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ウクライナ情勢が混迷しています。先月からウクライナ東部を中心に新ロシア派の蜂起や抗議運動が相次いでいますが、今度はウクライナの特殊部隊が新ロシア派に寝返りました。新ロシア派はウクライナ暫定政府側の役所や警察署を襲撃し、東部の4都市をほぼ完全に掌握したとのことです。地方都市のクラマトルスクでは治安部隊との銃撃戦も発生しており、このままではウクライナという国が分裂することになるでしょう。
ロシアはウクライナ南部のクリミア半島を併合しましたが、プーチン大統領の発言を聞いていると、ウクライナ本土は掌握する予定は無いようです。流石にウクライナ本土はかなり大きいので、制圧する手間と欧米諸国の反発を考慮すると、今は下手に動けないのだと思われます。
ただし、今後の情勢次第ではウクライナへの本格介入もロシアは示唆しており、全面戦争になる可能性もゼロではありません。
↓現地の様子
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