森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

いわうちわ

2006年04月29日 | Weblog
岩梅科の岩団扇です。
いわうめ科なんて知らなかった。
葉は、光沢があって丸い団扇(うちわ)のようです。
花は「ぎざぎざ」の淡い紅色です。
常緑多年草だそうです。

いわうちわ いまだ薄紅 落とさざる(遊仙)

縮緬の清楚な花びらが印象的です。
撫子にも似ています。

「いわうちわ」の花2006.4.22
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エサキモンキツノカメムシ

2006年04月28日 | Weblog
背中にハート型のマークがあるのが特徴です。
これの雌は、幼虫が成虫になる前の2齢まで
お腹のなかに抱えて敵から守っています。
子供を特に大切にするカメムシとして有名です。

子煩悩 えさきもんきつの かめむし(遊仙)

どんな虫でも子煩悩だと思いますが。
2006.4.22
比較的よく見かけるカメムシです。

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キクザキイチゲ

2006年04月27日 | Weblog
キンポウゲ科の「きくざき(菊咲)いちげ(一華)」
または「きくざき一輪草」です。
はなびらが菊のように分かれています。
花びらは、本当はガク片です。
葉は、細かく裂けています。
いわゆる、一輪草(いちりんそう)の花は
5枚のはなびらです。
2006.4.22

一隅(いちぐう)を きくざきいちげ 灯すかな(遊仙)
なかなか、可憐な花です。

「きくざきいちりんそう」
これから花が開きます。

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ショウジョウバカマ

2006年04月27日 | Weblog
ゆり科の「しょうじょうばかま」です。
葉は「袴」にたとえられます。
「しょうじょう」とは中国の赤い顔の猿に似た
想像上の動物のことだそうです。
2006.4.22
花はピンク色です。
野山に自生しています。

想像の しょうじょうばかま 名づけられ(遊仙)

草木の名前は、人間の豊かな想像力の賜物です。

「しょうじょうばかま」
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ミツガシワ

2006年04月26日 | Weblog
リンドウ科の「みつがしわ」です。
200万年前の氷河期に湖沼に生えていたそうです。
遺存植物(生き残り)というそうです。
花は下から上に咲いていきます。
葉っぱが3枚あるのが特徴です。
2万年前の地層からもこの植物の種が
見つかっています。
約1万年前に氷河期が終わり、今は
氷河期と氷河期の間の間氷期だそうです。
氷河期の周期は4-10万年だそうです。
どのようなメカニズムで氷河期が来るのかは
まだ、判っていないようです。

マンモスの ご馳走だった みつがしわ(遊仙)

沼のみつがしわ(2006.4.23)

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ライラック

2006年04月25日 | Weblog
モクセイ科の英語名「ライラック」です。
フランスでは「リラ」というそうです。
花びらは4枚の落葉低木です。
香りの良い花だそうです。

風まかせ リラの花咲く 丘に立ち(遊仙)

これも、さわやかな風とともに春を告げる
花です
薄紫の色合いがなんとも言えません。

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グイマツ

2006年04月24日 | Weblog
2万年以上前の氷河期に栄えた「ぐいまつ」です。
千島・樺太に自生する「とどまつ」の一種です。
松ぼっくりがかわいく赤みを帯びています。
石器時代の人が狩をしていた時代の松です。

氷河期を 生きた化石の ぐいまつや(遊仙)

厳しい自然を生きてきたとは思えないような
可憐な花です。大きさは4cm位です。
針の葉もやわらかいです。
「グイマツ」のまつぼっくり(2006.4.23)


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ユリオプスデージー

2006年04月14日 | Weblog
キク科のユリオプスデージーです。
ユリオプスとはギリシャ語で「大きな目を持つ」
という意味だそうです。
花は、マーガレットに似ています。
1972年34年前にアメリカから輸入されたそうです。
横須賀市のアベニュー公園に咲いていました。
葉っぱの形が変わっています。
葉と茎に白い毛が生えています。
ユリオプス アメリカ生まれの 菊のはな(遊仙)

目立つ大柄の菊です。
ユリオプスデージーの葉(2006.4.13)

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はなずおう

2006年04月14日 | Weblog
豆科の落葉低木です。
比較的大きな鞘に実がなります。
甲州の武田神社の裏にもありました。
赤紫の小粒の花が沢山咲きます。
葉っぱは大きいです。
これは、第一運動公園の2m位の木です。
これから咲く花芽が密集しています。
珍しい形です。(2006.3.15)
これもまず花が咲いて、それから葉がでます。
花が咲いたら掲載します。

つぶつぶの あずきの如き はなずおう(遊仙)

せっかく、美しい花が咲くのに、
雑木と間違えられて、ぶちぶちに
伐られているのをみますと無残です。
最近、明るい住環境を作るために、落葉広葉樹に対しても
強剪定をしているのをみかけますが、自治体も
もう少し樹木への思いやりを持って欲しいと思います。
植える密度を考慮して、もっとのびのびと樹木が
生長できるようにして欲しいと思います。
2006.3.28の「はなずおう」の花です。

「はなずおう」の花が咲きました2006.4.9
豆科の花の形です。


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わすれなぐさ

2006年04月13日 | Weblog
ムラサキ科の勿忘草(わすれなぐさ)です。
花の真ん中が黄色いのが特徴です。
「やまるり草」は、花の中心が白です。
花びらは、美空色、空色、青色、青空色、瑠璃色
青紫色、コバルトブルーです。
英名は、forget me notだそうです。
逗子市亀ヶ岡神社の境内にて2006.4.9
根生葉はロゼット状になります。

なわすれそ 忘れな草の ものがたり(遊仙)

「なわすれそ」とは「勿忘そ」で
「忘れるな」という意味です。
茨城県と福島県の県境の「勿来の関」と同じです。
勿来(なこそ)は「来るな」という意味です。
ドイツに忘れな草にまつわる悲恋の物語が
あるそうです。
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