
ナギはマキ科の針葉樹です。
葉脈の平行脈が特徴です。
どちらかといいますと、温暖な地域に自生しています。

やっとでた なぎの若芽に むねおどり(遊仙)
こんな形状の芽を見たのは初めてです。
これからの変化が楽しみです。
2005.7.31の姿です。
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みつばうらぼし

2005年07月31日 | Weblog
うらぼし科のシダ植物です。
葉が3っつに分かれていることと葉の裏に胞子嚢の
星があることからこの名前がついています。
神武寺の崖に「いわたばこ」と同じ場所に生えていました。

河童の手 みつばうらぼし ひらひらと(遊仙)

遠野の河童を彷彿させます。
それにしても今年は、蒸し暑い日が続きます。
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じゅうもんじしだ

2005年07月30日 | Weblog
シダのうちでは、比較的区別しやすいシダです。
長い葉っぱと2枚の短い葉っぱとが十文字を形成しています。
相似形の大きいのや小さいのがあります。
シダは、似ているのが多くて名前が難しいですね。
そういえば、名前とは区別するためのものですね。
植物の中では同じ名前のものは同じと見られていますが、
本当は一個一個違いますよね。人間と同じでしょう。
言葉の概念上同じにしているということ。
共通部分が多いということなんですね。

祈りたし 十文字しだ 耶蘇しだに(遊仙)
手裏剣の形にも似ています。
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ひぐらし

2005年07月29日 | Weblog
羽化したばかりの「ひぐらし」です。
「かなかなぜみ」のことです。
林のなかで一日中鳴くそうです。
7月23日にみつけました。
「かじかがえる」とともに良い声で鳴く里山の代表ですね。

まっぴるま カナカナ歌う せみの声(遊仙)

かなかなぜみが遠くで鳴いた・・・♪♪♪
つれづれなるままに「ひぐらし」パソコンに向かいて心にうつりゆく よしなしごとを
そこはかとなくかきつくれば あやしうこそものぐるほしけれ ブログは徒然草ですね。
そのひぐらしのひとは、かねかねとなくそうです。冗談です。
いま、季節は夏ですね。
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しおで

2005年07月28日 | Weblog
ユリ科のつる植物です。
星型の淡黄緑色の小さな球状の散形花序です。
食用の山菜とのことです。
神武寺の裏参道でみつけました。
この形状の葉っぱは良くみますね。
今7月は花が咲いています。葉っぱの形はややハート型です。

しおでさん 塩茹ですれば 食べられる(遊仙)

「しおで」という言葉はアイヌ語だそうです。
従って漢字はありません。

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あきのたむらそう

2005年07月27日 | Weblog
シソ科の多年草、学名は「日本のサルビア」だそうです。
茎は四角で青紫の花が幾段も輪生します。
葉は対生です。
なんだか、人の名前のようですね。

ありそうな 春夏冬の たむらそう(遊仙)
大型台風一過の水曜日です。
たっぷりと水分を補給した草木が元気いっぱいですね。
日々是好日とは日々是仏心のことだそうですね。物心ではありません。
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やぶたばこ

2005年07月25日 | Weblog
葉っぱが「たばこの葉」に似ている事からこの名前です。
この植物の最たる特徴は、ある高さ(60cm位)で頭打ちとなり
そこから四方八方へ枝がのびて花が咲きます。
枝が分かれるところに丸い球があります。
ある高さ以上にならないわけはわかりません。
不思議な草ですね。鷹取山から京急田浦駅へ抜ける山道の途中で
みつけました。たくさんありました。
背の高さの情報が遺伝子に書き込まれているのでしょう。

あたまうち 四方八方 やぶたばこ(遊仙)

形は夏灯台に似ていますが、大きさは「やぶたばこ」の方がおおきいです。


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かなむぐら

2005年07月24日 | Weblog
クワ科の雑草です。
いま、すごい勢いではびこっています。
素手で引き抜こうとすると細かい棘で痛いですね。
「かな」は鉄と書くそうです。
結構強く丈夫な草ですね。
なんだか一番身近な雑草という感じです。
雌花も雄花もあります。

夏草や かなむぐらとも つかみ合い(遊仙)

夏の草取りは、汗をかきかき大変ですね。
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くりいろいぐち

2005年07月24日 | Weblog
神武寺の山の中で発見
イグチ(猪の口)科のきのこです。担子菌類の子実体です。
傘と柄が黒く、傘の裏のヒダがスポンジ状になっています。
これはイグチ科の特徴です。
キノコバエの幼虫が巣くっているものもありました。

有機物 くりいろいぐち 無機物へ(遊仙)

キノコは有機物を分解して窒素、リン、カリなどの無機物へ変えます。
これが自然界の「自己施肥システム」の循環ですね。
整理整頓と散らかすことをうまく循環させています。
人間が寝ることも脳への自己施肥システムかもしれませんね。
寝ている間に脳が再生するようですね。
余談でした。  
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丘虎の尾

2005年07月21日 | Weblog
「おかとらのお」で文字通り白い花の穂が頭をまげて
虎の尾のようですね。
野山の日当たりのよい草地に生えています。
6-7月の花です。

とら尾花 踏んでもなにも おこりゃせぬ(遊仙)

虎というよりも子猫の尻尾の大きさです。
桜草科の小さな花の集合体です。
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