森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ヤマコウバシ

2009年12月29日 | Weblog
クスノキ科の「ヤマコウバシ」です。秋には黄葉しますが、葉が枝から落ちないのが特徴です。ヤマコウバシの冬芽を撮りました。葉が落ちないわけが判りました。
葉の柄の中がまだ緑色だったのです。そうです、まだ生きているのです。
離層が未だできていないのです。いづれは落ちるのでしょうが何時ごろでしょうか。観察してみたいとおもいます。12月はまだついています。

葉脈は繊細な感じです。

葉柄の真ん中が緑色です。

こんな所を詳細に観察できる人がいらっしゃることにも驚きます。
同じ見るにも見方と言うものがあるようです。そしてその見方はそれぞれが生み出していくもののように思います。それは、ひらめきであり独創的な事柄のようです。教えていただくのが一番楽ですが自ら発見する喜びも大切です。動植物の生態観察の楽しみでもあるのでしょう。
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ミゾシダ

2009年12月28日 | Weblog
ヒメシダ科の「ミゾシダ」です。溝に生えるからミゾシダとなったようです。
ソーラスが葉脈に沿って線状についており、このソーラスが膜でおおわれてなく裸のままであることが特徴です。
似ているシダに「シケシダ」がありますが「ソーラス」が膜を被っています。

葉の裏です。ほこりのようなのがソーラス(胞子嚢)です。

胞子嚢とは胞子が沢山入った袋のことです。


戦争が 廊下の奥に 立ってゐた(渡邊白泉 昭和14年26歳)
戦争の本質とその恐怖を表現しています。戦争の反対語が平和なんですね。
今でも戦争が起きています。人間の英知が必要なときです。

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フモトシダ

2009年12月27日 | Weblog
コバノイシカグマ科の「フモトシダ」です。裏の二子山で撮りました。どこにでもあるシダです。羽片と軸の付け根の小さい羽片の形が涙のような形をしているのが特徴です。

ソーラスは丸く羽片の縁寄りについています。
二子山からの富士山です。手前の島は緑の江ノ島です。
ジョウビタキやメジロが飛んでいました。冬の雑木林です。

主の祈り
天にまします我等の父よ・・・(私達の親に話すように語りかけています)
願わくは御名の尊とまれんことを・・・(神が賛美されますように)
御国の来たらんことを・・・(神の真理と恩恵が全人類に及びますように)
御旨の天に行われるる如く地にも行われんことを・・・(神の愛と掟が守られまように)
われらの日用の糧を今日われらに与えたまえ・・・(必要な物質的、精神的な糧を与えてください)
われらが人に許すが如くわれらの罪を許したまえ・・・(ひとの過ちを許します)
われらを試みに惹きたまわざれ・・・(誘惑から守られこれに打ち勝つ力を与えてください)
われらを悪より救いたまえ・・・(人間は弱い存在であるので助けてください)
アーメン・・・(ヘブライ語で「そうでありますように」という意味です)
祈りの本質を表しています。この宇宙には、優勝劣敗、弱肉強食の動植物とは違って、人間があるべき姿と言うものが在るように思います。祈りには沈黙ということも大事です。人間には、岩石にはない心があります。これは宇宙の不思議と言っても過言ではないでしょう。しかしこの銀河にも本当は心があるのかも知れませんね。さて、「歌の力」の歌声を聴こう。

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クズの実

2009年12月26日 | Weblog
マメ科の「クズ」の実です。
毛むくじゃらの実です。高い所についています。種を遠くへ飛ばすためでしょうか?しばらくこれがクズの実であるとは知りませんでした。
大きな3出葉があれば直ぐにクズだと判るのですが。

来年はマザーテレサ(1910年生)が生まれて100年になります。清貧、貞潔、服従という三つの誓願に加え、第四の誓願を立てました。それは「全身を尽くして、貧しい者の中のもっとも貧しい者に、無償の奉仕を差し出すこと」です。
物質的に豊かな国には精神的貧困すなわち孤独、愛の欠如があり、これは物質的貧困よりも解決することがはるかに難しいとマザーテレサは言っていました。


