キンポウゲ科のリュウキンカではないかと思っています。田越川沿いに丸い葉っぱの黄色い花です。花は金色に照かっています。今まで気が付きませんでした。水辺の植物です。湿地帯に分布する植物です。有毒なので食べられません。早春の花です。
マンサク科のマンサクです。リボン状、ひも状の黄色い花です。「まず咲く」や豊年満作からこの名前になったとか。いずれにしても早く咲きます。葉は広くて大きいです。花の後から出てきます。よく見れば変わった形の花です。
バラ科のヤマザクラです。日本の野生の桜です。花と葉っぱが同時に出ます。これはヤマザクラの樹皮です。横に筋があります。春には幾筋も谷戸のある里山一面がヤマザクラで白く化粧されます。そのときは、これが日本の春なんだと感慨ひとしきりです。これも薪炭林だったんです。
カバノキ科のオオバヤシャブシの樹皮です。ぼこぼこに剥がれる木肌です。海岸植物です。窒素固定の能力があるので肥料の効果があります。寿命は20年位だそうですがここの樹木はすでに25年以上経過しています。昨日は二十四節気で雨水(うすい)でした。美しい言葉です。そこで雨水の句を3句
満開の梅に目白の雨水かな(遊仙)
沈丁花香る空気の雨水かな(遊仙)
振り返るそこにぞ香る沈丁花(遊仙)
そこはかとなく花の香る雨水です。