森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

あおきの実生

2006年11月30日 | Weblog
みずき科の青木です。
常緑低木で雌雄異株です。
日陰で湿ったところが好きです。
葉っぱは火をつけるとよく燃えます。

これは、最初なんだろうといぶかしく
思っていたら、なんと青木の実生だった
のです。大楠山の林道に所狭しと
芽吹いていました。
多分鳥が運んできたのでしょう。
庭にも2-3本この芽がみつかりました。
繁殖力が旺盛のようです。

鳥の糞 青木の実生の 種をまく(遊仙)



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キツネノマゴ

2006年11月29日 | Weblog
キツネノマゴ科です。
キツネノマゴは、キツネではなく
花でした。
ピンクの花で、路傍にひっそりと
咲いていました。
大楠山の林道でみつけました。

山道や キツネノマゴと すれちがい(遊仙)



キツネノマゴの花(2006.11.12)

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アオマツムシ

2006年11月28日 | Weblog
コオロギ科の「アオマツムシ」です。
あれ、まつむしが啼いている
今年は、秋が遅いです。
銀杏の葉もやっと黄色になりました。
落葉樹の公園は、寒くなると
葉が散って明るい公園となります。
かつら、けやき、くぬぎ、こなら、
せんだん、むくのき、むくろじ 
などなどの広葉樹がいいです。
しらかし、あらかし、あかがし、まてばしい、
すだじい、あおき、などは
森が暗くなります。

いつのまに あれまつむしが 啼き終えた(遊仙)

じーじーと啼いていた虫たちもいつのまにか
静かになりました。
今は、ひよどりの声が聞こえます。




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ウスキツバメエダシャク

2006年11月28日 | Weblog
シャクガ科の「ウスキツバメエダシャク」です。
2枚の羽の下に、赤い斑点があります。
なかなかシンプルなデザインです。

エダシャクや 紅一点の アクセント(遊仙)

平凡な蝶もよくよくみると、
どこかに特色があります。


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めはじき

2006年11月27日 | Weblog
しそ科の「めはじき」の花の後の
姿です。
多分、見たことのない方は少ないと思います。
花の付き方は「しそ」の特徴をもっています。
冬の葉は、根生葉と言って幅の広い葉っぱです。
花が咲いている頃、茎についている葉(茎葉)は
細長くて先が3つに分かれています。
茎葉が出てくると根生葉は枯れてしまうそうです。

めはじきの 茎をまぶたに ぱっちりと(遊仙)

「めはじき」の短い茎を上と下のまぶたの間に
つっかえ棒のように張って目を開かせて遊んだそうです。




根生葉です。

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百匁柿

2006年11月25日 | Weblog
「ひゃくめがき」といいます。
百匁(ひゃくもんめ)は375gです。
昭和40年位まで、お肉屋さんで
「こまぎれ」ひゃくめ(百匁)なんて
言って買っていました。
これは、山梨県特産の「ひゃくめがき」
です。これは渋柿ですので、これを干して
「ころがき」となります。
重たいのは400g以上もあります。
直径も10cm以上あります。
お値段は1個100円位です。
干し柿にすると300円位になります。

ずっしりと ひゃくめがきを 吊るしけり(遊仙)

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すずめうり

2006年11月25日 | Weblog
うり科の「すずめうり」です。
小さな白っぽい丸い実をつけます。
「からすうり」の親戚です。
葉っぱが「からすうり」に似ています。

たなごころ すずめうりの実 つまみたり(遊仙)

やわらかい感触の実です。
力をいれるとつぶれそうです。


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ヤナギハナガサ

2006年11月24日 | Weblog
クマツヅラ科の柳花傘です。
クマツヅラ科の花には、きれいな花が
多いです。
ちょっと洒落た名前です。
学名では、バーベナ・ボナリエンシスと
言うそうです。
園芸種が野生化したようです。
道端に生えていました。
植物園に行かなくても、近所でいろいろな花が
観察できます。
名前が判らないのが難点ですが。
特に園芸種は、植物図鑑にも出ていないのが多いです。
葉っぱは柳のようで、花は
花笠というわけです。

しゃがみこみ ヤナギハナガサ 撮りにけり(遊仙)

小さな花ですが、接写で撮ると意外と大きくなります。

葉っぱです。

花笠らしいです。




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だんこうばい

2006年11月23日 | Weblog
クスノキ科の「壇香梅」です。
葉っぱの形に特徴があります。
これは、黄葉の写真です。
クスノキ科なので、三行脈です。

林道を 明るく照らす だんこうばい(遊仙)

そこだけが、ばかに明るいという感じです。
秋の野山の代表選手です。


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にわとこ

2006年11月22日 | Weblog
すいかずら科の「ニワトコ」です。
葉っぱと樹だけですが、
樹は赤褐色です。歳を取ると
コルク質になるようです。
葉っぱは奇数羽状複葉です。
水気の多いところに生えていました。
ちょっと見て判る植物ではありません。
似たような樹が沢山あります。

ニワトコの プレパラートで 顕微鏡(遊仙)

この樹の肌が決めてです。
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