マメ科のアメリカデイゴです。別名海紅豆(カイコウズ)と言います。アルゼンチン、ブラジル原産とのこと。真っ赤な花が強烈なインパクトを与えます。昔、新橋駅前に植栽されていました。ある日伐られてしましました。田町の駅前にもレッドオークの街路樹がありましたが、いつの間にか桜に代わってしまいました。街路樹には、いろいろな思い出がくっついていますので、なくなると少し残念な気持ちです。
モクレン科のホオノキです。大きな葉で30cm位あります。ホオノキは真っ直ぐな木で枝が少ないです。これは冬芽でしょう。Uターンする変な大型台風が近づいています。大分県の大分をなぜ「おおいた」と読むのかを考察します。奈良時代ごろ、大分は「オオキタ」と言う大分団という神社がありました。大分は「おおわけた」→「おおわきた」→「おおきた」→「おおいた」と変化して大分が「おおいた」と読むようになったと考えます。いろいろ調査しても納得の行く説明がないので、自分で推察してみました。
キク科のヒヨドリバナです。頭状花序で先端に2-4個の花をつけます。全体には散状花序です。葉は2枚の対生です。日本全土に自生しています。秋の七草のフジバカマは葉が3枚です。フジバカマは中国からの帰化植物です。秋には、ヒヨドリバナの方が目につくポピュラーな植物です。そろそろシロヨメナも咲き始めました。
ヤママユガ科のヤママユ(ヤママユガ)です。コナラ、クヌギ、シラカシ、アラカシ、クリなどが幼虫の食草です。冬には葉の落ちた梢に空の金色に輝く繭が見られます。このヤママユガが作ったものです。金色の絹が採れるので飼育したそうです。枯葉と間違えてつまんだらヤママユガでした。敵はびっくりしてアラカシの林に飛んで行きました。飛んで行って留まったところを撮りました。もう一つはタイヤに留まっているところです。2個しか見えませんが、4枚の羽に丸い紋があります。
ヤナギ科のコリヤナギです。別名コウリヤナギです。行李をこれを編んで作りました。細長い葉が特徴です。朝鮮半島が原産とか。真ん中の白い線がきれいです。挿し木で増やしました。イヌコリヤナギは園芸種でコリヤナギではないと言う意味です。
ユリ科のシンテッポウユリです。タカサゴユリとテッポウユリとの交雑種とのことですので、タカサゴユリ(台湾ユリ)の特徴の花に赤紫のスジがあります。花が上向きもタカサゴユリの特徴です。花が咲いた後種ができます。球根もありますが。種子でも繁殖します。1970年代ごろから分布が広くなったそうです。最近いたるところで見られます。
マメ科のヤマフジです。ツルが左巻きなのでこれはヤマフジです。ノダフジが多いのですが、久々の発見です。ちょっと来いちょっと来いとコジュケイの声が聞こえます。鶏の原種です。手つかずの自然の中に本当の自然があるように最近感じます。
コミカンソウ科のナガエコミカンソウです。再掲します。長い柄に実がついています。公園を散策して最近この植物を見つけました。以前からあったと思いますが、気が付きませんでした。雑草はそんなものです。昨日は台風一過で猛暑がやってきました。囲碁教室は10名の生徒でした。
ブナ科のスダジイです。今から堅果(どんぐり)が実っています。葉の裏は金色です。褐色の鱗片状の毛が密集しています。このどんぐりが成長するのに2年かかるはずなのですが、今年も実っています。台風が同時に3個も発生しました。
セミ科のミンミンゼミです。カナカナ(ヒグラシ)、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミなどの大合唱です。そろそろツクツクボウシも鳴き始めました。
かなかなや台風の雨強くなり(遊仙)
いっぺんに3個の台風がやってきました。興奮した競技の続いたオリンピックもようやく終わります。