昨年9月9日 白山比咩神社へお参りしてからちょうど1年経ちました。あの日は伊勢から入った台風が白山市へ抜けた日でもありました。夜行バスで金沢に朝到着 風と雨のなか レンタカーで向かいました。本殿が目に入ったとたん どうしても お祓いを受けねばならないという想いがわきおこり 宮司さんのおことばでなぜか二度 お祓いを受けることになったのです。お祓いを受けた直後 雲間から太陽の光がふりそそぎました。
白山比咩神社に参拝することがどんなことかは知っていました。容赦なく悪縁を断ち切る神 一見 不幸な現象がこれでもかこれでもかと降り注ぐこと.... 実際そのあと起きたことといえば 詐欺事件 裁判沙汰 実家の問題 母の認知症 怒涛のような不幸現象は今もつづいております。
良い縁も結ばれる...裁判で知り合った豊田先生はすばらしい方でした。整体の増井先生も。マキさんも。結貴さんも。
また悪縁と申しましても一概には言えず お互いに必要がなくなった縁が消え あらたな縁として結ばれるような気がしています。
3月から友人の誘いで整体をうけはじめました。語り部としてからだをつくりなおすことが目的でした。わたしの体は膝をはじめとしてかなりボロボロになっており 幾多の整骨院 病院 でもなおらなかったのです。ダイアナ妃の施術師 自力整体がかろうじて 痛みを軽減してくれました。
長年のくせにより骨と?筋肉にへばりついた筋膜をはがす 6歳の骨格 からだに戻すというその整体はともかく痛かった。わたしは痛いとは口にすまいと決めていました。けれども激痛につぐ激痛 頭の中眼の中が黄緑色の閃光で埋まる.... わたしは共感覚をもっており 痛みは黄緑 で感じます。ついには痛みに耐え兼ね12指腸潰瘍にまでなりました。それでもわたしは治療に通うことはやめませんでした。6月頃でしたが ふと 快感といいますかつつまれているようなあたたかさ感じるようになりました。....先生との信頼関係ができてきて この先生はわたしのからだを本気でなおそうとしているのだとわかり 痛みに身をゆだねることができるようになっていました。
7月19日 カイロプラクティックの機械の上に乗っているとき めきっと音がして左脇に痛みが走り 横になるとおきあがることができなくなりました。過去に経験があったので肋骨にヒビが入ったとわかりました。8月1日 先生にカイロはやめて という間もなく ふたたび同じところに激痛が走り しばらく呼吸さえままならず浅い息をついていました。それでも わたしは 先生をうらむ気持ちはまったく起きなかったのです。
そして ちょうどそのころ わたしは自分自身の変化に気づき 驚きました。わたしは周囲をおもんぱかり 決断をくだせないところ 情にほだされおぼれて断ち切れない性格の弱さ 先延ばしのくせを持っていたのです。それがいつのまにか消えていた。決断を即座にくだし 即座に行動が起こせる自分にかわっていたのです。
いったい なにが 起きたのか .... たどりついたのが これは筋膜リリースなのだ... 筋肉に記憶されていたトラウマの解消が起きたにちがいないという結論でした。筋肉が感情を記憶する これは ダイアナ妃のセラピスト石川先生が語っていたことばでしたし わたしは友人寺島ダリのバランスセラピーの施術で 幼いときの夜祭の光景を眼前に見て号泣したことがあります。その後わたしは少し自由に行動できるようになっていました。しかし 今回はソノレベルではありませんでした。ひとがどのような思考経路をたどっているか その声で以前より鮮明に理解するようになり 即断ができるようになり 変革のスピードが増したのです。そして先生の熱い思いを聞きました。「これは特別の整体なんだよ。医療なくしてひとを癒し元気にし 生きなおすことができる整体なんだよ。」
トラウマの解消....たちどまっているひとの背中をおすこと.... わたしは長年語りでそれをしたいと望んでいました。catari'catari'で14年もかけてつづけていたのがその1に書いたことです.....。わたしはある覚悟をもって 29日 奈良さんとのコラボに臨みました。「一語り部として立つ」 catari'catari'のメンバーへの捨てがたかった未練を捨てる .... 月姫秘聞 日高見国記 を聴いてくださった多くの方が 背中をおされた ... 前にすすむことができる... ただ涙を流してぬぐうこともいらないとわかった... なにかが溶けていった...と感想をのべてくださった.... しかし あつまられた方々はそれぞれ ひとのために生きることができる方々でした。語りとは 聴くひとの 受け手の想念のよるところ また 場 によることが多いのです。ですが整体は想念は選ばない。だれの背中も押すことができる catari'catari'でなしえなかったことが たちすくんでいるひとを再生にむかわせることができる....
9月1日 新月 わたしは申し込み きのう9月6日 整体をまなびはじめました。
なぜかはしらねど わたしは 友人玲子さん 響子さんとおなじく 癒し手への道を選びました。そして 今日7日は足掛け9年 横浜から通ってくれた玲子さんの整体の最終回でもありました。真夏も白金カイロで掌をあたためていた方も 肩があがらなかった方も 娘も 母も いま すこやかです。玲子さん ありがとう。あなたは わたしが 一語り部としてユニットを離れて語ることを望んでくれた。わたしはようやくくすんだ感情を手放し 歩き出した。伸衣さん あなたも 娘たちもそう望んでくれた。手放すこと それもまた ユニットの仲間たちへの愛だとわたしは気づきました。
怒涛はまだ消えやらず 押し流さんばかりに押し寄せる このさきに片づけるものを考えると 気がとおくなりそうですが わたしはわたしの参画するすべての組織において また家庭において 変革者 再生者であることをのぞみ 行動してゆきます。別れ 痛み すべて身に引き受け ことたま ひびき 施術というよみがえりの領巾を振りつづけます。
白山比咩さま 別名菊理姫さま もしかしたら 瀬織津姫さま ありがとうございます。
当時 通っていたimprove
http://e-esthe.mitsuketa.ne.jp/user/hiromi/20090512/index.html
白山比咩神社とは
http://ookuni.info/18_isikawa/001.php