ムラサキ科のキュウリグサです。ワスレナグサの花に似ています。ヤマルリソウもワスレナグサもムラサキ科です。花の咲き方に特徴があります。下の方から上に向かって咲いていきます。先の方に沢山の蕾があり湾曲しています。葯が黄色いのも特徴的です。葉っぱを揉むとキュウリの匂いがすると言われています。
春深し 普段着の花 きゅうりぐさ(遊仙)
これといった装いをしない雑草ですが、忘れ勿草に優るとも劣らぬ美しさです。
春深し 普段着の花 きゅうりぐさ(遊仙)
これといった装いをしない雑草ですが、忘れ勿草に優るとも劣らぬ美しさです。
キンポウゲ科の「オキナグサ」です。花が咲きました。黒いチューリップとも呼ばれているそうです。全体に白い毛があります。実は白毛状のはぐまのようでこれを老人の髭になぞらえて翁草という名前になったそうです。
万葉集(3508)に歌があります。
芝付(しばつき)の三浦崎なるねつこ草 相見ずあらば 吾(あれ)恋ひめやも
ここで「ねつこ草」がこの「オキナグサ」のことだそうです。
ねつこ草のように互いに会わなかったら私はこんなに恋焦がれようかという意味です。野山の草との出会いが大切です。
「ねつこ草」は「寝っ子」からきているようです、花が下向きだからでしょうか。寝ている子どものように見えたのでしょうか。
花の名前の由来を想像するのも面白い。
万葉集(3508)に歌があります。
芝付(しばつき)の三浦崎なるねつこ草 相見ずあらば 吾(あれ)恋ひめやも
ここで「ねつこ草」がこの「オキナグサ」のことだそうです。
ねつこ草のように互いに会わなかったら私はこんなに恋焦がれようかという意味です。野山の草との出会いが大切です。
「ねつこ草」は「寝っ子」からきているようです、花が下向きだからでしょうか。寝ている子どものように見えたのでしょうか。
花の名前の由来を想像するのも面白い。
メヤブソテツです。湘南平で撮りました。
羽片の基部に鋭い耳型の突起があるのが特徴です。ヤブソテツの仲間は、葉に光沢が無いのが「ヤマヤブソテツ」です。光沢があるのが、「オニヤブソテツ」と「ヤブソテツ」です。「オニヤブソテツ」の葉っぱの先には鋸歯がありませんが、「ヤブソテツ」には鋸歯があります。これは「ヤブソテツ」の中の「メヤブソテツ」です。
今日も雨ですが、一雨ごとに木々の緑が濃くなっています。
はるかまで 潮の引いたる 岩場かな(遊仙)
大潮の今日、はるか沖まで付加体が見えます。
付加体とは、地球のプレートの上に載っかったごみがブルトーザーの前の土砂のように日本列島に押し付けられたものです。
羽片の基部に鋭い耳型の突起があるのが特徴です。ヤブソテツの仲間は、葉に光沢が無いのが「ヤマヤブソテツ」です。光沢があるのが、「オニヤブソテツ」と「ヤブソテツ」です。「オニヤブソテツ」の葉っぱの先には鋸歯がありませんが、「ヤブソテツ」には鋸歯があります。これは「ヤブソテツ」の中の「メヤブソテツ」です。
今日も雨ですが、一雨ごとに木々の緑が濃くなっています。
はるかまで 潮の引いたる 岩場かな(遊仙)
大潮の今日、はるか沖まで付加体が見えます。
付加体とは、地球のプレートの上に載っかったごみがブルトーザーの前の土砂のように日本列島に押し付けられたものです。