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オオバノイノモトソウとイノモトソウ

2009年12月25日 | Weblog
イノモトソウ科の「オオバノイノモトソウ」と「イノモトソウ」です。
軸が細いのが「オオバノイノモトソウ」で軸に翼があるのが「イノモトソウ」です。井戸の側にあるので「井の許草」と名づけられたようです。栄養葉と胞子葉があり、胞子葉の辺縁(葉の縁(ふち))に線状に茶色い胞子がつきます。これは葉の縁が枯れているのではありません。
「オオバノイノモトソウ」です。

「イノモトソウ」です。

クリスマスなので、今日は、旧約聖書ヨブ記1-21の
「主与え給う 主うばい給う 主の御名は讃えられかし」

新約聖書のフィリピの信徒への手紙1-21の
「けだしわれにとり 生くるはキリストなり 死ぬるは益なり」
これらの言葉は実に含蓄が深いです。この意味を考えるひと時を持つのもいいものです。今年の紅白歌合戦のテーマ曲「歌の力」はいいです。アンサリーさんの澄んだ声で歌って欲しいものです。
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オナガガモ

2009年12月24日 | Weblog
ガンカモ科の「オナガガモ」です。雄は首が白く頭に白い切れ込みがあります。雌の嘴は黒いです。鳥の世界は雄が派手で、雌が地味なのは何故でしょう。
これは金沢文庫の近くの称名寺の池で撮りました。冬鳥が沢山飛来していました。
マタイによる福音書25.40「わたしの兄弟であるこの最も小さい者にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」これは横須賀市衣笠病院のモットーです。


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ウシハコベ

2009年12月23日 | Weblog
ナデシコ科の「ウシハコベ」です。雌しべの先が5つに分かれています。
「ハコベ」は3つに分かれています。こんな花にもいろいろあるのですね。
小さな花ですが美しいです。紅白歌合戦のテーマソング「歌の力」ではありませんが「花の力」です。

葉っぱも「ハコベ」よりも大きいそうです。

心の貧しい人々は幸いである 天の国はその人のものである
(マタイによる福音書5-3:福音とはキリストの声です)
新約聖書は逆説的表現が多いです。これも自分の心が貧しいということを認識している人は神から祝福を受けるという意味だと思います。往々にして自分の心は美しいと思っていることが多いのです。キリスト教は「反省の宗教」ではないかと思います。
だから告解(告白)の秘蹟があるんだと思います。悔い改めるものをもっていることと悔い改めることこの二つが重要なのは現代社会の裁判にも通ずることです。


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トラノオシダ

2009年12月22日 | Weblog
チャセンシダ科のトラノオシダです。虎の尾っぽのようです。二子山で見つけました。長さは10cm位です。

葉の裏のソーラスはハの字になっているのが特徴です。

冬の山で常緑樹を除けば、青々しているのはシダぐらいのものです。鳥たちの姿が目に付くのは冬の山です。落葉樹の葉っぱが落ちて鳥が見やすくなっているからです。
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ホソバカナワラビ

2009年12月21日 | Weblog
オシダ科の「ホソバカナワラビ」です。

頂羽が長く伸びています。葉が硬いので鉄(かね)わらびという名前になりました。海岸沿いの照葉樹林内に分布します。「コバノカナワラビ」に似ていますが頂羽の形で区別します。
これは観音崎公園で撮りました。シダも長年眺めていると自然に徐々に覚えてくるようです。いづれにしてもその特徴を反復して覚えることが重要です。若干地味な植物ですので興味を持てるようになるのに時間がかかります。

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飛鳥Ⅱ

2009年12月20日 | Weblog
日本郵船の飛鳥Ⅱです。全長241m全幅29.6m総トン数50,142トン航海速力23ノット乗客数800名乗員数400名これはワンナイトクルーズ(横浜から清水)の飛鳥Ⅱです。観音崎大橋から撮りました。ここからは、いろいろな客船、軍艦、潜水艦、貨物船、タンカーが見られます。

向こう岸は房総半島です。

山里に 日の射しいてる 冬至かな(遊仙)

12月22日の冬至を境に一陽来復となります。一年で一番長い影が横たわっています。

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