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「熱狂の日」音楽祭2012 サクル・リュス

2012-05-06 22:57:42 | 文化・芸術・映画

連休の最終日は2005年に始まったクラッシック音楽の祭典です。フランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭。
クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングも有名になってきました。私は2006年頃から参加しています。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012のテーマは<サクル・リュス>ロシアの音楽祭です。グリンカ、「リムスキー=コルサコフ、ボロディン、ムソルグスキーにはじまり、ロシアが誇る大作曲家であるチャイコフスキー、ラフマニノフ、20世紀の音楽界を飾るストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどです。

今回も公演は約350公演(内有料公演 150公演)約48万人の参加を見込んでいるというものです。私は5日の東京国際フォーラムAホールのチャイコフスキーバレエ組曲「くるみ割り人形」ほかを鑑賞しました。5000人の参加者の多くが子連れの若い方たちでした。

東京駅近くの丸ビルで行われたウィーン少年合唱団のミニコンサート(無料)にも参加しましたが、あまりの人が多くて、舞台が観れないほどでした。しかし、男子のソプラノ合唱はすばらしい演奏でした。

チャイコフスキーとロシア音楽展(無料)にも参加しました。丸ビルの7階でしたが、ここは割とすいていましたので、チャイコフスキーと人物、音楽などを知ることができました。私はチャイコフスキーがとても好きです。

音楽祭の広報大使を努めている東京外国語大学学長の亀山郁夫さんは「本音楽祭の「大使」役として、私は『チャイコフスキーがなぜか好き』という本を著した。そこでの狙いは、ロシア音楽に脈打つノスタルジー」の響きについて私なりの解説を試みることだった。ノスタルジーとは、故郷(ノストス)と痛み(アルゴス)の合成語で、故郷に帰ることのできない辛さ、痛さを表す。ロシア音楽が、私たちの心を深くとらえるその理由を、「故郷に戻れない痛み」に求めようとした。」と話す。さすが、東京外国語大学学長の発言だと思うが、私も同感できる感覚をもっている。

このイベントの紹介ビデオが以下のサイトでみれますよ。

http://www.lfj.jp/lfj_2012/about/article_07.html?id=nav