1 米国国家安全保障局(NCA) Google,、Yahoo,、Microsoft 、 Facebookの4社に金
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米国国家安全保障局は特務機関を追跡するプログラム「プリズム」に参加するインターネット企業に数十億ドルを支払った。ガーディアン紙が伝えた。この情報は同局の元職員、スノーデン氏がガーディアン紙に提出した資料にも基づいている。
スノーデン氏の暴露続く 英国秘密機関が中東のネット監視
同紙によれば、支払いを受けたのはGoogle,、Yahoo,、Microsoft 、 Facebookの4社。国家安全保障局のいくつかの行為が11年10月、違憲判決を受けた後、これらの企業は認証を出さざるを得なくなっており、今回の支払いはその支出を補填する目的で出されたもの。
スノーデン NSAの犯罪資料を公表
ガーディアン紙は支払いの正確な額は公表していないものの、インターネット企業に国税から支払いが行われたことについて、諜報機関とIT企業の間のつながりが浮き彫りにされたとコメントしたほか、またこの支出項目には「特殊な情報源とのオペレーション」という欄があること指摘している。
米当局 電子通信情報の収集 違法であると認める
これに対しYahooは、文書はインターネット企業と特務機関の間の協力の事実を証明するものではなく、支払いが行われたのは、政権はプロバイダーに対し、法に従いこのプロセスに要された支出はすべて補償する義務を負うからだと説明している。Facebookは、補償は一切受け取っていないとする声明を表している。
2 英国秘密機関 中東のネット監視 → こちら
英国の諜報機関は中東に秘密機関を有しており、電話の盗聴およびネット上でのやり取りを監視しているという。英国紙「インディペンデント」がエドワード・スノーデン元CIA職員が漏洩させた文書を引用して報じた。
スノーデン NSAの犯罪資料を公表
場所などについては明らかにされていないが、その機関は地下の光ケーブルから直接情報を収集しているとされており、その後、英国政府連絡センターに回されるという。
3 スノーデン氏「米マスコミは9/11同時多発テロ以降 政府の監視を止めた」 → こちら
米国特務機関による電子監視プログラムを暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン氏は、新聞「ニューヨーク・タイムス」のインタビューに応じ、その中で「2011年9月11日の同時多発テロ以降、米国のマスコミは、政府に対するコントロール機能を果たすのを止めた」と述べ、次のように指摘した―
「最大手の新聞や雑誌が監視を止めたのは、愛国的な気分が高揚していた時期に、愛国的でないと思われ、財政的損失を被るのを恐れたからだ。
まさにそうした理由から、自分は情報を、米国最大手の新聞・雑誌の関係者でなく、米国のドキュメンタリー作家ローラ・ポイトラス氏と英国の新聞『ガーディアン』のグレン・グリーンワルド記者に渡した。」
スノーデン氏のインタビューは、13日「ニューヨーク・タイムス」のインターネット・サイトに掲載された。新聞紙上には、18日の日曜版に出る予定だ。