さようなら原発足立3・8パレード
本日3月8日(土)午後1時30分~より西新井さかえ公園(アリオ西新井隣)で「さようなら原発足立3・8パレード」が開催されました。
集会ダイジェストビデオ(約10分)です。ビデオを見るには画像の再生ボタン(赤色)もしくは下記のアドレスをクリックして下さい。
集会の内容は以下の通りです。まず、文化行事は*合唱(つくしんぼ&ピースフラワー合唱団)*民謡(山縣三郎さん)*うたと演奏 *いろはカルタ(新日本婦人の会のみなさん) *合唱(ピースフラワー合唱団)が行われた後次のプログラムで行われました。
主催者あいさつ(呼びかけ人:吉田万三さん)*福島県出身の方の訴え*区内の若い女性の訴え*「脱原発」官邸前行参加者の訴え
*放射能汚染から子どもを守る会の訴え*集会アピール*黙祷*閉会あいさつ(呼びかけ人:島原孝さん)
参加者は公式発表はありませんでしたが、パレードが3つくらいになったので500人くらいの参加者はいたと思います。
30代前半のお母さんたちが放射能から子どもを守ってとあいさつしました。ビデオにも出てきます。
3.11、東日本大震災から3年目をむかえるこの日、福島県の医療関係者(民医連)の代表があいさつしました。
大島よしえ都議先頭にバレードする参加者、ビデオにもラップ調シュプレヒコールがありますよ
集会アピールは以下の通り
福島原発事故から間もなく3年を迎えます。福島県では放射能汚染によって、いまだに14万人もの方々が避難生活を余儀なくされ、生活・健康・将来不安は計り知れないものがあります。原発事故は収束どころか事故原因も明らかになっていません。放射性物質の放出、増え続ける放射能汚染水の流出は止まらす、除染も遅々として進んでいません。
原発の問題は、私たち足立区民にとっても、決して「対岸の火事」ではありません。区内でも存在が明らかとなっている「ホットスポット」の問題は、除染対策が区内の隅々にまで行き届いているわけではなく、今なお線量の高い地点が数多く残されているとの指摘もあるなかで、とりわけ小さなお子さんをもつ親たちの間に不安が広がっています。内部被曝への不安と、学校・保育園給食などの食材の放射能測定を求める声は切実なものとなっています。
また、首都圏の周囲には今なお数多くの原発が存在しており、これらの原発のうちのどれか一つででも福島のような事故が再び起きれば、足立区をも含む首都圏全域に絶望的な影響が及ぶことは避けられません。
原発事故を再び起こしてはなりません。福島原発事故の教訓は、私たち人類が「命を代償とする原発」とは共存できないことを、そして、この国のエネルギー政策を抜本的に見直し、原発依存から脱却し、再生可能エネルギーを中心に据えた社会、安心・安全で持続可能な社会をめざすことを求めています。しかし、安倍政権は原発事故の反省や教訓も置き去りにして、エネルギー基本計画から原発ゼロ目標を放棄し、原発の再稼勤、輸出、核燃料サイクルなどを強行しようとしています。大企業のための経済成長を重視するあまり、福島原発事故はなかったかのような姿勢を強め、新たな「原発安全神話」を振りまこうとする安倍政権の暴走を許してはなりません。
今現在、日本では一基の原発も稼働していませんが、電力不足は起きていません。危険な原発は、日本にも人類にも必要ありません。子どもたちの未来に責任をもち、世界にこれ以上迷惑をかけないためにも、一日も早く「原発ゼロの日本」を実現させましょう。そのためにも、福島原発事故とそれによる被害を決して風化させす、安倍政権に対し「原発ゼロ」の政治決断を迫るたたかいを、全国の仲間・世界の仲間とともに、この足立から大きく前進させていきましょう。
右、決議します。
2014年3月8日 「さようなら原発足立3・8パレード」参加者一同