まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

奈良「第六十回正倉院展」へ行ってきました!

2008年10月29日 | 奈良

昨日、携帯ブログ【カテゴリ】でお伝えしたように、奈良国立博物館で行われている「第六十回正倉院展」へ行ってきました。じっくりゆっくり見てこようと思っていたら・・・「まじくんも、奈良行きたい!鹿に会いたい!(T0T)」と、すがりつかれ(^^;)、まぁ、平日に連れて行けるのも今年まで(来年からは小学生)と、思い・・・まじくんも連れていくことにしました。

奈良へは京都から近鉄を利用すると運賃は610円、40分ほどで行けます。近鉄奈良駅には、臨時の観光案内所と、窓口で前売り券が売られていました。ここで買うと100円お得だし、正倉院展での券売の列に並ばなくてもいいので、多少早く入れます。なお、正倉院展の当日券は一般1,000円、大高700円、小中400円です。

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近鉄奈良駅から、歩いて約10分で、国立博物館へ到着です。私たちが着いたのは10:30頃でした。駅からたくさんの人が歩いていたので、待ち時間が心配でしたが、15分ほど並んで入ることができました。行列の途中に、読売新聞の特別号が配布されていました。並んでいる間、まじくんとそこに案内されていた正倉院のケータイクイズを楽しみました。正倉院に関する三者択一のクイズなので、子供でも楽しむことができます。展示物に関してのクイズもあるので、展示を見るときに興味が湧きます。

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今回で60回を迎える正倉院展は、18点の初出陳を含む69点が出陳されています。聖武天皇愛用の品や宝物、文書、日用品、珍品など様々な品が展示されていてます。毎回すごいなぁと思うのは、この時代の品は、他国では「出土」という風に、土に埋もれていて損傷が激しいものがほとんどなのに、正倉院にはその品が1300年も美しく保管されてきたということです。すごすぎます!(@Д@)

P1170213_2正倉院展は、人が多いし館内は暗めなので、すべての品を見るというのは、かなり根気が必要です。大人でも大変な見学を、小さな子連れでどう乗り切るか?が今回の課題でした。(^^;)まず、私たちは、入口で、音声ガイド(500円)を借りました。一般用(日本語・英語)とジュニア用が選べます。ジュニア用を選んで中に入りました。69点のうち24点が案内されています。内容は、子供でもわかるような内容になっています。一般用より声のトーンが明るめなので聞きとりやすいかもしれません。

展示は、宝物が一番よく見える目線や、保存に支障のない置き方がされています。子供には見にくい高さのものもあります。ただ、だっこして見せるような雰囲気でもないのです・・・。また、一般の宝物みたいにキラキラ光るものも少ないし、なぜたくさんの人が見るのか?理解しにくいかもしれません。実際に、大人が見ても「なんじゃこりゃ?」なんて、思うものもあります。(事前に解説文を読んだり、その時代の事や道具の使い方など想像を豊かにすると楽しめます)

それでも、まじくんとは、事前のケータイクイズに出た宝物や、新聞に写真が載っているものを中心に20点ほど見ました。後から、新聞やパンフレットを見た時に改めて話ができました。また、以外にも、まじくんが興味を示したのが「文書」でした。税納を記した文書に、自分が知っている文字を見つけて大喜びしていました。「あ!これ給食の給や!王っていう字もあるでっ!」「ほんとだねー。まじくんが知っている漢字は大昔と同じ形やねー。」「小学校行ったら、これ、みんな読めるようになるかもしれへんな!」・・そ、それは、無理かも。(^^;)

せっかく出かけたのに、子連れだったんで、半分も見れませんでしたが、十分楽しかったです。まじくんも、退屈しつつも1時間ほどは見学に付き合ってくれました。なお、昨年の様子は【前ブログ】にて。

この後は、お土産と博物館内のランチをご紹介します。次のブログにて。

奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/