森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

十両 千両 万両

2005年11月30日 | Weblog
常緑低木のセンリョウ科の千両、やぶこうじ科の十両と万両です。
十両は「やぶこうじ」ともいいます。
千両は、赤い実が上向きについています。
万両は、実が下向きについています。従って千両の方が
鳥に食べられやすいそうです。
他に、一両はあかね科の「あり通し」です。
百両はやぶこうじ科の「カラタチバナ(唐橘)」です。

小春日の 赤い実照らす やぶこうじ(遊仙)

常緑で赤い実は縁起がいいとされています。
十両

千両

黄色の千両

万両
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いいぎり

2005年11月30日 | Weblog
飯桐科の落葉高木です。
大きな葉っぱに飯を盛ったようです。
ブドウのような赤い実がつきます。
津久井湖の湖畔でみつけました。
桐の仲間です。
赤い実の樹がこんなに沢山あるとは知りませんでした。

秋空に いいぎり聳ゆる 筑井城(遊仙)

いいぎりの実(二俣川こども自然公園)
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やぶむらさき

2005年11月29日 | Weblog
くまつずら科の落葉低木です。
葉っぱは、ビロード状の手触りで、ムラサキシキブと区別できます。
全体に星状毛があります。
藪紫の実は紫色でうつくしい。

秋空に ヤブムラサキの 映え渡る(遊仙)

ちょっと控えめな、奥ゆかしい「やぶむらさき」です。
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ふゆいちご

2005年11月29日 | Weblog
バラ科キイチゴ属の冬いちごです。
冬に果実が熟します。
葉は円形で3-5裂で細かい鋸歯があります。
常緑つる性低木です。

食べてよし 見てよきつるの 冬イチゴ(遊仙)

おいしい実です。
横浜線橋本駅下車 津久井湖の城山でみつけました。
 
ふゆいちご(神武寺)
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ときわはぜ

2005年11月28日 | Weblog
ごまのはぐさ科の「ときわはぜ」です。
「おおいぬのふぐり」も仲間です。
この仲間はいづれも可憐な装いです。
花の形は「らん」に似ています。
小さい花で、雑草の中に埋もれています。
花の大きさはせいぜい、7mm位です。

楚々として 気品をたもつ ときわはぜ(遊仙)


このような花に巡り会ったとき、どこかに置き忘れてきたような
懐かしさをなんだか感じます。
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はもぐりばえ

2005年11月28日 | Weblog
長さ2mm位の「はもぐりばえ」の幼虫の食痕のあとです。
害虫ですが、「絵描き虫」とも言われています。
珍しいので撮ってみました。
薄い葉っぱの中に入るのですから、余程小さい幼虫なのでしょう。
迷路のようで面白い。園芸では害虫なので駆除します。
ここでは、純粋な観察です。

葉にもぐり 林の中の ピカソかな(遊仙)



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つまぐろひょうもん

2005年11月27日 | Weblog
スーパーの園芸植物売り場の花にとまっていました。
毒のある蝶として鳥達が敬遠する「かばまだら」にそっくりだそうです。
一種の擬態です。
前羽に白いたすき掛けがみられます。

たべられぬ つまぐろひょうもん 擬態かな(遊仙)


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ほしはじろ

2005年11月25日 | Weblog
横須賀の軍港の冬鳥です。(ベルニー公園より)
目が赤く、頭が茶色、白い羽根とくちばしという特徴を持っています。
「きんくろはじろ」、「ゆりかもめ」と遊んでいました。
「いそひよどり」もいました。
潜水鳥で20-30秒位水草や魚を求めて潜っています。
垂直にもぐりどこから出てくるのかみつけるのに苦労します。
冬の港は、渡り鳥が飛んでくるのでなかなか にぎやかです。

どこ行った 潜水どりの ほしはじろ(遊仙)

ほしはじろ

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くすのき

2005年11月24日 | Weblog
暖温帯の常緑樹の[くすのき]の紅葉です。
楠または樟と書くようです。
春に新芽が出る前に今年の葉は落ちてしまいます。
葉っぱの寿命は1年です。
常緑樹はみんな「ゆずりは」だと言ってもよさそうです。

落葉樹も常緑樹も1年に1ヘクタール当たり3-4トンもの葉っぱを
地面に落としているそうです。
更に葉っぱの面積は、占有している地面の面積の3-4倍だそうです。

くすのきの紅葉も部分紅葉で、意外に美しいものです。

クスノキの 補色の妙の 赤さかな(遊仙)
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お茶の花

2005年11月24日 | Weblog
つばき科のお茶の花です。
最近、街中では、珍しくなりました。
お茶の分類もおもしろいです。
緑茶(発酵させていません、お茶の総称です。)
煎茶(一番茶:立春から88日目に摘みます)この仲間に玉露、抹茶があります。
番茶(2番茶、3番茶:夏以降に摘みます)

煎茶立て 八十八夜 茶摘かな(遊仙)


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