バラ科のカマツカです。落葉樹の白い花です。裏山で撮りました。鎌の柄(つか)に使用されます。別名ウシコロシで牛の鼻環にも用いられます。秋には赤い実が生り、葉も黄葉します。短枝が発達しています。
カマツカの葉です。
キク科のヤブタビラコです。花茎がやがて長くなります。オニタビラコと似ていますヤブタビラコは背が低いです。花はニガナに似ています。裏山の林道で撮りました。「二度と来ない今日という日」とラジオ深夜便で言っていたが、当たり前のことだがそんなことをいつもは感じていません。一期一会と言うことです。
セリ科のヤブニンジンとヤブジラミの葉です。左がヤブジラミ、右がヤブニンジンです。2回羽状複葉です。ヤブジラミの方が切れ込みが深いです。果実の形状は、ヤブジラミは丸く、ヤブニンジンは細長いです。やや涼しい日が続きます。
マメ科のヤマフジです。関東南部以西に分布しているそうです。つるは左巻きです。全国に分布するノダフジは右巻きです。ノダとは大阪の野田という地名で昔、フジの名所だったそうです。ヤマフジかノダフジかを見ながら観察するのも楽しいものです。
シソ科のシモバシラです。学名はkeiskea japonicaです。keiskeaは、明治時代の本草学者の伊藤圭介の名前です。多年草で9-10月に白い花が咲きます。冬に氷柱ができるのが特徴です。3月27日に知り合いからいただいた苗がここまで育ちました。葉の長さは15cm位あります。
マメ科のマルバハギです。3小葉です。この植物、葉芽が出る前は枯れたような茎のみで何の植物なのかしばらくわかりませんでした。何気なく見ている自然界も季節ごとに様々な姿を見せています。その姿の一部だけを我々は記憶にとどめているのです。全てを知っているわけではなかったのです。このマルバハギが典型的な例でした。