森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ホトトギス

2007年09月29日 | Weblog
ユリ科の「ホトトギス」です。
鳥の名前のついた数少ない花です。
他には、サギ草とキジムシロがあります。
生け花教室で使われています。
今は、普通に道端で見られます。
花が「ホトトギス」の羽根の模様に
似ているとか。

鳴く声は 特許許可局 ホトトギス(遊仙)

ホトトギスは、「テッペンカケタカ」と鳴くとも
言われています。

花が咲く頃には、葉の斑点は消えるようです。
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アンデスの乙女

2007年09月28日 | Weblog
マメ科の「アンデスの乙女」です。
「ハナセンナ」とも言います。
これも辻堂駅の近くの民家の庭に
咲いていました。
丈は2m以上です。
花は「キンシバイ」や「ウンナンオウバイ」に
似ています。
葉っぱは細長いです。
南アメリカ原産だそうです。

秋の風 こぼれんばかり ハナセンナ(遊仙)

垣根から、今にもこぼれそうに咲いていました。

アンデス山脈に咲いているのでしょう。
なんとなく、南半球の花という感じです。
北半球と南半球の植物の進化を比較してみると
面白いのではないかと思います。

名前に負けていません、見事な花です。
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ワルナスビ

2007年09月27日 | Weblog
ナス科の「ワルナスビ」です。
花はナス科の特徴を現しています。
東逗子駅のホームで撮りました。
毎年、この時期(2007.9)に咲いています。
地下茎で繁殖するので、刈り取られても
刈り取られても生えてきます。

また咲くや 刈り取られても ワルナスビ(遊仙)

生命力が旺盛です。
葉っぱや茎に棘棘があるので、こんな名前が
つけられたのでしょうか。
ちょっと可愛そうな気がします。
後姿です。

なかなか美しい花を咲かせます。

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ハナキリン

2007年09月26日 | Weblog
トウダイグサ科の「ハナキリン」です。
マダガスカル産の多肉植物だそうです。
赤い花が咲きます。
藤沢市の辻堂駅の北口にある
土打公園の側の公民館の玄関にありました。
茎には棘があります。
昨日9月25日は中秋の名月でした。

月天心 貧しき町を 通りけり(蕪村)
名月や 雨を溜めたる 池のうえ(蕪村)

名月や アメンボ浮かぶ 川のうえ(遊仙)

旧暦の8月15日なので15夜お月さんと言われます。
2007年9月14日に打ち上げられた「かぐや」が今、
月に向かっています。

名月や 光に向かいて かぐや行く(遊仙)

三個の衛星を月の周りに周回させて11月頃から
本格的にお月様の観測をするそうです。
「かぐや」は「かぐや姫」に因んで、
公募で名づけたそうです。

秋の暮れ 一隅照らす ハナキリン(遊仙)

入り口にポツンと置いてありました。
赤いアクセントをつけていました。
南国の花です。
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ブルースター

2007年09月25日 | Weblog
ガガイモ科の「ブルースター」です。
辻堂駅の北側の公園で見つけました。「オキシベタラム」という学名です。
ケセランパサラン、落下傘状の実をつけます。
テイカカズラと同じような実です。
これは、ガガイモの実のような袋があります。
写真は袋がはじけたところです。

露ひとつ ブルースターに 留まれり(遊仙)

これも秋に相応しい涼しい花です。
落下傘状の種です。

細長い葉っぱが「ブルースター」です。
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オオフタバムグラ

2007年09月24日 | Weblog
アカネ科の「オオフタバムグラ」です。
辻堂の海岸近くに生えていました。
葉には毛が生えています。
花は花弁が4枚で可憐です。
雄しべも4本あります。
地面に群がって咲いていました。
北アメリカからの帰化植物とのこと。
花の大きさは10mm位です。
藤沢市辻堂ですが、開発されたとは言え、
やはり海岸植物がありました。

秋風や ムグラの花の 揺らぎをり(遊仙)

