カノコガ科のカノコガです。黒地に半透明の白い紋があります。胴には黄色いバーが2本あります。幼虫はギシギシなどの雑草を食べるそうです。長さ3cm位の小さな蛾です。
朝焼けや たなびく雲に 目をこする(遊仙)
朝焼けは夏の季語です。朝焼けの目覚めの句です。
キク科のヒメジョオンです。鋸歯のない葉で冠毛は短いです。葉は茎を抱いていません。北アメリカ原産で明治時代に渡来したとのこと。気温が下がって、大分寒くなりました。
散歩道 風に向き合う 野菊晴れ(遊仙)
小寒い秋風に揺れる野菊です。
横穴式の洞穴のやぐらです。供養塔、納骨窟として使用されました。13-14世紀に鎌倉を中心に作られました。これは神武寺の山やぐらです。南向きのものが多いです。覚園寺には規模の大きな百八やぐらがあります。逗子市名越のやぐら群も有名です。
ハエドクソウ科のハエドクソウです。根っこを煎じてその毒でハエを退治します。こんな植物にも毒があるのですね。ちっちゃな花が咲きます。すこし涼しくなりました。湿気は相変わらずですが。神武寺の裏参道で撮りました。
へひり虫 腹いっぱいを 吐きにけり(遊仙)
カメムシはその臭いで嫌われています。
アカネ科のニセジュズネノキです。対生で赤い実が生ります。針は5mm位です。本州から沖縄まで分布しています。神武寺で撮りました。長さ5cm位の葉です。根っこが数珠状でないことからニセと名前が付きました。別名「オオアリドオシ」ですが棘は「アリドオシ」に比べて短いです。ややこしいです。