森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

トウゴクシダ

2011年12月31日 | Weblog

オシダ科の「トウゴクシダ」です。最下羽片の第一小羽片の長さが第2小羽片より短いか同じ位であることが特徴です。ベニシダに似ています。名前は尾張の東谷山で発見されたことに因ります。いよいよ大晦日で明日は元旦です。ただ事でないことがあった2011年も終わろうとしています。感無量です。

「正月は(元旦や)冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」は一休さんの作と伝えられていますが、元の歌は、

「門松は冥途の旅の一里塚、馬駕籠もなく泊まりやもなし」

一休さんは、くそ真面目精神を笑った、自由、反骨、解放の思想が庶民に受けました。

 

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ヘラシダ

2011年12月30日 | Weblog

イワデンダ科の「ヘラシダ」です。長さは20cm位です。関東南部から沖縄まで分布しているそうです。これは箱根入生田で撮りましたが逗子市の神武寺でも見られます。冬の到来で野山や庭の木々や草が静かになっているような感じがします。広葉樹はその葉を落として茂っていたときには見えなかった建物が見えるようになりました。林道も明るくなってきました。冬らしい季節になりました。

何事も「らしさ」と言うのはいいです。プロはプロらしくあるべきです。信号で左折する車を譲ったらその車の後ろのバスの運転手さんがこちらにありがとうと挨拶をされました。この運転手さんはその職業に誇りを持っているのだなと嬉しくなりました。どのバスの運転手さんも挨拶をされます。多分教育されておられるとおもいますが。バスの運転手さんはプロです。清々しさを感じました。

 

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ナガバヤブソテツ

2011年12月29日 | Weblog

オシダ科の「ナガバヤブソテツ」です。箱根入生田で撮りました。やや葉が長いのが特徴です。1月29日年末の休みに入りました。新年はボンクラーズと言う将棋のソフトと米長元名人の対局があります。チェスはコンピューターソフトが勝っています。さてどちらに軍配が挙がるでしょうか。ソフトが勝つとプロ棋士のあり方が変わりそうです。特に指導将棋などはソフトとの対局で良いということになりかねません。米長さんは最近弱くなったとおっしゃっていますが負けた時の布石なのでしょうか。人間が勝って欲しいところもあります。

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マツザカシダ

2011年12月28日 | Weblog

イノモトソウ科の「マツザカシダ」です。オオバノイノモトソウの仲間と言う人もいます。白い斑の入っているものとないものがあります。これは箱根入生田で撮りました。美しいシダの仲間です。横浜自然観察の森でも見られます。芝刈りに遭って刈り取られているかも知れません。

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ミゾシダ

2011年12月27日 | Weblog

ヒメシダ科の「ミゾシダ」です。葉身は長楕円形で羽片には柄がありません。ソーラスは葉脈に沿って長楕円形につきます。溝の近くに生えているので溝シダになりました。葉質は柔らかい紙質です。箱根入生田で撮りました。

丁寧に 朝日がとどく 実南天(黛執)

メギ科の南天は難を転ずると言われるおめでたい植物です。今頃は赤い実が生っています。

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シュウブンソウ

2011年12月26日 | Weblog

キク科の「シュウブンソウ」です。秋分草と書きます。葉の先端が枝の下側に向いて下がるのが特徴です。関東以西九州など暖かい所に分布しているそうです。筒状の花です。これは箱根の入生田で撮りましたが、逗子市の神武寺でも見られます。今年と来年は31日と1日が土曜と日曜日なのでサラリーマンの休日が少ないのが残念です。

カレンダー 残り五日の 師走かな(遊仙)

「一年は早いねえ」という会話が聞こえます。

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ゲジゲジシダ

2011年12月25日 | Weblog

ヒメシダ科の「ゲジゲジシダ」です。葉に毛があり、触るとさらさらしています。シダは先ず手のひらで触ってみることが大事です。今日はクリスマスです。子供の頃は24日の深夜ミサにあずかるために教会に行っていたものです。キリストの生誕に因んだ演劇が催されたりしました。ひとりの人の誕生日を亡くなった後でも祝うというのは理にかなっていると思います。

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シロウリガイの化石

2011年12月24日 | Weblog

鎌倉天園の「シロウリガイ」の化石です。大きさは10cm位の二枚貝です。この場所が昔海の底にあったということを物語っています。シロウリガイは硫黄成分の熱水の吹き出す場所で棲息する生き物です。逗子市池子のシロウリガイの化石も有名ですが鎌倉にもあったのです。ノジュールの岩の中にシロウリガイの化石が沢山見つかります。年代的には260万年前よりも新しいようです。

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ハナショウガ

2011年12月23日 | Weblog

ショウガ科の「ハナショウガ」です。もともと熱帯に分布するものです。この植物の精油成分「ゼルボン」が抗菌、抗ガン作用があるのではないかと研究されています。ハワイではシャンプーに使われているとか。紡錘形の赤い苞がなります。高さ1m位で花はショウガにそっくりです。これは大きな葉っぱだけです。どういうわけか箱根の入生田で見つけました。多分誰かが栽培のためにここに植えたのでしょう。今日は天皇誕生日で全国的にお休みです。

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ガーネットテフラ

2011年12月22日 | Weblog

258.8万年前のガーネットテフラです。ここから上の層が第4紀です。鎌倉で撮りました。ガーネットは石榴石のことですが、ここで見られるガーネットの大きさは0.1mm位です。ルーペで見ると赤い粒が見られます。近くの小川の砂をパンニングしても見つけることができます。テフラとは火山灰のことですが、この火山灰は多分丹沢の火山から降って来たと考えられます。第4紀は人類の世紀です。このテフラの層から上が上総層群の浦郷層、下が三浦層群の池子層です。今日は冬至です。夜が一番長い日です。柚子湯の日です。

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