名前の判らない花を見つけられるようになりました。
まだまだ、この世界では「ひよこ」ですが、
観察を続けたいと考えています。
石の上にも3年、また、別の世界が展開してくるかも
しれません。継続は力なり。

小さな花が群がって咲いています。
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ホシゴイ

2007年09月24日 | Weblog
コウノトリ目サギ科のゴイサギの若鳥で
「ホシゴイ」といいます。
てっきり「タカブシギ」かと思っていました。
いつまでも逗子市の田越川にいるので、不思議に
思いましたが、図鑑を見て、「シギ」ではなく、
なんと「ごいさぎ」の子供だったのです。
親は背中が青黒いです。
留鳥といわれています。
でも暑くなると居なくなります。
どこか涼しいところへ移動しているようですので、
漂鳥なのでしょう。

ゴイサギを シギと見紛う 羽根模様(遊仙)

田越川のホシゴイです。(2007.2) 

松越川(横須賀市)のホシゴイです。(2007.9)

涼しくなったのかやっと帰ってきました。
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ひよどり上戸

2007年09月23日 | Weblog
なす科のつる性植物の「ひよどりじょうご」です。
(2005.10)
かなむぐら、やぶがらしと一緒に生えていました。
山の崖に赤と緑の実がたわわに実っていました。
実にあざやかです。緑色の種もやがて赤くなります。
実は有毒ですので、ヒヨドリは食べないようです。
花も特徴があるようですので、来年みてみましょう。
葉は、「やぶがらし」にもトマトの葉にもすこし似ています。
笑い上戸、泣き上戸の上戸です。
ヒヨドリが好きという意味になるでしょうか。

山路きて ひよどり上戸 色づきぬ(遊仙)

こんなに美しい実に初めて気がつきました。
去年もそのまた前の年にも、同じ場所で実っていたはずです。

ヒヨドリジョウゴの花です。(2007.9)

秋の暮れ ヒヨドリジョウゴ 泣き笑う(遊仙)

白い花弁が反り返っています。鳥が飛んでいるようにも
見えます。
筒状のものは雄しべで茶色いのは葯です。
真ん中の白いのは雌しべです。
9月に花が咲きます。

後ろに毛の生えた葉っぱがみえます。
矛型のおもしろい葉です。
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ジンジャーリリー

2007年09月22日 | Weblog
ショウガ科の「ジンジャー」です。
別名、花縮砂(はなしゅくしゃ)といいます。
牧野富太郎博士は「ハナミョウガ」と言っています。
白や黄色い花が咲きます。
これは、大船フラワーセンターの「ジンジャー」です。
食卓の生姜は、生姜属で、これは観賞用で縮砂属だそうです。
英語では、生姜のことをジンジャーといいます。

ジンジャーの 匂いの花と 呼ばれけり(遊仙)
いい香りだそうです。
横浜市港北区の「ジンジャー」です。
農家の畑に植えてありましたが、生け花用として
栽培しているのでしょうか。


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ゴシュユ

2007年09月21日 | Weblog
ミカン科の「ゴシュユ」です。
サンシュユみたいに発音しにくい
文字の配列です。
薬草、薬木のようです。
大船フラワーセンターに植えてありました。
黄色い実が沢山ついていました。
大きな葉っぱと黄色い実です。

植物園には、いろいろ珍しい植物がありますが、
やはり、道端に生えている花の方がわたしは、
おもしろいし、親しみを感じます。

秋の空 適地適木 ゴシュユかな(遊仙)

植物の適地適木は、植物の種間競争の結果に
拠るところが多いようです。
「おおばこ」のような植物は踏まれるようなところ
でこそ、生存できるという皮肉な結果です。
踏み跡のないところでは他の種の植物が
繁茂して「おおばこ」は生存できないのです。
要するに、踏まれるところでは生きていけない
植物がほとんどです。
蝶よ花よと育てられた人はやはりそのような環境
以外では生きていけないようです。
どこかの世界にもそのような生物が居るようです。
人間世界では、雑草のような人もそうでない人も
この世では共存しています。
この共存するということが重要なこと、大切なこと
のように思えます。
植物の世界も共存しています。

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